大和浪漫

私、瓜亀仙人が奈良・大和路の社寺や自然、生活の様子などをお伝えしたいと思います。

信貴山の開運橋

2010年02月16日 | 生駒市・生駒郡
今年は「寅年」。
奈良で「寅」と云えば「信貴山」。
機会見つけて「信貴山」に行こうと思っていた。
「信貴山」と「寅」の関係は?
今から1400余年前、聖徳太子は、物部守屋を討伐せんと河内稲村城へ向かう途中、この山に至った。
太子が戦勝の祈願をするや,天空遥かに毘沙門天王が出現さ れ、必勝の秘法を授かった。
その日は奇しくも「寅年、寅日、寅の刻」であったという。
太子はその御加護で勝利し、自ら天王の御尊像を刻み伽藍を創建、信ずべし貴ぶべき山『信貴山』と名付けた。
以来、信貴山の毘沙門天王は「寅」に縁のある神として信仰されているそうや。
先日,信貴山の駐車場に車を停め,歩いて渡ったの は「開運橋」。
名前がええなぁ~「開運」や・・・
橋の袂の茶屋の名前は「寅茶屋」。
橋の欄干には「寅」。
欄干に着けられた幟にも「寅」。
寅・寅・寅・・・
やっぱり「信貴山」は「寅」やなぁ~
ちなみにこの開運橋は,全長106mの剛性橋で,「上路カンチ レバー橋」?という形式だという。
その形式としては現存する最古の橋になり,鉄骨を組み合わせた「トレッスル橋脚」?であることも珍しく,国の登録有形文化財に選定されているという。
私には,土木・建築のことはよく分からない???
橋の上から下の池?を見たら,水面に「オシドリ」発見!
なんとかカメラに納めようと試してみたんやけど・・・
橋から水面までが遠かった・・・
開運橋を渡り,案内所の前を通過し,納経はお参りの帰りにするということで納経所も通過した。
参道を歩いて行くと,体長約6mの巨大な張り子の寅・「世界一福寅」が見えてきた。
「写真;開運橋」


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