大和浪漫

私、瓜亀仙人が奈良・大和路の社寺や自然、生活の様子などをお伝えしたいと思います。

世界一福寅と朝護孫子寺本堂

2010年02月17日 | 生駒市・生駒郡
「世界一福寅」に近づいて撮影。
巨大な張り子の虎は,機械操作?で自動的に 首を振る。
谷の向こうの山の中腹に朝護孫子寺本堂が見えた。
その大寅からは,かなりの距離と標高差があるように見えた。
朝護孫子寺の歴史は,醍醐天皇の御病気のため勅命により,命蓮上人が毘沙門天王に病気平癒の祈願をした。
すると,加持感応空なしからず天皇の御病気はたちまちにして癒えたという。
よって天皇、「朝廟安穏・守護国土・子孫長久」の祈願所として「朝護孫子寺」の勅号を賜ることになったという。
ここから見える本堂は、文禄年中(1592)豊臣秀吉により再建、または慶長7年(1602)秀頼の再建とする説があるが、定かではないという。
不思議なこと・・・
「世界一福寅」の周囲には鉄製の柵があるのだが,なぜか階段までついていた。
私には,その階段の意味が分からない?
もしかしたら,福寅の上にまたがって乗れるのか?
しかし,鉄柵の注意書きには「手を触れないで」と書かれて いる。
手を触れないで大きな寅に乗ればええんやろか?
ちょっとそれは,寅が大きすぎて無理やで~!
その時,遙か谷向こうの山の上の本堂から,大きな声が聞こえてきた。
怒鳴り声? わめき声?一体なに?
おそらく・・・祈祷?の声???
帰って調べて分かったことやけど,今年は寅年,この「世界一福寅」のお腹はタイムカプセルになっているとのこと。
あの大寅の前にあった階段は,タイムカプセルにメッセージを入れるための台になっていたんや。
これで納得,納得・・・
「写真;世界一福寅と朝護孫子寺本堂」


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