晴耕雨読を綴る。

3.11から考え方を変えた。液状化と直下型地震に脅える日々。自然の驚異を感じながらも、共生と調和を求めていく!

田中優子法大総長を応援する。

2014-11-20 10:47:56 | 注目の話題
 東京六大学始まって以来の女性総長の誕生、同大学36年度の卒業生の一人として応援したい心境である。我々の時代では東大の教授養成所とか言われ、ほとんどの学部教授は東大卒で占められていた。以後法政出身の教授はしばらく見たことも聞いたこともないくらいだった。ちなみに当時の総長はレッドパージに引っかかった大内兵衛先生だった。そのほか憲法学者の中村哲先生、国際法の大家安井薫先生、文学部では広沢先生、谷川先生などがおられ、後々には総長になっておられたたように記憶している。

 これまでも法政出身でテレビ界に出てこられる教授も数少なく、そんな中で法政教授でサンデーモーニンングに着物のよく似合う美人教授がひときわ目を引いていた。今回の騒動で知ったのだが、新総長は法政出身であり、学生時代には茶髪の活動家だったという。それが騒動の始まりみたいなもののようらしい。

 全学連闘士で後に大成した経済人は多い。若かりし頃の情熱の発散口として学生運動に打ち込む事も人間形成の上で必要であったはずである。無関心な多くの学生より見所があるはずだ。ただし、これら経験者は公安とか警察官更に裁判官には不向きであることは言うまでもない。

 今回の騒動は右も左もあるようだ。何が問題なのかは別として、これから学校経営も大変な時代を迎えるようだ。そんな中での騒動は決して自分たちにプラスしないことだけは確かである。静かな学び舎が戻ってくるよう願うばかりである。
 


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