2022年シリーズ 勝手にドラゴンズ10大ニュース

2022年12月25日 | 日記
⑩【ベイスターズに負けすぎやろ】
対戦成績は6勝18敗1分
得点54失点95勝率.250
立浪監督が就任しチーム再建を目指した今季だったが、シーズン通してホームでもビジターでもベイスターズにやられ過ぎた…。66勝75敗2分、借金9ほぼ全ての負債を占めているのはベイスターズから。







ヘビに睨まれたカエル。いやネギを背負った来た鴨か…。
オフェンスもディフェンスも〝キーワードは四球〟これしかない!

「甲子園でも1勝9敗を忘れてはならない…。」

⑨【大野雄 完全未遂試合】
10回裏、ベンチから両手に祝福の為のミネラルウォーターを持った大野雄が真っ先に飛び出した。



1死満塁、石川昴の打球は前進守備の間をぬってセンターへ抜けてサヨナラ打となった。
大野雄は完全試合を逃したがゲームのフェナーレはハッピーエンドのサヨナラ勝利となった。
10回2死まで29個のアウトの内訳は、三振5、内野ゴロ12、内野フライ3、外野フライ9。
※フライはファール含む
140キロ後半の球威のあるストレートを軸に、キレ味抜群のツーシームは打者の膝下に鋭く落ちて行く。

「2年前、僕らドラファンに魅せてくれたノーヒットノーラン達成のゲームと同じだった。」










⑧【周平・京田絶不調】
[周平の不振]
今季スタートからつまずいた。左足首の捻挫で開幕一軍から外れ、4/29に遅れて昇格。しかし、打率2割4分6厘、2本塁打、15打点と不本意な成績のまま7/16の阪神戦で右脇腹を痛め、翌日に抹消された。



ファームでリハビリに励み9/8再昇格するも、2試合連続スタメン出場も7打席無安打。翌日、立浪監督は見るに見かね打撃指導を行なった。「何かメジャーリーガーみたいな構えになっていたので黙って見てはみたけど、さすがにこれはちょっと厳しいなと思ったので、打てるような形にした。」ところが、その後またも2試合6打席無安打と再び快音が止まったために、4試合連続スタメン落ちとなった。
立浪監督言わく、すぐにフォームを変えてしまうので、これというものを見つけて欲しい。まずは自分の形を見つけないと。まだまだ28歳。3割打ったバッターだし、何とか復活させたい気持ちです。

「来季、高橋周の復活=ドラゴンズの復活。ドラファンは心待ちにしている。」

[京田の不振]
課題はバッティングだった…。
二度引きの悪癖を改善するため、
昨年の秋季キャンプから打撃フォームの改造に着手。バットのグリップをベルト付近の低い位置から一気に頭上に上げてバットを振り下ろす形で打っていたが、しっくりこないのか今年の3月以降はフォームがコロコロ変わっていた。
今季3.4月の打率は1割7分6厘と調子が上がらない。打席で自信のなさそうな表情を浮かべ、明らかに迷いが見てとれた。
5/4のベイスターズ戦の試合中、戦う顔をしていないと試合中に2軍降格を命じられた。



ファームに落ちた後に下半身の張りを訴えて5月上旬からは別メニュー調整となり、その後ファーム戦で実践復帰果たし、もがき苦しんだが後半戦の一軍復帰は叶わなかった。
技術以前に求められるのは闘争心。熾烈なレギュラー争いがチーム力の底上げに繋がる。多くのドラファンが京田の復活を願っていたが、今オフにベイスターズとの間でトレードとなりチームを去ることとなった。

「非常に残念だが、ベイスターズでの奮起を期待したい。」

⑦【今季スワローズに勝ち越し&バファローズに勝ち越し】
10/30、2022年プロ野球の覇者が決まった。
2022年ペナントはセントラル・リーグは東京ヤクルトスワローズが。
パシフィック・リーグはオリックスバファローズが。
共に2年連続のペナント制覇を成し遂げ、日本一をかけた日本シリーズの戦いを終えた。
息つく暇もないほど、続けざまに起こる緊張の連続するゲーム内容は第2試合は延長12回で雌雄を決することが出来ず、試合時間は5時間3分。ゲームセット時、時計の針は23時をまわっていた。
両軍が激突した日本シリーズはバファローズが昨年のリベンジを果たした。バファローズの4勝2敗1分。26年ぶりの日本一となった。
そんなバファローズとドラゴンズは5月に京セラドームで交流戦を戦い、2勝1敗と勝ち越しを決めている。第2戦では現在球界のエース・山本由伸から勝利している。







一方、リーグ連覇を飾ったスワローズにドラゴンズは投手力を生かした先行逃げ切り型の野球で14勝10敗1分と勝ち越し、苦手な神宮球場でも7勝5敗と鬼門を克服した。
チーム本塁打174本・得点619点をチーム本塁打62本・得点414点が何か知らんけど勝ち越してしまった。














「バファローズ戦でもスワローズ戦でも三ツ俣が魅せてくれた。チームに欠かせない選手の放出は疑問しかない…。」

⑥【ミラクル8】
チームもファンも合言葉は〝ミラクルエイト〟
象徴的だったのが初勝利となった3/27の東京ドーム讀賣戦。
4点ビハインドから8回に2点、9回に2点を返し、延長10回に溝脇が決勝の2点適時打を放った。
4/1、バンテリンのカープ戦でも大瀬良から鵜飼が同点打、阿部の決勝タイムリーで逆転。
その後4/12、同じくバンテリンのタイガース戦だは1点ビハインドの8回裏に阿部の同点打から石川昴が決勝タイムリーを決めた。









4/30、バンテリンのカープ戦は2点をリードした8回表に2点を返され同点となった8回裏、1死満塁から加藤翔の勝ち越しのタイムリーと福留の犠飛で2点を挙げ突き放した。





4月、6年ぶりに勝ち越した。
驚異的だったのが、4/30の試合を終えた時点で、今季計90得点のうち22点を8回に挙げている。






『何かが起こる』との期待からSNS上では、〝ミラクルエイト〟という言葉が飛び交ったが・・・

「シーズンが終わる頃には、この言葉は死語となっていた…。」

⑤【岡林 大活躍、打撃に守備にタイトル獲得】
プロ3年目の今季大ブレーク。開幕スタメンを掴むと一気に右翼のレギュラーを奪取。今シーズン通して無くてはならない存在となった。最多安打のタイトルを勝ち取ると、今オフにはゴールデングラブ賞・ベストナインを獲得した。「まさかここまで出来るとは思っていなかったです。全てにおいてきっかけをつかめた1年になった。」と今季の活躍ぶりを振り返った。来季に向けては自信になったところもあれば、まだまだなところもあった。2年、3年続けてレギュラーになるので続けて行きたい」とさらなる活躍を誓った。

「ブラボー❗岡林にあっぱれです‼️」






















④【高橋宏、未来のエースへの階段】

他球団の首脳陣は「実際に対戦して想像以上だったね。直球が球速以上に速く感じるし、スプリットもキレがあるので状態が良い時はバットに当てることさえも難しい。」
登板を重ねるたびに凄みが増していく。8/17のカープ戦で7回2安打無失点の快投。初回先頭打者から4者連続三振を奪うと計10奪三振とカープ打席をキリキリ舞いさせた。最速155キロの直球にスプリットも冴えわたり、4回まで走者を1人も出さない。球界屈指のミート能力を誇る秋山翔吾を3打席連続三振に仕留めた。4回2死で秋山から奪った三振でシーズン100奪三振に到達。高卒で登板14試合目での到達は、イーグルス・田中将大の16試合目、元ライオンズ・松坂大輔の18試合目、エンゼルス・大谷翔平(当時ファイターズ)の22試合目を上回るハイペース。4回2死で秋山から奪った三振で規定投球回数に到達していないが、104奪三振はリーグ4位タイ。奪三振率10.97と〝ドクターK〟として覚醒している。三振を築くだけでなく、制球力が上がっているから安定した投球を続けられる。
前回登板の7/29のカープ戦では、8回1死まで無安打投球。あと5人のところで大記録は達成出来なかったが、十分過ぎるインパクトを残した。

「これからさらに進化を成し遂げるであろう高橋宏の来季に要注目だ。」






③【コロナショック】

プロ野球は4月頃から各球団で新型コロナウイルス陽性者が相次いで発表された。
4/6以降、ベイスターズは選手だけで10人、関係者を含めると16人が陽性となった。それにともない4/8~10に行われるはずだったドラゴンズ戦が中止に…。
7/9、首位を独走していたスワローズが高津監督、コーチ、チームスタッフ以下主力選手を含む14人が…。
7/20には讀賣がチーム内に計38人が、その後7/21までにチーム内感染者は67人と膨らんだ…。その余波を受けドラゴンズは7/22~24バンテリン3連戦が中止に…。
パ・リーグでは、ファイターズが新庄監督の感染により監督代行を務めていた山田バッテリーコーチも陽性となり、代行の代行で木田2軍監督が務めることとなるなど数名が…。ライオンズはコーチ・選手が数名陽性となり、マリーンズもコーチが…。
7/20この日だけで球界全体で発表された陽性者は50人以上…?
8月初め、タイガースは主力級に陽性者が相次ぎ離脱、クリーンアップを打つ選手にも陽性者が続出し打線が機能せず…。8/10、コロナ余波により3位転落した…。
8/16、カープは佐々岡監督以下、菊池選手ら8人が…。
ドラゴンズは
5月に入ると木下・石川昴・平田・鵜飼・橋本・近藤選手・小田2軍コーチが立て続けに陽性者が続出した。ファームのゲームが中止となった。
6月、伊藤康・上田・土田・笠原・ワカマツ・石森選手5人、スタッフ1人が。
7月、松葉・阿部・タバーレス・加藤翔・石垣・福田・アルバレス・福谷・松木平・福元選手10人、小笠原・山井2軍コーチ2人、スタッフ4人が。
8月、溝脇・藤嶋・高松・石橋・岩嵜・滝野・大島・清水・京田・田島・岡野・鈴木・山下・渡辺・岡田・山本・A.マルティネス・ブライト・三ツ俣・加藤翼20人と荒木・森野・大西コーチ3人とスタッフ11人が陽性判定とチームにまん延。

5/10、ファーム・対タイガースはスタメン選手以外はほとんどベンチの控え選手がいない緊急事態での試合となりました。



8/10、ファーム・対タイガースは年に一度のバンテリンドームで開催される3連戦も一試合が両チーム選手不足により中止となった。この日の試合も両軍ギリギリの戦力の中でのプレイボールとはなったが、審判員にも緊急事態が起きていたようだ。本来ファームの試合は審判員3人制なのだが、この日の試合はなんと2人…。主審と塁審1人でよく試合が成立したなって思えた。

「コロナはもう勘弁してくれ…。」





②【石川昴弥戦線離脱…今季絶望】

「100打席、200打席打てなくても使い続ける」と指揮官が明言した通り、石川昴は開幕戦からスタメンのサードとして起用した。



昨季までのレギュラーだった高橋周をセカンドにコンバートしてまでの決断だった。打てないという状態はしばらく続いた。





4/5対スワローズ(神宮)で決勝点となる待望の一発が飛び出した。それを契機にバッティングに変化が見られた。4/22対讀賣(バンテリン)球界を代表するエース菅野から本拠地初本塁打を放って見せた。




その後も石川昴のバッティングは日に日に成長して行くのを観るが楽しみだった。








打席での構えにも若いなりに風格が漂い始めた矢先のケガは本当に残念でならなかった。
5/27対バファローズ、1塁に駆け込んだ時に痛めた病名は左膝前十字靭帯不全損傷。膝の内部にある靭帯に急な方向転換な急な停止など強い力が加わった時に起こるものらしい。
チームはその後、交流戦後半にまさかの6連敗が響き、シーズン終わってみれば、まさかの最下位となった。



「来季は確約されたシーズンでないはず。ケガを完治しケガをしない体作りしドラゴンズのスラッガーを期待したい。」

①【立浪ドラゴンズ6年ぶり屈辱の最下位】

「立浪ドラゴンズ苦悩と希望の1年間でした。2023年の来季は強いドラゴンズをそろそろ見せて欲しいものです。がんばれドラゴンズ!」

立浪和義監督 1年目の苦悩と希望

立浪和義監督 1年目の苦悩と希望

プロ野球、セ・リーグで最下位に終わった中日ドラゴンズ。勝つこと、そして育てること、を掲げて1年目のシーズンに臨んだ指揮官・立浪和義にとって苦しみ抜いた1年だった...