応援団の存在価値・・・?

2020年11月18日 | 井戸端会議
2020年度セントラルリーグ公式戦全日程が11/14に終了した。
異例ずくめで開幕したシーズンは、
6/19、新型コロナウイルス感染拡大の影響により当初より3ケ月遅れの開幕は、国内スポーツの先頭を切って開催に踏み切り、無観客でスタートした。
7/10コロナ感染対策による厳戒体制の中、上限5000人を受け入れ球場にファンが戻ってきた。
その後10/9、各球場収容人数の50%まで規制が緩和された。
選手は厳しい条件下の中、精神的にも肉体的にも大変なシーズンでしたが本当に頑張ってくれました。
また日本プロ野球機構関係各位、各球団関係者や各球場関係者等々、プロ野球に携わる全ての関係者の方々の努力により2020シーズンペナントレースが無事完走出来たことを心から感謝しお伝えしたいと思います。

さて、我らのドラゴンズは開幕からケガなどの体調不良や、思わぬ不振から戦力にならなかった選手も多くありましたが、何とかチームはシーズン苦しみ抜いた末、8年ぶりのAクラス入りとシーズン勝ち越しを勝ち取ることが出来ました。何はともあれお疲れ様でした。🍀
ドラゴンズはいち早く11/11に全日程を終了し、今シーズンの戦い方を多方面から検証されているニュースを目にします。チームの成績など来季の戦い方など実務は専門家にお任せするとして、僕らファンの応援声援はどうだったのか?
ちょっとそこらを勝手に検証してみたいと思います。

シーズン当初、無観客の試合はテレビ越しに球音を楽しむことしか出来ませんでした。
各球場はあの手この手、独自のアイデアでテレビ中継を楽しませてくれました。
ナゴヤドームでは試合を盛り上げるため、右翼席のスピーカーから個人応援歌などを流し始めました。


しかし、6/30対阪神戦から取り止めることとなりました。
記事によると、中日球団はテンポや声が実際の応援とは違うため戸惑う選手がいたという。テンションが上がりにくい部分があったため、与田監督や選手とも話し合って決めたという。
チームは横浜でのDeNA戦で3連敗したあと、広島戦を1勝2敗と負け越した。球団関係者は、「負けが込んでいた。勝っていれば、そのままだったかもしれない。流れを変えたかった。」と言う。
その後、応援歌は得点圏にランナーがいるチャンステーマのみとなった。テンポを速めるなどした新しいバージョンを流した。
と、まあこのような記事でした。

ドラゴンズの応援と言えば昨年、世間をざわつかせた〝お前問題〟もありました。かつて応援団の応援歌を監督や選手たちがダメ出ししたことがあったでしょうか?
本当に今の球団公認の応援歌が選手たちの力になり得てるのだろうか?

『ちょっと横道にそれるが、
以前に放送された、NHKのバラエティー番組「チコちゃんに叱られる!」でなぜ応援は3.3.7拍子なのか?との疑問が取り上げられ、その回答が話題を呼んだ。
番組が用意した回答は「明治大学の天才がひらめいたから」というもの。
大正10年、明治大学応援団初代団長が早稲田大学との対抗試合で、「勝った方がいい!勝った方がいい!勝った方がいいったら、勝った方がいい!」と、掛け声をしたそうだ。
その後、掛け声がなくなり手拍子だけになった。
有名な大学教授によると、本当は、「1.2.3.間 1.2.3.間 1.2.3.4.1.2.3.間」と4拍目に間があるのが日本人のリズム感。この〝間〟でタイミングを合わせているという。
番組はX JAPAN「紅」や、ピンク.レディーの「サウスポー」といった高校野球でお馴染みな曲が3.3.7拍子であることを紹介したほか、モーニング娘。の「恋愛レボリューション」やTRFの「EZ DO DANCE」も3.3.7拍子の楽曲として取り上げた。
以上、番組内容でした。』

この番組でも取り上げられた様に日本人が持つ生まれながらの独特なリズム感というものが備わっていて、何かの行動や動作をする時に動きやすさや、やりやすさなどにリズム感というものが存在する。
この〝リズム感〟や〝間〟というものが、監督や選手たちが指摘していることだと思う。
中日球団が公認した今の応援団が発足して以来、以前強竜打線と恐れられた打線は影を潜め、チームは万年Bクラスの最下位争いを演じる始末。
テンポが悪く、間が取れない字余りな楽曲は選手のリズムを狂わしバッティングに悪影響となってはないか?
ドラゴンズ応援は2014年ほぼ一年間の空白期間から、同9月に彼らが発足した。実質2015年からの活動はチーム7年間のBクラス期間にまるかぶりだった。今シーズンも終盤の10/20から活動を始めるも、チームの上昇気流に水を差す6連敗は今シーズンになかったこと。勢いを止めてしまった結果となった。突っ走ってきた讀賣も最後に大失速してた。彼らの活動がなかったら、もしかしたらもしかしてたかも…。



彼らの活動を批難などするつもりはないが、結果が出てなければ検証する必要はある。
実際、応援団活動再開してチームの成績はどうだったのだろうか?
10/20から最終戦まで全17試合9勝8敗。チームは一つ勝ち越しはしているものの、
①10/21、R.マルティネスが抹消となった。17日には1イニング3者三振の無失点で抑え、江夏豊の記録を抜く24イニング連続奪三振のセ・リーグ新記録を打ち立てたばかりだった。
②10/28対阪神でビシエドが負傷退場、翌抹消、打点王は絶望となった。
③10/29は大野雄の連続イニング失点が45で止まり敵地で3連敗。
④10/30対広島で6回終了時リードの連勝は37で止まり歴史的な大敗を喫っした。
⑤なお、この試合で福田が1塁守備時ビシエドと同じ様なプレーで呪われたかのように左肩を痛め退場、翌抹消。
⑥10/31も終盤ビッグイニング失点し同一カード3連敗。
⑦高橋周平の打率が急降下した。連敗中、20打数2安打、一時3割1分近くあった打率は2割9分6厘まで落ち込んだ。
等々。
ここまでくると偶然とは言ってられない状況。
私が現地観戦して肌で感じたこと。
コロナ禍において、声を出せなかったりラッパを吹けなかったり旗を振れなかったりと規制がある中、太鼓と電子ホイッスルで活動再開した。しかし、今だから出来る応援スタイルをするのではなく昨年までとまったく同様で新しい応援方式は見当たらなかった…。
静かなスタンドに見境なく力いっぱい叩く太鼓音が耳に痛かった…。💥



選手に応援が届いてないどころか調子を崩させてしまってる結果となったと言われても仕方ない様に思う。
特に酷かったのは、周平の個人応援歌を太鼓で表現したが、歌詞の「行け周平~」のところを太鼓で叩くがテンポの悪いメロディーとなり非常に耳障りで聴いててもがっかりしてしまった。💦これでは周平もテンション下がり3割切っちゃうわなぁーと思った。その後、周平は個人応援歌が流れる前にヒッティングする様になった(苦笑)
攻撃時、リードサポート役が汎用テーマや個人応援歌などのボードを掲げたそれぞれのテーマを太鼓と電子ホイッスル表現した。



ボードには「大きな声を出さずに心の中で」と書かれてるが、常連のライスタファンならともかく、個人応援歌を暗記して心の中で歌える観客はどれだけいるだろか。ライスタ席以外はむなしく太鼓が響いてるだけで、しらけムードが漂ってる。何をやってるのか内野席あたりではわからないのだろうなぁ…。😔しかし、チャンスになりドームスピーカーからチャンステーマが流れると途端にドーム全体が手拍手やメガホンで応援を始める。内野席からでも、ちゃん明瞭にどんな応援が行われてるか理解出来ればドラファンなら一緒になって応援するはず。
要は彼らの応援活動は一部のライスタ席にアピールしてるだけで選手にもライスタ以外の席の方にも受け入れられてないということ。
昨年も何度か満員となった試合はあったが応援でチームを勝たせる雰囲気を作れなかった。
ナゴヤドーム以外他球場は内外野席問わずファンがスタンドを埋めつくし、応援すればチームが勝利してくれると信じて応援団の応援に同調し気勢を上げる。
強かった頃のナゴヤドームのテレビ映像をまたに目にするとドーム全体に一体感のある応援風景を映し出してる。
内野席も外野応援席と変わらぬ一糸乱れぬ、スタンドから沸き上がってくる地鳴りの様な応援の光景が今でも目に焼き付いてる。
グラウンドで戦うのはもちろん監督以下選手だが、強いチームのファンはスタンドで一緒になって戦っている。優勝へ突き進むチームってそんなもの。
人の前に立って応援を先導するなら、自分たち近くのファンにアピールするだけじゃなくナゴヤドーム360°を味方につけるくらい迫力持ってやってこそドラゴンズ応援団と言うもの。
まだまだ今のままではペナント制覇どころかCSのステージすら恥ずかしく出れるレベルに至ってない。
選手たちが頑張ってもこの応援活動を改善しない限り来季優勝は絶対的に厳しい。選手とファンが一体となってこそ優勝を掴み取ることが出来ると思う。
【最後に】
ホームランテラスを作るより、今の応援団を解体し、再編成することが一番の優勝への近道だと思う。

吉見一起 ありがとう!

2020年11月10日 | ナゴド観戦
2020.11/6(金)対ヤクルト24回戦 【ナゴヤドーム最終戦・吉見投手引退試合】


前日に行われた引退会見は晴れやかだった。
「てっぺんも底辺も両方を見ることができた。これからの人生にすごく生きると思う。本当に良い野球人生だったと思う。最後くらい楽しみたい。」
ドラゴンズ黄金期の落合政権下〝守り勝つ野球〟の象徴であったエース吉見一起投手(36)が今季をもって現役引退する。
《実働15年・223試合・90勝56敗・防御率2.94・5年連続2桁勝利(2008~2012年)
09.11年最多勝 11年最優秀防御率・最高勝率》

最後の晴れ舞台はナゴヤドーム最終戦、先発で限定1人の登板となった。
吉見がコールされマウンドに向かう。
※もし前カードDeNA3連戦で一つでも負けていれば、この引退試合をここまで穏やかな気持ちで見られただろうか。本当に良くぞ3連戦3連勝出来たことは今日の為、本当に良かった!












投球練習前、慣れ親しんだマウンドプレートにそっと手を触れた。


先発196度目の登板。
プレイボールがかかった。
ヤクルトの1番山崎がバッターボックスに入る。
今オフに今シーズンの為にフルチェンジした独特な投球フォーム。腕を先に動かしてから足を挙げる変則フォームだ。相手打者からボールの出所を見えにくくするため。プレートを踏む位置も一塁側に変えた。
吉見の投球フォームと言えば、左腕を目一杯伸ばすところは変わらない。


初球、シュートがビシッと決まった。2球目はアウトコースへ曲がるスライダーであっという間に0-2とし、3球目のストレートは低めに外れた。4球目、全盛期を彷彿させる吉見の真骨頂である糸を引くようなアウトローいっぱいにロックオン。ストレートでストラックアウト!845個目の三振を奪って魅せた!





トヨタ自動車の後輩捕手木下拓がマウンドに駆け寄り、がっちり握手し抱き合う。続く内野陣も駆け寄り一人一人と抱擁。



かつてドラゴンズで一緒にプレーしたヤクルト森岡コーチから、後輩の大野雄投手から花束を受けました。



投手交代の為に与田監督自らマウンドへ行き、ねぎらいました。
マウンドを降りる際に右手でもう一度プレートを整え感謝を込めた。





大歓声に包まれながらベンチ前の首脳陣や選手たちとグータッチを交わしダッグアウトへ下がった。







ゲームはチームの頑張りで終盤同点に追い付くも延長10回決勝点を奪われ惜しくも引退試合を飾ることは出来なかった。
ゲーム後、引退セレモニーが行われた。

祝福の為に岩瀬仁紀さんが花束💐


最愛の家族、かわいい息子さんたちの花束も受けました。


大野さん、ここらから号泣😭😭😭💦



引退セレモニーあいさつ



















最後は胴上げやるか?やるか?と見せかけて選手たちと記念撮影📷








おいで~!パチリ📷























































マイクの前で丁寧に頭を下げてから、ゆっくり話し初め吉見は、
「ドラゴンズ入団してたくさんの出会いがありました。プロ野球の厳しさ教えてもらった落合さん。この世界で生きる道で教えてもらった森さん。自分で考えて低く投げてこいとリードしていただいた谷繁さん。たくさんの人に支えられてここに立てている。そして何より妻と出会えたこと。わがままな僕、自分勝手な僕。僕以上に苦労があった。3人の子どもも生んでくれた。本当に感謝です。ありがとう。選手のみなさんドラゴンズは強いです。もっともっと強くなる。1日1日を大事にして後悔のないように。今年独走したジャイアンツを倒して、与田監督を男にしてください。ファンのみなさん、今日まで応援してくれてありがとうございました。恐怖感いっぱいでマウンドに上がるのは怖かった。チームの力だけでは優勝できない。これからもドラゴンズの応援をよろしくお願いします。最後になりますが、15年間幸せなプロ野球人生でした。野球の神様、ありがとう!」と締めくくった。



強気の勝負で勝利を掴め 一球入魂それ行け吉見!
頑張れ!頑張れ!吉見!
頑張れ!頑張れ!吉見!
いいぞ!いいぞ!吉見!
いいぞ!いいぞ!吉見!



2020 ナゴヤドーム最終戦 11/6

2020年11月08日 | ナゴド観戦
11/6(金)対ヤクルト24回戦(ナゴヤドーム最終戦)
先発 ドラゴンズ=吉見 スワローズ=高橋
中4-5ヤ 敗=谷元 勝=マクガフ S=石山
HR=平田3号

今シーズンの激闘を終えたナゴヤドーム。
たくさんの感動シーンをくれたナゴヤドームお疲れ様でした。ゆっくり休んで下さい。





両監督、メンバー表の交換
今日は与田さんがいつになく穏やかな表情でした。

今日、引退試合の吉見がコールされマウンドへ上がる。









先頭打者山崎と対峙。2球で追い込むと1ボールを挟み、最後は138㎞アウトローいっぱいのストレートで空三振を奪った。打者一人だけの最後のマウンドとなった。
マウンドにはロドリゲスが上がった。








彼の投球を初めて近くの席で見させてもらった。想像してた通り球威と変化球の軌道はピカピカ一級品だった。
しかし、立ち上がり即、宮本に四球後、意図も簡単に塩見にレフトスタンドに運ばれてしまった。
続く、村上、西浦を見逃三振に切って取る。いきなり彼の両面を見せてくれた。
彼の課題は明確だ。セットポジションになると途端に制球を乱し、投げ急ぎから連打を浴びる傾向はデータ通り。
〝メンタル面の強化と日本プロ野球を勉強し慣れること。〟これしかない。
日本プロ野球1年目の23歳。
彼の武器は最速155km/h 。常時140km/h台後半~150km/h前半のストレート。大きく曲がり落ちる宝刀スライダー、140km/h台中盤で鋭く落ちる高速チェンジアップ。
上から投げたり横から投げたり打者を幻惑させることが出来る器用さも持ち合わせてる。
将来末恐ろしい投手になると信じたい。まずは球団と来季の契約を交わして、今オフから課題を見つめ直し来季の勝ち頭になって欲しい。

若手選手がスタメン出場した。
まずは6番サードに入った石垣。
ファームで結果を残し、9/9に一軍登録されたがシーズンの終盤チームのAクラスの戦いを繰り広げる中、ほとんど出場機会もなくベンチを温めることが多かった。その間のバッティングの調子を維持出来なかったのか…。スタメンの緊張からなのか…。全くバランスも悪く力みもあったのか、バットのヘッドがまるで走ってなかった。















7番レフトに入った根尾。
ほぼ今季もファームで1年フル出場だった。1年目昨季からの成長は感じられた。バッティングフォームも固まってきてる様だった。(昨季はファームで見る機会が多かったが日によって違ってた)下半身がどっしりし座り体のブレが少なく球を捉える形が良いし、変化球に対応出来る様に思う。
第1打席、快音を残して左飛球。
第2打席、タイミングを外されての一ゴロ。
第3・4打席、四球。
第5打席、会心の当たりの中飛球。
来季の期待を伺わせる内容であった。






第4打席、貴重な四球を選び出塁し、代打堂上の同点2点タイムリーを演出した。























ホールドポイントタイトルを争う祖父江、福が揃って現在リーグ最多の30、それに続く清水の29。清水は8回裏2死のポイントがつく場面で登場。しかし桂、堂上の活躍でポイント阻止。フォア・ザ・チーム魅せてくれた!


ナゴヤドーム最終戦は延長戦に突入、ドラゴンズは粘りを見せたが、村上のあわや😲バックスクリーンインのた思わせる中越二塁打などにより決勝点を奪われ最終戦を飾ることは出来なかった。



今シーズンはヤクルトさんにずいぶんとお世話になりました。
(対戦成績、ドラゴンズの15勝7敗2分)
最後くらいは勝たせてあげないとね。
お疲れ様でした。





※ドラゴンズはホーム・ナゴヤドームで強かった!36勝20敗4分(私自身の観戦日は25勝11敗1分でした💦)

試合後は2020年セントラルリーグ・ナゴヤドーム最終戦セレモニーへと移行した。
与田監督がスタンドマイク🎤前。全選手も整列した。







球団社長と代表も見守ってた。え~とあと一人の方は誰?
フロントの方々、まずは最大の補強となる大野雄大投手としっかり誠意ある姿勢を見せて下さいよ。


※ドラゴンズ公式YouTuberお借りしました。


コロナ禍の影響でプロ野球の開幕が3ケ月遅れの6月19日始まった。第2波、第3波を警戒しながらの前途多難なシーズンだったが、間もなくシーズンが終了となります。
特別なシーズンは無観客から始まり、その後上限5000人となり、9月19日からは収容人数の50%に緩和され球場に活気が戻りました。
そんな中、選手は厳しい日程や環境、体調維持など大変なシーズンであったと思います。
ドラゴンズはもちろんプロ野球に携わる全ての関係者の皆様、本当にありがとうございました。
今シーズンも無事プロ野球が観れたことは感謝の一言です。
感動ありがとうございました。
どうか来季は例年通りのプロ野球開催が出来ることを切に願います。

※吉見一起投手、引退試合の様子は次回

Aクラスへの攻防戦 round3 完結

2020年11月06日 | ナゴド観戦
11/5(木)対DeNA24回戦
先発 ドラゴンズ=大野雄 ベイスターズ=平良
中2-0横 勝=大野雄 敗=平良 S=祖父江

ゲーム終了後のヒロインで大野の本音が…。
ちょっと込み上げるものを感じた。
「ほんとにこのAクラスをつかむまで長かった。ここを目指して必死にやってきた7年間だったので、むちゃくちゃうれしいです」と叫んだ!

round3完結 ゲームが始まった。


まっさらなマウンドに大野が向かった。大野の背中にオーラを感じた。





定刻通り18時にプレイボールがかかった。初球はアウトローのストレートが決まった。球の走りヨシ!
先頭の細川を追い込んだ後、らしくないプレーが起きた…。何でもない遊ゴロを京田がファンブル、さらにファーストへ悪送球となってしまった。嫌なかたちでランナーを出した。
ドラゴンズにとっては8年ぶりのAクラスをかけた大一番に選手の硬さを見た。
しかし、大野は1.2回とエラーや安打や四球などでずいぶん球数を要したが何とか無得点に抑えスタートを切った。






一方の平良は緩急自在の投球で良い投手だなぁと感じた。


1回は無難に立ち上がったが2回、球が高めに上ずってたところをドラゴンズ打線が3連打し、あっさり先制した。
大野は3.4回と安打でランナーを許すも後続を断った。しかし大一番の緊張感の中で球数も増え、得点圏にランナーを背負う5回、アクシデントが発生していた。確かにマウンドの後ろで脚を伸ばす仕草をしてたのは見てたが…。
ゲーム後のコメントで「飛ばしていたのでそれが原因かな」脚がつってたとのこと。













3回以降両チームはランナーを出すものの得点に結び着けることが出来ず。
8回表から大野から又吉にスイッチしたが、先頭打者細川に中安打され、続く伊藤裕はすかさず送りバントを決めた。


得点圏にランナーが行くのは5回以来。しかも打順は怖い怖いクリンナップへと向かう。







ロペスを遊ゴロに仕留め、後はオースティン、球場は拍手拍手で又吉に期待のエール送る。オースティンがバットに当てただけで悲鳴が起きる。ヤバいよヤバいよ😱
結果何とか右飛球で胸を撫で下ろした。



8回裏、先頭京田がレフト線ギリギリにボールを運び左線二塁打とした。続く阿部の当たりはボテボテの一ゴロが結果オーライ。京田は3塁に進むかたちとなった。このゲーム最高潮の拍手で期待を込めた。マルティネスもこれまたボテボテ遊ゴロとなったが、その間に京田がホームに還った!これぞ強かった頃のドラゴンズ野球。泥臭く1点を取りに行く野球が出来た。



















9回表、この回を0で抑えれば8年ぶりのAクラス3位以上が確定する。
ドームスピーカーより終盤いつも聴く登場曲が流れてきた。宙船🎵と共に祖父江がマウンドに向かう。大拍手喝采だ。














先頭のソトが不気味でならない。カウントを整え最後は見逃三振を奪った。


胸を撫で下ろした直後続く大和に中安打された。7番戸柱のところでベイスターズ昨年の高卒ドラ1・森を送った。まだまだ体は出来上がってないがバッティングは非凡なものを感じる。バットコントロールが良く厳しい球をカットして粘るが、何とか空三振に切った。
最後の打者となる神里もカットカットで好球を待った。10球目抜けたスライダーだったのか強烈な打球音と共に球は右中間を真っ二つに割る右中二塁打で1塁ランナーは3塁へ、打った神里は2塁へ。
一打同点のシチュエーションとなる。









これまた代打中井。中井は一昨日三塁打を放っており嫌なバッターを向かえた。この3連戦全て手に汗握るゲーム展開は、今日も最後の最後に絶体絶命の大ピンチとなった。
踏ん張れ、祖父江!渾身のスライダーが空を切った。空振り三振ゲームセット。
やりましたぁー!






















苦しみ抜いて8年ぶりのAクラスへやっとたどり着いた。
与田監督お疲れ様でした。


今日のヒロインは先制点を叩き出した武田。もちろん大野雄がお立ち台に上がった。


11勝6敗でチームの悲願に大きな力をもたらした大野雄は冒頭にある
「ほんとにこのAクラスをつかむまで長かった。ここを目指して必死にやってきた7年間だったので、めちゃくちゃうれしいです。
歓喜の言葉に続けて
「なんとか弱いドラゴンズを今年で終わらせて、来年からほんと優勝を目指せるようなチームづきりをせなあかん。」
この言葉素直に僕らドラゴンズファンは受け取りますよ。来季も大野さん残ってくれるんだね。










私の勝手な総評】
まるで優勝決定戦の様な緊張感を持った内容のあるゲームでした。
長く暗いトンネルにボロボロになりながら紛れ込み地べたを這いつくばった8年間。
怒りや悲しみ情けなさ色々な感情がうごめく中、それでもめげずに誰に何を言われようとも毎日現地応援してきたことが、この日やっと報われた様だった。
ドラゴンズファンで良かった。
どらほー!



Aクラスへの攻防戦 round2

2020年11月05日 | ナゴド観戦
11/4(水)対DeNA23回戦
先発 ドラゴンズ=勝野 ベイスターズ=坂本
中5-4横 勝=祖父江 敗=伊勢 S=福
HR=高橋7号

ゲーム前のウォーミングアップ時、シーズン最多安打争いをしてる2人が何やら会話。


今日のお目当てLiSAさんのセレモニアピッチ。お見事!ノーバウンド投球👏









第2roundが始まった。



1回裏、先頭打者大島が第1打席いきなり中安打で出塁しチャンスメーク、3塁まで進塁するも後続が繋がらず。

立ち上がりに不安を残す勝野だが、今日は4回まで安打1本に抑えゲームを作る好投を見せる。
4回裏、マルティネスが四球を選び出塁。高橋が左安打し1死1.2塁から続く平田が中安打タイムリーを放つ。2死となり木下が貴重な追加点を中安打した。この回2得点はデカイ良くやった!
まだスコアリングポジションにランナーがいてチャンスだが、続く打者は投手の勝野では…。と、思ってたらジャストミ~ト!👀
前進守備のライトを襲う打球は右中間を深々と破る右超三塁打となり、さらに2得点を挙げた。
いいぞ頑張れドラゴンズ燃えよドラゴンズ🎶バンザイバンザイ🙌
燃えドラが心地よくドームに響いた。














5回表、ベイスターズ先頭ソトが推定飛距離130mどデカイホームランを左中間スタンドに叩き込んだ。ソロホームランで良かった…。
6回表、二塁打と死球と2人のランナーを溜めたところで、もっともタイミングが合ってた様に見えたロペスに手痛い3ランホームランをレフトスタンドに放り込まれ、たちまち同点となる。
尚もオースティンの中安打が続いたところドラゴンズベンチは勝野から又吉にスイッチした。


又吉はバースデー登板となった。一つ四球を与えたものの大事には至らなかった。
6回裏、2本の長短打を放つもちぐはぐな攻撃となり無得点だった。
7回表からは谷元がマウンドに上がった。3人できっちり締め、味方の反撃を待った。





7回裏、こちらもバースデー出場となる代打井領が右安打し出塁した。
1死後、京田も続き1死1.3塁の絶好の
チャンスに阿部?阿部はあっけなく今シーズン何度となく見た光景が繰り返された。ゲッツ~😔
チャンスを潰した…。非常に流れが悪いゲーム展開の中、祖父江が8回にマウンドに上がった。しかし、しっかり3人で切って獲りチャンスを待つ。





8回裏、ベイスターズはマウンドに伊勢。マルティネスが二ゴロに仕留められ、流れが非常に悪く逆転負けの匂いプンプン感じられ嫌~な雰囲気…。
こんな中、高橋が価千金の勝ち越し左本塁打が飛び出した。
10/15対阪神で見せた9回2死逆転サヨナラ3ランを思い起こさせる打球はレフトスタンドポール際に消えて行った。
勝ち越しに成功した1塁側スタンドは拍手拍手で高橋をホームに迎え入れた。








そうなると問題は9回表、遂に1点リードしたドラゴンズは誰が締めるのか?祖父江のイニング跨ぎなのか?藤嶋?
ゴンサレスはないのね?ん?ん?あと誰が居たっけ?
ドーム内に流れ始めた登場曲はCreepy Nutsの助演男優賞🎵背番号#34福がマウンドへ向かう。


いきなり先頭打者はソト。怖い怖い…。
何とか遊飛球に抑え、続く代打中井は左飛球とし、2死までこぎ着けた。
最後の打者、伊藤裕をフルカウントまで追い込んでからとてつもなく長かった。4球をファールされ粘られた10球目インコース低めの変化球か?伊藤裕のバットが空を切り、ようやくゲームセット。


ゲームセット!その瞬間、マウンドにいる福は笑顔ではなく涙だった💧
駆け寄る木下と軽く抱擁を交わし流れる涙を隠し、マウンドに集まるナインと勝利のグータッチは感動的であった。
福本人のミスから6連敗が始まったあの日から遠く長いリベンジセーブとなりました。
















この勝利で今シーズンの勝ち越しが決まりました!やったね!🎉

ゲーム後はLiSAさんとDRAGONS UPRISNG SPECIAL SHOWで大盛り上がり✨
















【勝手に総評】
ということで大満足な観戦でしたとさ(笑)
頑張れドラゴンズ‼️