育成からの再出発

2016年10月30日 | 日記
プロ野球の2016シーズン全日程が終了することになったこの日の10/29午後いきなり中日球団から『濱田達郎投手(22)に来季の契約を結ばない』と通告したと発表があった。
記事などによると、最大の要因は左肘手術。9月中旬からしびれが出始めリハビリを続けたが状態は回復しなかったとのこと。
私はハッキリ言って納得がいかない。
球団の昨日の決定発表ではない。
彼は2シーズン目デビューから土つかずの4連勝は球団記録を樹立し、2014年は16試合に登板5勝3敗。まだまだこのシーズン活躍を期待していた中、8/26DeNA戦1回裏2人に投げ終わった直後、左肘靭帯を痛めて降板。
診断結果は左肘内側側副靱帯(じんたい)損傷と診断された。
実は彼(家族)とはちょっとしたお付き合いがありそれを聞いた時、私はまだ二十歳!即座にトミー・ジョン手術を勧めたが、球団方針で手術をせず治療して行くプランを選択することになった。
不安を抱えたまま結果を出せる世界じゃないし、2年間程棒に振っても2年後はプロに入って来る大学出の選手と一緒のスタートラインに立てるのだからそれでも遅くないのではないか!と話たことを思い出します。今さらながら球団の方針に甘さがあったのが悔しい。
来季7月までには濱ちゃん必ず支配下選手となってナゴヤドームのマウンドに戻ってきてくれ‼
球団はそれまで背番号#43はそのまま残して置いて欲しい。
トミー・ジョン手術の由来。
以前にもこのブログに書いた様、トミー・ジョンは33歳で手術を受け、復帰を果たすと46歳まで現役を続け、その間164勝を挙げた(通算では288勝)。現在22歳の濱田にも、同じ様長期にわたる活躍を期待したいものだ。
また、ドラ育成選手と言えばチェンウェインは忘れられない。
似た様な境遇だ。
入団3年目の秋に左肘の疲労骨折が判明し、リハビリを兼ねて育成選手契約となった。翌年には骨折が完治し、再び支配下選手とした契約。
後はご存知の通りのドラゴンズ、メジャーに大活躍。
などなど、育成になったからと言って悲観することなどひとつもない。
ダルビッシュでもそうであった様、メジャーならDL入りしたくらいに思えば良い。
決断に間違えなかったと思います。
がんばれ濱ちゃん✊

※育成選手
育成選手とは、日本のプロ野球において、支配下登録選手70人の枠に含まれない契約選手のこと。
概要
日本のプロ野球において、有望選手の囲い込みなどを防ぐため、各球団が保有できる選手は70人までと定められていたが、不景気で社会人チームが次々と廃部に追い込まれる状況を受け、有望選手の育成と裾野の拡大のために2005年から導入された。ちなみに元々の発案は広島東洋カープ。
年俸の下限は240万円(支配下選手の下限は440万)で、背番号は3桁(基本的に100番台だが、巨人は0から始まる3桁、中日は200番台をつける。打撃投手などの裏方と紛らわしいというのが理由)。入団時に契約金は無く、代わりに支度金(通常300万円)が支払われる。出場できるのは二軍の試合のみ(1試合につき5人まで)で、一軍の試合に出場するには改めて支配下登録される必要がある。ただしシーズン中の支配下登録期限は7月末(26歳以上の契約初年度の外国人選手は3月末)。なお、支配下登録選手が65人以上いる球団でないと育成選手を保有できない(ただしこれは補強期限の7月末時点で65人以上の意味。それ以前は64人以下でも問題無い)。
育成選手の保有数には現状、上限は無い。年齢制限があるわけでもないので、30代の育成選手も存在する。2011年にはソフトバンクが、巨人を戦力外になった38歳の藤田宗一を育成選手として獲得した(のちに支配下登録されたが1年で戦力外)。また、巨人時代の脇谷亮太のように、主力級の選手が故障で長期のリハビリが必要な場合に育成契約になることもある。そういう意味では、メジャーリーグにおけるマイナー契約や故障者リストのように使われている面もある。
2011年、岡田幸文(ロッテ)が育成選手としてプロ入りした選手で初めて規定打席に到達した(2009年に新人王を獲得した巨人の松本哲也は規定打席未満)。アーロム・バルディリスも阪神に育成枠で入団し、オリックス移籍後の2011年に初めて規定打席に到達している。投手では2012年、山田大樹(ソフトバンク)が育成出身選手で初めて規定投球回数に到達した。
育成出身選手のタイトルホルダーは、山口鉄也(巨人)が最優秀中継ぎ投手を3度獲得している。育成出身で打者タイトルの獲得者はまだ存在しない。表彰では山口鉄也、松本哲也(巨人)がそれぞれ新人王を受賞したほか、岡田幸文がゴールデングラブ賞を2度受賞している。

新生ドラゴンズ

2016年10月28日 | 井戸端会議
今シーズン19年ぶりの最下位となったドラゴンズ。
19年前とはどんなシーズンだったのだろうか?
この年は、2回目の星野仙一監督体制の2年目シーズン。
ナゴヤドーム元年でもある。

開幕オーダーは、
1.セカンド 立浪
2.ショート 鳥越
3.ライト パウエル
4.サード ゴメス
5.センター音
6.レフト 山崎
7.ファースト 大豊
8.キャッチャー 中村
9.ピッチャー 山本昌
成績は優勝 ヤクルトスワローズ
ドラゴンズは59勝76敗1分勝率.437の最下位(8月にV消滅)は首位から24ゲーム差
チーム防御率4.33は12球団中11位。打率.243は12球団中最低であった。
(表彰選手として、最多勝18勝7敗・最多三振159個 山本昌)
チーム盗塁数55個
規定投球回は山本昌と門倉の2人
規定打席は立浪、ゴメス、山崎、益田の4人
この年のドラフトで1位指名は明治大学の川上憲伸を逆指名している。
翌年の1998年の開幕オーダー
1.ショート 李
2.セカンド 久慈
3.レフト 立浪
4.サード ゴメス
5.ファースト山崎
6.ライト 安田
7.センター 益田
8.キャッチャー 中村
9.ピッチャー 山本昌
成績は優勝横浜ベイスターズ
ドラゴンズは75勝60敗1分勝率.556の2位は首位から4ゲーム差
盗塁数は91個

ではでは、2016年今シーズンを見ると、谷繁体制の3年目。
開幕オーダーは、
1.センター 大島
2.セカンド 荒木
3.ショート 遠藤
4.ファースト ビシエド
5.ライト 平田
6.レフト 藤井
7.サード 高橋周
8.キャッチャー 桂
9.ピッチャー 大野
成績は優勝広島東洋カープ
ドラゴンズは58勝82敗3分勝率.414の最下位(8月V消滅)は首位から30.5ゲーム差
チーム防御率3.65は12球団中7位。打率.245は12球団中同率最低であった。
盗塁数60個
規定投球回投手なし
規定打席は大島、平田、ビシエド、堂上
4人
先日のドラフトで明治大学の柳裕也を1位指名している。

1997年と今年の2016年は非常に似ている点が多い。
○断トツの最下位は8月にV消滅。
○チーム盗塁数が少ない。
○ローテ投手が確立出来なかった。
○チーム打率が.240そこそこの12球団ワースト。
◯ドラフト1位に明治大学主将の投手を指名している。
などなど 
1997年のドーム元年は本塁打、得点の激減により最下位に転落。広いナゴヤドーム野球に適応するため、1998年星野ドラゴンズは機動力を高めることを選択した。
まず中日は大豊、矢野を阪神から構想にマッチした関川、久慈らの複数トレードを成立させた。

さらに韓国のイチローと言われた李鍾範(イ・ジョンボム)をヘテから獲得。
フィールドを駆け回るチームに変貌した!
チーム盗塁数も55個から91個に、久慈は犠打38はセリーグ最多を記録。
次の塁を取りに行くアグレッシブなスタイルにシフトし実を結び、翌年の1999年にはセリーグ制覇を勝ち取った🏆
最下位から2年でセリーグの頂に立った。
このことから今のドラゴンズが来季目指す方向は自ずと見えてきた‼
2017年の森繁新生ドラゴンズが目指す野球は「守り勝つ野球」+「走り勝つ野球」=「To one step ahead」
日本シリーズ終了後からストーブリーグの仁義なき戦いが始まる。
1.FA選手戦略
ドラではFA権利を獲得した大島、平田の動向が気になる。球団は誠意を持って残留交渉を進めて欲しい。しかしプロ野球選手である以上の権利を堂々行使しても良いと思う。
報道では「大島FA行使!」とNEWSが流れた。
大島が、FA宣言した場合獲得に乗り出してきそうな球団は讀賣とオリックスあたり。
また、平田は黙りを決め込んでるが大方の見方ではヤクルトが濃厚の様だ。
*大島、平田共Bランクである為、人的補償or金銭補償が必要。💰ない中日球団といえ金銭補償は現年俸の60%を選択することはなかろう。選手and現年俸の40%確保出来る人的補償を選択するだろう。
プロテクト漏れしそうな選手(もちろん外野手)を考えてみると、
讀賣では、太田・松本哲
オリックスでは、駿太
ヤクルトでは、上田・比屋根
走守に安定した選手を獲得出来そうだ。
レギュラークラスではないが、ドラでは十分レギュラーを奪える仕事場がある。
逆に他球団からFA権利を取得した選手を獲得するのは今のドラではちょっと難しそうな現状だ。
2.トレード戦略
先にも書きました、1998年の阪神との大型複数トレードは双方の球団共非常に良いトレードであった様に、今のチーム事情から構想にマッチしたWinWinのトレードも面白い。
3.外国人戦略
今年も森繁監督はドミニカに向かう様ですが、監督業に専念した方が良いと思いますが…
代わりにリナレス巡回コーチがパイプ役となってキューバを中心に中南米辺りの選手をリストアップして欲しい。
強肩強打俊足な身体能力の高い外野手(トリプルスリーを狙える外野手)とストレート150㎞越と落差のあるフォークを駆使し終盤を任せシーズン60試合位投げられる投手。
この2人で外国人補強は十分だ。
4.コンバート戦略
遠藤だ!内野手の適正がないのはこの2年間で答えは出た。
しかし打撃だけで考えれば今いるチーム中では非凡なものがある。
肩もそこそこ強く、走力もあるので心機一転を期待したい。
以前、現阪神の福留を外野にコンバートし大成功している。
既に外野練習を開始している。

最下位となり監督も代わり今チームが生まれ変われるチャンス。今までの規定概念を全てリセットし新たなチームを一から作るくらいの気持ちで秋季キャンプから走って!

走って!

走って!

走り抜け!

最後に私が考える現時点での来季開幕スタメンメンバーです。
1.ライト 遠藤
2.セカンド 溝脇
3.センター 新外国人
4.サード 福田
5.ファースト 石岡
6.レフト ビシエド
7.ショート 京田
8.キャッチャー 木下
9.ピッチャー ⚾


2016 ドラフト会議

2016年10月18日 | 井戸端会議

10/20(木) 2016・第52回ドラフト会議が実施される。
10/13(木)現在、ナゴヤ球場横・昇竜館にて落合GM以下が出席しドラフト戦略会議が行われ1位指名選手を投手7人の中から絞り込んだ。
中田スカウト部長は、「1位候補は6.7人。すべて投手」とコメントしている。
記事によると以下の投手をリストアップしてる様だ。
創価大学・田中正義
明治大学・柳 裕也
白鵬大学・中塚 駿太
桜美林大学・佐々木 千隼
作新学院 ・今井 達也
履正社・寺島成輝
広島新庄・掘 瑞輝
以上の中から指名するのは間違いない様だが、ドラゴンズはもう失敗は絶対に許されない。
ここ数年即戦力をと大学・社会人を中心に獲得してるが結果が残せてないのが現状。
他球団はローテ投手やクローザーからセットアッパーに1軍で活躍しチームの戦力アップとなってます。
この差がここ数年のチーム低迷の要因のひとつになっているのは間違えない。
昨年が小笠原・佐藤・木下
2年前は、野村・浜九・友永
3年前は、鈴木・又吉・桂
4年前は、福谷・濱田・古本
など、1位2位を見ても自分のポジションを確立出来てる選手は誰一人居ない。
今年のドラフトは是が非でも1位獲得選手は来季の戦力になってもらいたい。
森監督は即戦力が必要との事、もし抽選となる様なら直接森監督が抽選に向かう様だ。
今年のドラフトは5名くらいの指名に抑えるとの報道。

逆にチームを去る選手は以下の通り。
引退選手として、雄太・岩田の2名。
先日、西川・大場。また、育成から川崎・呉屋・石垣の各投手と来季の契約を結ばないことを発表している。
また、外国人はバルデス以外のジョーダン・ネイラー・セプティモ・ハイメも流動的(契約しない方向の様)
支配下登録選手がシーズン終了時点では、69名。
上記全ての投手がドラゴンズを去ることとなれば、8名の投手が居なくなる。
今後の選手補強はこのドラフト以後、FA、トライアウト、トレード、新外国人にて行われる。
しかし、一番忘れてならないのがこのブログにも再三書かせてもらってる現在育成選手の存在です。
投手では、三ツ間は既に1軍で活躍出来るレベル。
私の見る限り、ドラゴンズ投手陣の中でもトップレベルと言っても過言ではない。
先発、中継ぎ、抑えに全てにおいて適性がある。
7月末時点前に彼を支配下登録していれば恐らくチームの今シーズン成績も変わっていたはず!?
*三ツ間 卓也(206)今シーズンファーム成績
35試合78.0回5勝2敗2S防御率2.19
野手では、外野手の渡辺がチーム1ハツラツプレーしてたのが印象的。1本足打法。
今ドラゴンズに無いものを持ってるスター候補選手。
*渡辺 勝(212)今シーズンファーム成績
64試合142打数39安打打率.275
大島、平田のFA去就が気になるところだが、もし流出となった場合、彼は間違いなくレギュラー候補となってくる存在だ。

この2人は今年のドラフトプロ志願届(高校生、大学生はプロ志願届を提出しなければ指名を受けられない。今年の届出数は高校生=105人、大学生=111人)及び社会人、独立リーグの中からでも実績実力共に上位に位置するレベルの選手。
それを考えればいち早くドラフト前にも支配下登録してくれれば、ドラゴンズはすでにドラフトでトップレベルの選手を単独で1位2位釣り上げたくらいの戦力アップが出来たことになる。

PS.三ツ間は今日のフェニックスリーグ、DeNA戦で完封勝利している。

我、中日ドラゴンズ・・・

2016年10月10日 | 日記
7/31からブログを無期限休止しておりました。
ここの方たちは今年満足いく仕事出来たんでしょうか?

中日球団の2016シーズンも終了し、秋の夜長穏やかな日々が戻って来ましたので、またボチボチと再開して行きたいと思います。
7/31以降も続けてたら、血管ぶちきれてたかも💢💢💔
その後今日までの間、色々な事がありました。
案の定・・・でした。
(3年前、谷繁兼任監督就任からの何故?が現実となりました。)
8/9谷繁監督休養

9/10広島25年ぶり優勝

9/16ファーム、ソフトバンク優勝

9/22(木)自分的現地観戦今シーズン一番記憶に残るゲーム
(今年のドラを象徴するゲーム…)


9/25最下位決定

9/21~9/28、6連敗シーズン屈辱まみれで幕を閉じる
最終2連戦は連続サヨナラ負け…


9/26森繁和監督発表

悪い事が全て出た中日球団80周年シーズンでした。
来年度も球団保有するつもりですか?
もう…そろそろじゃないですか💸



球団創立80周年記念の2016シーズンは屈辱にまみれ、目を覆いたくなる記録的な結果を突き付けられた中日ドラゴンズ。
○球団ワースト4シーズン連続負け 越しand連続Bクラス

○球団ワーストの11カード連続負け越し(7月~8月)
○48年ぶりの15試合連続3得点以下(8/7~8/24)
○21ぶりの8月でV消滅
○3年ぶりのナゴヤドーム負け越し
○19年ぶり(ナゴヤドーム元年)の最下位は首位カープから30.5ゲーム差、5位スワローズから5ゲーム差


○1964年以来52年ぶりの82敗
○投手陣、2リーグ分立後1950年以降初2桁勝利and規定投球回到達者なし
○36年ぶり2桁勝利投手なし

○打者陣、規定打席到達者4人のみand打率10傑なし

○谷繁監督の解任。

○球団の歴代監督史上最速の200敗
○球団史上ワーストの同監督3年連続Bクラス
○球団ワースト月間20敗(2015.8月)
*1990年以来阪神以来24年ぶり
etc.数えきれない程の屈辱…

9/29今シーズン全日程終了の翌日、来季の新監督の発表がありました。

http://dragons.jp/news/2016/16092901.html

何の責任も取らずほとんどの首脳陣が今季同様に残りそうです。
一般社会では到底有り得ない人事にびっくりですし、ファンの気持ちも不安たっぷり。
天国か?地獄か?
吉と出るのか?凶と出るのか?
谷繁政権のヘッドとして本来責任を取らなければいけない立場なのに、昇格とは?
もう、こうなったらある意味勝って責任を取ってもらいましょう。
9/29の森繁監督就任会見は賛否両論ある中、落合GMの去就が気になるところです。
我、中日ドラゴンズ何処へ行く🍃

9/29この日、監督人事にちょっと首を傾げますが決まった以上ファンとして応援するしかありません。
と言うことで、ポジティブに新たな気持ちで、早くも2017年ペナントレース奪還、優勝祈願に行って来ました。🍀
ここ矢田六所神社の境内社龍神社では、ナゴヤドーム開設2年目(1998年)からドラゴンズの恒例行事として、ナゴヤドームでのオープン戦当日に優勝祈願祭を行っていた。



元々は球団前社長がナゴヤドームのすぐ近くにある六所神社に龍神様が祀られている事を知り、お詣りをしたら三連勝が二度続いて六勝(六所)したといって縁起の良い社だとして社長自らドームでの試合前には必ず必勝祈願に詣られていたそうです。
このシーズンにお守りをお受けしました。その後強い強い常勝ドラゴンズがやって来ました🏆
あれから19年、ここまで厳しくなっては・・・
今までのお守りは返納し、新しく19年ぶり更新しました。

ドラゴンズ復活をお詣り後、境内のお札を見ると来季絶対にやってもらわないといけない選手のものがありました。
#55 福田

#65 伊藤

#64 小熊

強いドラゴンズを取り戻すために精進して下さい。