晴耕雨読を綴る。

3.11から考え方を変えた。液状化と直下型地震に脅える日々。自然の驚異を感じながらも、共生と調和を求めていく!

路線バスに引っ掛けられた。

2009-07-27 15:43:29 | 暮らし

 ある財政豊かといわれる市では、テーマパークを経営する会社が路線バスを経営している。当初少なかった路線も近年増加の一途をたどり、必要以上にその路線を増やし続けている。

 お年寄りの為に、おさんぽバスなどを走らせ、また一方通行の狭い道路にバス路線を増やしている。結果ははっきりしている。バスにかかわる事故の多発である。また、小泉政権下で行われた規制緩和によってタクシーも台数を増やしてきた。そのタクシーの客を奪う形で路線バスが跋扈している姿がある。

 経営破たん寸前の都市においては、病院経営もままならず、市営バスも市出先機関も職員も給与も減らさざるを得ない都市が増加している中で、こんな市民を苦しめる行政を見たことも聞いたことも無い。

 民間にできることは民間に!は一見いい響きである。当然のことであろう。しかし、これが行政と民間との癒着関係で政治が進んでいけば、なにやらおかしな結果を招くことになるであろう。

 今、当町(市)では、そこのけそこのけ市営ではなく市の補助による民間バスが、通るの様相を呈している。情けないやら、悔しいやらこんな市長はもう結構だ。ごみ処理問題で贈収賄事件に発展しかねた、あの町での話しである。