大和浪漫

私、瓜亀仙人が奈良・大和路の社寺や自然、生活の様子などをお伝えしたいと思います。

涅槃会に鼻くそ団子

2014年03月02日 | 日々の暮らし
今日は、近所のお寺で「涅槃だんごまき」。
団子が撒かれ、みんなが拾う、ということです。
通称 「鼻くそだんご」 ですが、「花供曽だんご」または「花草だんご」が本当なの???
※「花供曽」は、仏さまへの供物を意味する「花供御」が転訛したものだと思われる。

@涅槃会(ねはんえ)
今から2500年もの昔、2月15日、お釈迦さまはインドのクシナガラという地で大勢の弟子たちに最後の説法をされ、沙羅双樹の下で頭を北に、お顔は西に、右脇を下に80歳でお亡くなりになりました。
日本各地では「お釈迦さま団子」「涅槃団子」「花草だんご」などと呼ばれて団子を作る習わしがあります。多くの地域では食紅を使って米の粉を青・黄・赤・白・紫の五色にして団子にします。そして、これを丸めたり、棒状に伸ばして細かく切ったりして蒸してつくります。
日本の全国のお寺ではお釈迦さまの徳をしのぶ法要「涅槃会」が催される。「お釈迦さま団子」を「涅槃図」の前にお供えし、お釈迦さまの功徳を「お釈迦さま団子」に分けてもらい、これを食べると無病息災のご利益があり、身につけると厄除けになると云われ、地方にいろいろな形で行事が残っています。
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