あしたはどこへ・・・

後期高齢者だが 元気に豊かな気持ちで歩き続けたい・・

 「コメの霜予防」の思い出・・

2024-10-09 15:56:24 | 日記
 北海道は高気圧に覆われ 地表の熱が上空に逃げ 早朝の冷え込みが強まり
放射冷却で「霜」が降りる‥「農作物の管理に注意を!」と呼びかけられている。

 私の若い頃、稲刈は10月半ば頃だったので「霜対策本部」が行政、農協、消防などで
構成され 農家は面積に応じて雑草を刈り あぜ道に積み 農政課と農協は古タイヤを
集めて農家に配布する。10月には数人の職員が泊まり込み 各地の気温を測定して
気温0℃など霜の危険が予想されると本部の判断で点火の指示を出す‥とサイレンが
鳴り響いて 農家は雑草と古タイヤに火を付けて霜害から守る‥という作業だった。
 モクモクと黒煙が広がり人工的な雲を作る仕組みだが 結果は分からない・・
 ただ 大気汚染・交通マヒなどの障害が発生 「野焼き禁止法?」とともに消滅した。

 現在は水稲の品種改良や機械化の進歩で9月中には稲刈作業が終わってしまうので
霜予防の必要性は無くなっている。  遠い遠~い昔話になっている。

         
         




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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
野焼き (I)
2024-10-09 17:41:02
昔はよく見られた光景ですね。国道まで煙が流れ出た中を走ったことを思い出します。写真を撮ったこともあります。道立図書館で100年プロジェクトのようなイベントがあって、写真を寄贈しました。霜から稲を守る作業でしたか。稲そのものの処理と思っていました。
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霜対策 (西やん)
2024-10-10 00:10:18
こちらでは暖かいので田んぼの霜対策はないと思います。
葉野菜はネットをかけています。
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 稲わらの焼却 (sibuya)
2024-10-10 08:19:04
>I さんへ
>野焼き... 先生が撮影した野焼きは稲わらを焼いて
いるのものです。水田に残った稲わらを翌春に
すき込むと稲の根に障害が出て発育不良になるため
燃やしたものですが 野焼き禁止法もあって
現在では稲わらを300㌔に丸めて酪農家へ・・
牛の敷き藁にして 堆肥化されて 循環され有効
利用されているようです。
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稲わら (I)
2024-10-10 16:53:47
2年前にアジウリを植えた時に、教え子に藁が欲しいと言ったら、無い、と言われました。酪農の方へいってるのですか。なるほど。
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