晴耕雨読を綴る。

3.11から考え方を変えた。液状化と直下型地震に脅える日々。自然の驚異を感じながらも、共生と調和を求めていく!

沖縄だけではない…戦争の悲惨。

2015-06-28 10:02:15 | 注目の話題
 先の大戦の悲惨な思いは沖縄県民だけではない。本土復帰50周年記念式典の模様を見る限り、何か被害者意識があまりにも前面に出ていて不愉快さを味あわされてしまった。絨毯爆撃により焼き尽くされた主要都市住民、満州、朝鮮その他海外でで終戦を迎えた国民そして最も悲惨な思いをした長崎、広島の人たちである。確かに、沖縄も唯一の戦場となったことは事実である。その悲惨な状況は日本国民皆が共有するところであろう。

 普天間基地移転は認められないという。それでは世界一危険な普天間はどうすればいいのだ。大変申し訳ないことだが、地理的、地政学的に見て沖縄は重要拠点になっている。いやならその地を離れればいいではないか。都市部に住むほとんどの人たちは、故郷を離れた人間たちの集合である。仕事のため、生きるため、家族のためにそうしているはずだ。

 そもそも沖縄には砂糖の生産、泡盛、ゴーヤ、観光くらいしか産業はない。基地収入は大きな財源のはずである。百田氏の発言で問題になったこともあるが、返還してほしくない基地も相当な面積で所在するという。要はジャングルなのだ。あまり自己主張ばかりをしていれば、本土国民も堪忍袋の緒が切れるというものである。今こそ沖縄も含めて全国民が国土を保全し、守らなければならない時期である。竹島がどうなったか?尖閣はどうなるのか?日本人が忘れてしまった「がまん」一人一人が多少のことは我慢しなければならないと思うのだが。


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