応援する力!

2020年02月19日 | 井戸端会議
スプリングキャンプ真っ只中🌺
2020バージョンのドラゴンズは着々と戦う為に竜の牙を研いでいる。
折り返し地点も過ぎ、各球団は対外試合が始まった。

今シーズンのセントラルリーグはどこの球団も優勝もあれば最下位もある混戦模様が予想される。
我らがドラゴンズは2011年から8年間ペナント制覇から遠ざかっている。
与田監督はキャンプ前からリーグ“制覇”の2文字を最終目標に掲げ、今シーズンの戦いを始めている。
昨シーズンを振り返ると投手陣全体では、チーム防御率3位、被安打1位、失点1位。個人的には、大野雄が最優秀防御率投手賞のタイトル獲得や柳の2桁勝利。ロドリゲスは最優秀中継ぎ投手賞獲得など、ここ数年にはなかった実績を上げた。
攻撃陣ではチーム打率1位、最多安打(最多2塁打も最多3塁打も)1位。
個人的には、打撃ベスト10内に4人。ベスト9に2人。最多安打者賞に大島が。
守備陣でも、最小失策1位。
ゴールデングラブ賞に2人。
等々、レギュラー選手が固まってきた。十分戦える手応えを感じた昨シーズンだった。
しかし今オフ、他球団に比べると大きな戦力補強もなく、レギュラー選手と控え選手との差を埋めていく現有各選手の底上げは必須だ。
そんな中、チームの一番のウィークポイントとなるであろう7回以降の投手起用はキャンプを半分程消化した現在でもほとんどと言ってよいほど陣容が固まっていないのが現状ではなかろうか?
《リーグ制覇する為に必要なその1!》
心配の種はココだ…

一方先発投手候補では、2/12の早い時期に与田監督は大野雄を開幕投手にと明言した。
大役を任された大野雄は、360°ほぼ赤一色に染まったマツダスタジアムのカープファンを奈落の底に突き落とす圧巻な快投で今年のドラゴンズは一味違うというところをカープファンの前で見せてもらいたい。

そんなマツダスタジアムはまさに今シーズンも赤一色となるはず。
特にこれといったファンサービスや来場者プレゼントをする訳でもないのに(12球団唯一来場者にイベントユニフォーム配布等なし)、球場にファンが集まって来る。
なぜだ?=やはりご贔屓のチームが勝利することを見たいからだと思います。
球場はチーム(カープ)が負けれない環境(空気感)を球団がファンが作り出し演出している様に思います。
熱気熱狂ある多くのカープファンから応援や声援され無様なゲームは出来ないことを選手も十分分かっているはず。
これこそ勝つ為の相乗効果と言って良い。
一頃の強かったドラゴンズのナゴヤドームがそれだった。例えゲームに負けても最後の最後まで何かがあるんじゃないかとファンをワクワク期待をさせてくれてた。
“今のマツダ”・“一頃のナゴヤ”はそんな勝つ為に『応援する力』が満々と満ち溢れていた。
応援の素晴らしいところは、自然発生的に起こるところだと思ってます。
人は頑張っている人、全力を尽くしている人を応援したくなるものです。
単に応援すると言っても、大声で叱咤激励すれば良いというものではない。かけ声のタイミングや言葉選び、その人にとって力になる、プラスになる応援はどのようなものかなど、常にそこを考え、予習復習実践することだと思ってます。

以前に何度も現・球団公認応援団の活動について意見を書かせてもらっているがどうにもピントがズレている様に感じてならない。
応援と応援擬きな自己満足な仕切りを勘違いしている。
《リーグ制覇する為に必要なその2》
心配の種はココだ…
団員が頑張って応援活動をしているだけに球団は若い団員に任せっぱなしにするのではなく、本来ならチームを強くする=ドーム集客力を上げる為、球団が球団職員を配置し専門的に応援活動のあり方を検討し、勝つ為の環境作りをすることが絶対的に必要だと思います。
リーグ制覇は選手だけでは勝ち取れるものではありません。
球団のフロントをはじめ各部門に携わる全ての職員とドラファンの『応援する力』なくして成し遂げることは出来ません。

応援団員も今シーズンに掛ける思いから、新たな応援歌を自身のTwitterやYouTuberにアップしたそうだが、とにかく難し過ぎる・・・。
老若男女不特定多数のファンを巻き込んでの応援となると一体感を生むことは無理といっても過言ではない。
昨秋、地元東邦高校からドラフト1位入団した石川昂弥選手に注目が集まっている。
昨年、春の選抜の優勝校東邦の応援は味方アルプススタンドだけてなく甲子園球場を一体にする程の応援が思い出される。マーチングバンドの演奏応援も素晴らしかったが、なんと言っても応援する楽曲が選手に力を与えていた様に感じた。
湘南乃風「SHOW TIME」
アップテンポな楽曲は「戦闘開始!!」でスタート。初回の攻撃、ビハインドの展開の9回先頭打者のときにかかる曲といい「打て!打て!打て!打て!打て!」の部分で石川本人も「やったるぞ!」という気持ちになるとコメントしている。
石川のナゴヤドームでの打席登場曲がこの曲にほぼ決まりだそうだ。
著作権など色々問題あると思うが、出来るならばこの楽曲を石川昂弥選手の応援歌、もしくはチームチャンステーマに考えられないものか…。
それほどまでに《応援する力》となると思っている。
チャラチャラ回りくどい応援歌詞など要らない!
単刀直入に「打て!打て!打て!打て!打て!」
で良くないですか。


※YouTuberからお借りしました。