晴耕雨読を綴る。

3.11から考え方を変えた。液状化と直下型地震に脅える日々。自然の驚異を感じながらも、共生と調和を求めていく!

闇に葬られてしまったロス疑惑事件。

2008-10-14 15:31:58 | 注目の話題
 この7ヶ月にわたる三浦和義氏と弁護団対ロス市警の戦いは、双方とも確信を持った法律論争であった。一事不再理を盾に取る被疑者側と日本には無い共謀罪を主張するロス市警側との法廷闘争であった。まさか、ロスへ移送した後あのように簡単に結末を迎えてしまったことは残念で仕方が無い。

 日本のマスコミも報道関係者もことごとく叩きのめされ、名誉毀損で莫大な損害金をむしりとられた。あれほどまでに法律論を繰り広げ、マスコミ各社相手にして戦った達者な人が、いとも簡単に自らの命を投げ捨てるとは、ロス市警ばかりでなく誰も予想だにしなかったことであろう。

 これで真相は闇の中へ消えてしまった。一美さんのご両親(父親はすで亡くなられたようだが)を始め関係者の落胆はいかばかりかと思う。
 

 ここもうしばらくは、この関係の報道は続くと思うが報道各社が決まりきった形で、前社長三浦和義と表現することについて違和感を覚えるのは私だけではないと思う。会社名もうたわずにに、ただ前社長とは一対何処の誰なのだろうか?

 ただ、日本の司法の裁きはこれでよいのか。疑わしきは罰せずの法精神が強すぎはしないか。何から何まで釈然としない事件であった。


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