晴耕雨読を綴る。

3.11から考え方を変えた。液状化と直下型地震に脅える日々。自然の驚異を感じながらも、共生と調和を求めていく!

パンダ外交ー一応の成果か?

2008-05-08 12:07:21 | 注目の話題
 上野動物園のリンリンの暗殺説まで出ているが(週刊誌情報)、まことにグッドタイミングのお話である。石原都知事は、費用対効果が如何のこうのと言いがかりをつけているが、日本の子供たちにとっては無くてはならない動物の一つになっていると思う。まずはめでたしめでたしである。

 昨日の段階では、ガス田開発の問題も毒入りギョウザの問題も進展なしと伝えられていたが、どうやらガス田開発における日中中間線についての話し合いにおいて中国の今の主張は国際司法裁判にかけられた場合、不利である認識を持っていると伝えられた。大いに話し合いすべきである。話せば相互理解は深まっていくことであろう。  

 そういう意味において、今回の両国首脳の相互訪問の効果は大きかったように思えるのだが?なぜか反中国というか、中国アレルギーにかかっていると思われる人たちには、その評価は低い。  胡主席の宮中での挨拶の中でも触れられていたが、両国の関係は2000年以上にわたるものであって、過去に縛られること無く、将来を見据えた相互発展の関係を求めたいといっておられたが、その通りであると思う。

 ここで二、三お願いしておきたい。中国の民主化は、如何なのか。法治ではなく人治の国といわれているが国際法を尊重遵守する意思はありやなしや、チベット問題は如何するつもりか、これらについては、まだはっきり見えないのも事実である。  

 それにしても両国の友好親善に一歩踏み出したことだけは評価したいと思う。


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