晴耕雨読を綴る。

3.11から考え方を変えた。液状化と直下型地震に脅える日々。自然の驚異を感じながらも、共生と調和を求めていく!

博多のタクシー事故に関する私の疑問。

2016-12-05 14:00:37 | 注目の話題
 突然の事故にあい無残にも命を落とされた方々のご冥福をお祈りいたしますと同時に残されたご家族の皆さんに深甚なるお見舞いを申し上げます。特に小学二年生のお嬢さんが一人残されたことは非情、非業な事故であったことに間違いない。心の傷はなかなか癒えないとは言いながら、なんとか立ち直りを果たしてもらいたいと思う。

 このところ高齢者の逆走事故をはじめ連日のように高齢者による自動車事故が取り上げられている。今回の事故も64歳の運転手ということで、こちらも直ぐ高齢者によるブレーキとアクセルの踏み間違い事故と認識されそうである。ただ34年の運転経験があり仕事として毎日運転をされていた経験から単なる踏み間違いとみるのは早計ではないだろうか。

 私自身55年の運転経験があり、そのうち40年は連日相当距離を走っていた経験がる。78歳になる現在でもアクセルとブレーキの踏み間違い的なことは経験がない。無意識のうちにその時々に必要な操作をやっているつもりである。そして私のある経験を申し上げたいと思う。もしかして今回の事故も何らかの機械的不都合が起きていた可能性だってあるということである。

 まだ少ない事故情報しか発表されていないけれども運転手はシフトダウンしたということも言っている。それでもスピードは落ちなかったという。このあたりに問題があるように思われる。私の経験を言おう。

 某メーカーの乗用車で比較的新しい車でした。高速道路に入るとエンジンが猛烈な高速回転を始めてしまった。しばらくすると道路は渋滞、前には高級車ベンツが走っていた。ブレーキを思いきり踏んだ。それでもスピードは落ちない。ベンツには近づいていく万事休すと思い始めた。サイドブレーキも引いた。効果はなかった。9000回転を超えていたと思うが、会社の車である。壊したくないし、事故はそれよりも自分の責任になる。そのとき一瞬のひらめきが起きた。エンジンは壊れてもいい、事故は絶対避けたいと思った。
そこでとった行動は、ギアーをニュートラルに落とすことだった。思いきりギアージェンジした。もちろんスピードは落ち、エンジン回転数も急に下がってきた。私の判断は正しかったのだ。帰社と同時に修理工場へ駆け込んだ。エンジンに異常な点はないという返事。間違いなくコンピューターの異常作動であることは間違いない。これは経験したものでしかわからないことだ。

 私の以上のような経験から、今回の事故も機械的問題へも注視した捜査をしてもらいたいと思う。今の科学捜査からしてきっと正しい結果が突き止められることだろう。今の車はコンピューターが結構使われている。科学の進歩は良しとして、機械への過信は禁物ではないだろうか。真相究明を!


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