晴耕雨読を綴る。

3.11から考え方を変えた。液状化と直下型地震に脅える日々。自然の驚異を感じながらも、共生と調和を求めていく!

ちょっとお休み。

2008-02-16 18:12:34 | 日記
 母は、着物に執着心を持っていた。自分がそれなりに人に教えるほどの技術を持っていた関係か、裁縫特に和服の仕立てについて一家言を持ち合わせていた。

 そんな母が、永年付き合っていた現地人夫婦を見込んでリヤカー一台ほどの着物類、その他金目のものを預けたようだ。

 いずれ戻ってくることを予想してなのか、日本はこのままで終わることはないと思ってのことなのか、金額的にも相当の品物を預けたようだ。

 それが早くも無念の諦めを誘うこととなってしまった。二度もの脱出失敗。捕まるたびに減って行く財産というよりは、当面の生活維持費、全く心細い思いをしたことであろう。

 そのような時、預けておいた財産これにすがろうとする気持ちは当然であろう。ところが、嘗ての使用人は、手のひらを返すように母の要求を放置していたようだ。

 彼らは、すでに何処からかの情報を手に入れていて、日本は完全に敗北したことを知っていたのであろう。

 帰国してもこの痛手はいえることなく、朝鮮人の恨み百年といい、決して朝鮮半島へ足を踏み入れることを許さなかった。


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