昨年のドラフト指名では1位の鈴木博志以外(育成ドラフト除く)はすべて高校卒生5名を指名獲得しました。
投手3人、内野手1人、外野手1人。
5名とも個性溢れる選手ばかりで楽しみでならない。
そんな彼らが2/1春期キャンプをスタートさせ、2軍の読谷キャンプで活気に満ちている様です。
記事などでは(以下、ネット記事)
プロ1年生、何も分からない選手をコーチ陣は1つ1つ、丁寧に教えている。1軍の競争とは少し空気感は違うが、これも立派なキャンプだ。
ベンチ前、英智コーチが高校生ルーキー伊藤康祐に熱心な指導をする。「一気に全部をやろうとするな。まず大事な事は捕る」。
「捕る前からステップを考え送球を考えてはまだ早い。動きが小さくなる。外野手はダイナミックに大きな動きから作るんだ」。伊藤は英智コーチの言葉を丁寧に頭にインプットしていく。
渡邊コーチはルーキー高松に基礎を教え込む。重心を低く左のつま先を上げながら捕ると同時に、左に体重を乗せる。スローモーションを見るくらい、ゆっくりと丁寧に動きを教えていく。
ブルペンでは高校生No.1右腕と評された石川翔が、素晴らしいボールを投げ込んでいる。そして何より、彼が持つ負けん気の強さは、話していてもひしひしと伝わってくる。
石川は「同期の清水や山本には負けたくない。それ以上に悔しいのは鈴木さん(鈴木博志)だけ1軍で、僕が2軍て事です。毎日、鈴木さんのブルペン映像見てます。負けたくないんです」と話す。ここまで負けん気を出す若者は久しぶりだ。
(以上、ネット記事から)
ん~ん・・・。
私はちょっと見方・考え方が違います。
2014年・4年前のドラフト。
問題になるのがこの年。落合博満GM(当時)の肝いりで1位指名した野村亮介は、わずか3試合の登板で、昨年戦力外となった。2位の浜田も自由契約として公示された。最上位指名の選手がわずか3年で消える結果に。
「即戦力を見据え指名をした」という言葉を信じ、また軒並みチームの顔が背負う背番号を与えたことから、僕らドラファンは期待を膨らませた。しかし、期待は絶望へと叩き落されたと言ってよいドラフト指名戦略であったのは記憶に新しい。
結果、チームは未だにどん底を迷ったままとなっている。
★1位・野村亮介 投 三菱日立PS横浜・0勝0敗0S0H 防御率10.13、17年オフ戦力外
△2位・浜田智博 投 九産大・0勝0敗0S0H 防御率40.50、17年オフ自由契約
☆3位・友永翔太 外 日本通運・24試7安0本2点2盗 打率.163
☆4位・石川駿 内 JX-ENEOS・11試6安1本1点0盗 打率.273
☆5位・加藤匠馬 捕 青学大・5試0安0本0点0盗 打率.000
☆6位・井領雅貴 外 JX-ENEOS・44試13安1本4点1盗 打率.186
☆7位・遠藤一星 内 東京ガス・118試72安6本28点6盗 打率.238
△8位・山本雅士 投 徳島インディゴソックス・0勝0敗0S0H 防御率10.38、16年オフ自由契約
★9位・金子丈 投 大商大・0勝0敗0S0H 防御率4.91、17年オフ戦力外
★育1位・佐藤雄偉知 投 東海大相模・(入団せず)
★育2位・石垣幸大 投 いなべ総合高・(1軍出場なし)16年退団
★育3位・藤吉優 捕 秀岳館高・(1軍出場なし)17年退団
◯育4位・近藤弘基 外 名城大・35試14安3本5点0盗 打率.194
(一番下、育成4位で獲得した近藤弘基は支配下登録されすでに3本塁打と頭角を現している。)
プロ野球に入団する前、皆地元ではスーパースターであったはず。ドラフトに指名されるまでの選手がプロに入ったとたんレベルの高さを実感し試行錯誤し模索の日々が続く。カクテル光線の下プレーも出来ずプロの世界を去って行く選手。
プロ入団は高校出、大学出、社会人出とそれぞれ環境の違う野球に取り組み、スカウトの目に止まり晴れてプロ選手になった。そこには即戦力と将来性という訳の分からない垣根が存在する。一般的に高校生は3.4年後くらいに活躍の場を求める将来性、大学・社会人は即戦力を求めてる様だが、それはおかしな話ではないかと思う。
プロに入れば皆横一線のスタートなはず。
過去に高校生でも1年目から大活躍してる選手はたくさんいた。
逆に先に上げた2014年のドラフト指名した大学・社会人選手は即戦力となれなかったことを考えれば(ここへ来てプロのレベルに到達したのか、友永・井領・阿部・石川など期待大)、一応に年齢や経験などで考える必要ないのではないか。
どちらかと言えば高校時にドラフト指名された選手は潜在能力が高く、投手も野手も将来的にチームの顔となってる選手のが多い。
今回のドラフトではドラゴンズは多くの高校生を指名した。
良いものは良い。それぞれ能力が高ければ来年再来年とは言わず1軍でどんどん起用して欲しい。今のドラゴンズに将来的など考えてる立場ではないはず。即戦力選手と3.4年後の為の将来選手を考える必要はない。
3.4年後を見据えて指名するなら育成枠があるのだから育成選手で良かったのではないか?
もし今回のドラフトの目玉、清宮選手を獲得してたならば後者の考えはなかったのではないか?
その清宮選手に負けず劣らぬ選手をドラゴンズは指名獲得している。
ドラフト3位の高松選手です。
野手では走攻守3つのセールスポイントがある。清宮選手なら“攻”。彼はその中の“走”では高校生NO.1の即戦力選手。
ドラゴンズの戦いはここ数年ここぞの際どい場面、他球団の“足”に苦しめられてきた。例えば引退した讀賣の鈴木尚広さんが代走に出てきたら間違いなく失点を覚悟するくらいの存在感がありました。
50m5秒8、一塁到達最速3秒53の俊足は圧倒的な武器。現プロ野球選手の中でもトップクラス。
代走のスペシャリストとして十分1軍レベルで通用する“ドラゴンズのスピードスター”になれる存在である。
『森繁監督に今シーズン期待するもの』
5年間、地べたを這いつくばってるドラゴンズ。私はこれまでも選手層は他球団と比べても負けてないし、それ以上の能力はあると思ってます。しかしながらこの選手を適材適所に配置出来ない首脳陣は本当に昨年までと同じ考え方では今年も結果が見えていると思います。
“原点回帰”を掲げるならば、やはり強かった頃の星野.落合政権の時にあった役職分担(投手なら先発・中継ぎ・1人1殺のワンポイント・セットアッパー・抑え。野手ならスタメン・左右代打の切り札・バントの達人・代走・内外野守備のスペシャリスト)した選手起用采配は選手個々のモチベーションを上げ、またチーム力に繋がるはずです。
森繁監督には、昨年のセ・リーグでは阪神の金本監督やDeNAのラミレス監督の様な選手を信頼した選手起用や采配を期待したい。
間違っても、1回のミスで強制送還するなどはもってのほか。
『多様な個性と多彩な能力をどう発揮させるか?』
森繁監督、あなたの考え方ひとつでAクラスも優勝も狙える選手層になってますよ。
他人事の様なコメント勘弁して下さい…
今シーズンは勝ちにこだわりましょう。
いよいよキャンプも打ち上げ。
ドラゴンズが名古屋に帰ってきます。頑張れドラゴンズ!
投手3人、内野手1人、外野手1人。
5名とも個性溢れる選手ばかりで楽しみでならない。
そんな彼らが2/1春期キャンプをスタートさせ、2軍の読谷キャンプで活気に満ちている様です。
記事などでは(以下、ネット記事)
プロ1年生、何も分からない選手をコーチ陣は1つ1つ、丁寧に教えている。1軍の競争とは少し空気感は違うが、これも立派なキャンプだ。
ベンチ前、英智コーチが高校生ルーキー伊藤康祐に熱心な指導をする。「一気に全部をやろうとするな。まず大事な事は捕る」。
「捕る前からステップを考え送球を考えてはまだ早い。動きが小さくなる。外野手はダイナミックに大きな動きから作るんだ」。伊藤は英智コーチの言葉を丁寧に頭にインプットしていく。
渡邊コーチはルーキー高松に基礎を教え込む。重心を低く左のつま先を上げながら捕ると同時に、左に体重を乗せる。スローモーションを見るくらい、ゆっくりと丁寧に動きを教えていく。
ブルペンでは高校生No.1右腕と評された石川翔が、素晴らしいボールを投げ込んでいる。そして何より、彼が持つ負けん気の強さは、話していてもひしひしと伝わってくる。
石川は「同期の清水や山本には負けたくない。それ以上に悔しいのは鈴木さん(鈴木博志)だけ1軍で、僕が2軍て事です。毎日、鈴木さんのブルペン映像見てます。負けたくないんです」と話す。ここまで負けん気を出す若者は久しぶりだ。
(以上、ネット記事から)
ん~ん・・・。
私はちょっと見方・考え方が違います。
2014年・4年前のドラフト。
問題になるのがこの年。落合博満GM(当時)の肝いりで1位指名した野村亮介は、わずか3試合の登板で、昨年戦力外となった。2位の浜田も自由契約として公示された。最上位指名の選手がわずか3年で消える結果に。
「即戦力を見据え指名をした」という言葉を信じ、また軒並みチームの顔が背負う背番号を与えたことから、僕らドラファンは期待を膨らませた。しかし、期待は絶望へと叩き落されたと言ってよいドラフト指名戦略であったのは記憶に新しい。
結果、チームは未だにどん底を迷ったままとなっている。
★1位・野村亮介 投 三菱日立PS横浜・0勝0敗0S0H 防御率10.13、17年オフ戦力外
△2位・浜田智博 投 九産大・0勝0敗0S0H 防御率40.50、17年オフ自由契約
☆3位・友永翔太 外 日本通運・24試7安0本2点2盗 打率.163
☆4位・石川駿 内 JX-ENEOS・11試6安1本1点0盗 打率.273
☆5位・加藤匠馬 捕 青学大・5試0安0本0点0盗 打率.000
☆6位・井領雅貴 外 JX-ENEOS・44試13安1本4点1盗 打率.186
☆7位・遠藤一星 内 東京ガス・118試72安6本28点6盗 打率.238
△8位・山本雅士 投 徳島インディゴソックス・0勝0敗0S0H 防御率10.38、16年オフ自由契約
★9位・金子丈 投 大商大・0勝0敗0S0H 防御率4.91、17年オフ戦力外
★育1位・佐藤雄偉知 投 東海大相模・(入団せず)
★育2位・石垣幸大 投 いなべ総合高・(1軍出場なし)16年退団
★育3位・藤吉優 捕 秀岳館高・(1軍出場なし)17年退団
◯育4位・近藤弘基 外 名城大・35試14安3本5点0盗 打率.194
(一番下、育成4位で獲得した近藤弘基は支配下登録されすでに3本塁打と頭角を現している。)
プロ野球に入団する前、皆地元ではスーパースターであったはず。ドラフトに指名されるまでの選手がプロに入ったとたんレベルの高さを実感し試行錯誤し模索の日々が続く。カクテル光線の下プレーも出来ずプロの世界を去って行く選手。
プロ入団は高校出、大学出、社会人出とそれぞれ環境の違う野球に取り組み、スカウトの目に止まり晴れてプロ選手になった。そこには即戦力と将来性という訳の分からない垣根が存在する。一般的に高校生は3.4年後くらいに活躍の場を求める将来性、大学・社会人は即戦力を求めてる様だが、それはおかしな話ではないかと思う。
プロに入れば皆横一線のスタートなはず。
過去に高校生でも1年目から大活躍してる選手はたくさんいた。
逆に先に上げた2014年のドラフト指名した大学・社会人選手は即戦力となれなかったことを考えれば(ここへ来てプロのレベルに到達したのか、友永・井領・阿部・石川など期待大)、一応に年齢や経験などで考える必要ないのではないか。
どちらかと言えば高校時にドラフト指名された選手は潜在能力が高く、投手も野手も将来的にチームの顔となってる選手のが多い。
今回のドラフトではドラゴンズは多くの高校生を指名した。
良いものは良い。それぞれ能力が高ければ来年再来年とは言わず1軍でどんどん起用して欲しい。今のドラゴンズに将来的など考えてる立場ではないはず。即戦力選手と3.4年後の為の将来選手を考える必要はない。
3.4年後を見据えて指名するなら育成枠があるのだから育成選手で良かったのではないか?
もし今回のドラフトの目玉、清宮選手を獲得してたならば後者の考えはなかったのではないか?
その清宮選手に負けず劣らぬ選手をドラゴンズは指名獲得している。
ドラフト3位の高松選手です。
野手では走攻守3つのセールスポイントがある。清宮選手なら“攻”。彼はその中の“走”では高校生NO.1の即戦力選手。
ドラゴンズの戦いはここ数年ここぞの際どい場面、他球団の“足”に苦しめられてきた。例えば引退した讀賣の鈴木尚広さんが代走に出てきたら間違いなく失点を覚悟するくらいの存在感がありました。
50m5秒8、一塁到達最速3秒53の俊足は圧倒的な武器。現プロ野球選手の中でもトップクラス。
代走のスペシャリストとして十分1軍レベルで通用する“ドラゴンズのスピードスター”になれる存在である。
『森繁監督に今シーズン期待するもの』
5年間、地べたを這いつくばってるドラゴンズ。私はこれまでも選手層は他球団と比べても負けてないし、それ以上の能力はあると思ってます。しかしながらこの選手を適材適所に配置出来ない首脳陣は本当に昨年までと同じ考え方では今年も結果が見えていると思います。
“原点回帰”を掲げるならば、やはり強かった頃の星野.落合政権の時にあった役職分担(投手なら先発・中継ぎ・1人1殺のワンポイント・セットアッパー・抑え。野手ならスタメン・左右代打の切り札・バントの達人・代走・内外野守備のスペシャリスト)した選手起用采配は選手個々のモチベーションを上げ、またチーム力に繋がるはずです。
森繁監督には、昨年のセ・リーグでは阪神の金本監督やDeNAのラミレス監督の様な選手を信頼した選手起用や采配を期待したい。
間違っても、1回のミスで強制送還するなどはもってのほか。
『多様な個性と多彩な能力をどう発揮させるか?』
森繁監督、あなたの考え方ひとつでAクラスも優勝も狙える選手層になってますよ。
他人事の様なコメント勘弁して下さい…
今シーズンは勝ちにこだわりましょう。
いよいよキャンプも打ち上げ。
ドラゴンズが名古屋に帰ってきます。頑張れドラゴンズ!
評価うなぎ上り 中日ドラ3・高松の「足」(東スポWeb)- Yahoo!ニュース