晴耕雨読を綴る。

3.11から考え方を変えた。液状化と直下型地震に脅える日々。自然の驚異を感じながらも、共生と調和を求めていく!

事件、事故が耐えない日本・何故なのか?

2011-08-23 09:53:08 | 暮らし
 戦前派であるわれわれ世代においては、それこそ無い無い尽くしの子供時代を送ったものだ。食べ物も無い、おもちゃも無い、スポーツ用品も無い、柔道、剣道はご法度、禁止されていたのである。

 そんな中でも良く遊んだ。蔦を使ってのターザンゴッコ、芋がらをまきつけた野球のボール、竹細工、木工細工など結構楽しく遊ぶすべを心得ていたものである。

 食べ物は日の丸弁当、梅干の影響でアルミ製弁当箱はすぐ穴が開いてしまう。米粒より炊き合わせたサツマイモのほうが多かったように記憶している。とにかくおなかがすいた。中には栄養失調によりおなかが膨れた子供も見受けられた。

 けんかも良くした。戦争ごっこもした。とにかく手に入るものを何でも利用していた。

 そんな中でも、泥棒やら、強盗やら、殺人など起こらなかったのは何故なのだろうか。特に、親が子を、子が親をとにかく身内のものを殺めることなど聞いたことも見たこともなかった。身内の殺人は尊属殺人であって、とにかく罪の重いことを聞かされていた。

 日本は単一民族だといわれる。神の国とも言われていた。海に囲まれていることが幸いしてか、どこにも侵略されること無く過ごしてこられた。移民も積極的には受け入れていない。

 ところが、不法侵入者が多いことも事実のようである。特に中国、韓国からの進入者が多いと聞くが、凶暴な事件が起きるようになったのもそんなことも影響しているのだろうか。

 自殺者も年間3万人を越えている。少子化だ。高齢化だと騒がれているが、その前に命の大切さを考えてもらいたい。命を絶つことは簡単である。しかし二度と生き返ることはできない。自殺も他殺もなくすことはできないのだろうか。

 今年の夏ももう少しで終わる。まもなく収穫の秋、実りの秋が来る。そして冬が・・・