晴耕雨読を綴る。

3.11から考え方を変えた。液状化と直下型地震に脅える日々。自然の驚異を感じながらも、共生と調和を求めていく!

ゴーン改革道半ばか?

2007-06-06 11:17:40 | 日記
 マツダが復活した。今期過去最高益を出し、今度は逆にフォードを助ける立場になっている。それに引き換え経営の神様、仏様とうたわれ、ゴーン改革とまで言われた日産が窮地に追い込まれている。

 その原因は、いろいろあり一つには合理化に次ぐ合理化で(人員整理、工場閉鎖、本社ビル売却等々)利益を生み出してきたともいう。その経営手法にしてもコミットメント経営とか何とかで進めて来たが、その根本が崩れ去ったように見える。

 しかし、物づくりメーカーが、生き延びるためにはその製品(自動車)が売れなければどうにもならない。また売れる車を作らなければどうにもならない。あの爆発的に売れたスカイラインは何処へ行ってしまったのか。名前だけが残り、この数年のモデルチェンジにおいても目を見張る車は出せなかった。あの車を開発したチームは、プリンス系の人たちであった。

 今、日産の車はちっとも面白くもないし、魅力も感じない。皆一つのコンセプトによって統一され、外見もテールランプの処理も、イメージも全く魅せるものはない。これでは売れないのが当然である。販売網或いは販売員の問題ではないことに早く気づかない限り復活は難しいであろう。


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