地震は日本の専売特許と思いきや、中国大陸でも大きな地震に見舞われることがあるのを知った。死者ならびに負傷者は何万人にも達すると思われる今回の大災害。心からお見舞いを申し上げたい。
そもそも中国の一般民家は、天日乾燥レンガ造りが多いはず、今回のようにな大規模な地震に襲われたとき、ひとたまりも無いはずである。しかし、今回の悲惨さは、学校が軒並み倒され、生き埋めの状態で被害にあった小、中学生が多かったことである。哀れというか国の政策の欠如、人命の尊さを軽視した結果であることを物語るものである。
今や世界の大国へのし上がってきた中国、まもなく開かれる北京オリンピック、その輝かしい裏では、貧困層の拡大と災害に対する弱体を見せ付けれてしまった。華やかに見える超高層ビル群、これらの耐震強度は何処まで考慮されているのかはなはだ疑問である。
つい先ほどまで、外部足場に竹を組み上げる光景が見られた。今ではさすがに無いと思われるが、建設工事の安全性にお金かけるよりも人命が軽く扱われていた事実もあったと聞く。
日本政府も早々に多額の支援金を決めたが、生存者の救出をいそがなければと思う。
オリンピックを契機として、公害対策と社会資本の充実に向けた大きな投資が必要であろう。軍備力増強に血眼になっているどころの話ではないはずだ。
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