大和浪漫

私、瓜亀仙人が奈良・大和路の社寺や自然、生活の様子などをお伝えしたいと思います。

二上山雄岳“大津皇子二上山墓”

2011年06月01日 | 大和高田・葛城市・香芝市
写真は二上山雌岳から望む二上山雄岳(標高517m)。
二上山の雄岳の頂上には,宮内庁が管理する「大津皇子二上山墓」がある。
大津皇子は、第40代天武天皇の第3皇子として生まれ、余りにも勇敢で聡明な資質のため、天皇の死後わずか1ケ月にして、父の天武天皇の皇后(継母)で、母の妹(叔母)でもあった第41代持統天皇に謀反の罪をきせられて、24歳の若さで死罪に処せられた。
妃の山辺皇女は、髪振り乱し、裸足で駆けつけ、夫の死骸に取りすがって泣きじゃくり、彼女も哀れにも悲嘆の内に、後追い自殺をしたという。

姉の「大伯皇女」が弟を偲んで詠んだ歌
うつそみのひとにあるわれや 明日よりは二上山を愛弟世と我が見む
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21 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (瓜亀仙人)
2011-06-04 12:03:31
miwakoさんへ
>週末からずーっと、ハードな毎日です。
お互い週末を楽しみましょう!
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Unknown (瓜亀仙人)
2011-06-04 12:02:26
ももりさんへ
頑張ってみますが、
いままで偉い学者さんが探しても特定できなかったこと。
ももりさん、長生きしてくださいね!
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Unknown (miwako)
2011-06-03 20:04:56
瓜亀様 お師匠様、こんばんは~★

週末からずーっと、ハードな毎日です。
落ち着いたら図書館いって、本を漁ってキマ~ス。
明朝は7時半に出発です、帰りは市美術館に寄ろうとももってます。
瓜亀様、日曜夕方くらいに太陽の道とカタカムナの道、夏至、冬至線と三輪山の事うろ覚えながらお聞き下さいませね。

ではでは、万葉のロマン、お休みなさいZZZ
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早く探して下さい (山口ももり)
2011-06-03 19:25:56
私が生きてる間に探してください。そんなに・・・5つもあるんですか・・・
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Unknown (瓜亀仙人)
2011-06-03 17:51:52
ももりさんへ
>大津皇子は香具山の麓、いわれの池で刑死・・・
私も「いわれの池」を探しているひとりです。
現在,香具山から東にある吉備池(桜井市)の堤に大津皇子の歌碑が建てられています。
吉備池の南には池ノ内(桜井市)という地名が残っています。
香具山の北麓には東池尻(橿原市),畝傍山の南麓には西池尻(橿原市)があります。

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Unknown (瓜亀仙人)
2011-06-03 17:42:41
山桜さんへ
二上山麓にある当麻寺の北側の公園に大伯皇女の歌碑が建てられています。
うつそみのひとにあるわれや 明日よりは二上山を愛弟世と我が見む
そこから二上山は間近,見上げる状態です。
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Unknown (瓜亀仙人)
2011-06-03 17:38:24
miwakoさんへ
私は額田王が三輪山を詠んだ歌が大好きです。
この歌は,蒲生野(滋賀県)遊猟に従駕したときの歌ですよね。
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蘇我氏ばかりが悪いんじゃないかも??? (山口ももり)
2011-06-03 09:03:53
miwako様  何度目かになるんですけど「額田王」井上靖を読んでいます。中大王皇子は・ま・あ・あ・信長・・・大海人皇子は・・・ま・あ・あ・・・家康か???蘇我入鹿は聖徳太子の息子を斑鳩の家にて焼き殺し???そのあとに鎮魂の寺、斑鳩寺を建てた・・・それが法隆寺だったとか・・・でも、古い本は大体藤原氏を正当化するために書かれていて、蘇我氏を悪者にしてるっていうのが最近の流行の論調のようです。ホントのことは誰にもわからない???でも・・・万葉集はいいよねえ。

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私がゾクゾクする話題が続いていますね。 (山口ももり)
2011-06-03 08:56:45
大伯皇女と大津皇子・・・姉と弟です。恋の歌と思われそうな「わがせこを 大和へやると 小夜ふけて あかとき(あかつきまで)つゆに わがたちぬれし」・・だったと思う・・・大津の皇子が死を覚悟して伊勢斎宮にいる姉、大来の元をたずね、大和へかえる弟を送って詠ったお歌のようです。大津皇子は香具山の麓、いわれの池で刑死・・・これは持統女帝の策略ですね。わが子草壁を継ぎの皇太子にしたいから、ライバルである大津皇子を消した・・・と、ももりの頭ではそうなっています。
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禁忌の愛 (山桜)
2011-06-02 21:15:02
大伯皇女と大津皇子って実の姉弟ですよね…。
残された数々の歌には狂おしいほどの思慕が溢れていて
男女の愛を感じてしまいます。 その上、姉は斎王ですものね…。
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万葉の恋歌 (miwako)
2011-06-02 19:06:06
あったぁ~~

今、図書館から借りて読んでいる「大和燃ゆ」八木荘司作の下巻のラストに・・:

あかねさす 紫野ゆき 標野ゆき 野守は見ずや君が袖振る

紫草のにほえる妹を 憎くあらば 人妻ゆえに 我れ恋ひめやも

どしたねえ。。師匠さんに、見つかったら怒られるかも~~~><:
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Unknown (瓜亀仙人)
2011-06-02 18:34:55
ももりさんへ
>今回改めて凄い資料の読み込みのあとを知りました。
作家の方の資料調べって凄いんでしょうねぇ~
司馬遼太郎記念館(東大阪市)を訪ねてそう感じました。
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Unknown (瓜亀仙人)
2011-06-02 18:31:02
miwakoさんへ
私もうろ覚えなので,自信がありません。
それに,昔々のことですし・・・
でも,本当に悲しい話ですよねぇ~
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何度目か・・・でも (山口ももり)
2011-06-02 08:45:45
この本、何度目になるかわからないですけど・・・今回改めて凄い資料の読み込みのあとを知りました。スッゴイ!!!ゼヒゼヒ・・お読みください。
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Unknown (miwako)
2011-06-01 18:53:18
そうですか・・・
20年前か、、もっと前か図書館で借りてきて読み漁ったのです。
作者も、題名も覚えてませんが悲しかったのを覚えてます・。・:
古代奈良の事に惹かれていました。。
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Unknown (瓜亀仙人)
2011-06-01 18:46:43
ももりさんへ
井上靖の「額田の王」ですか・・・
私も読んでみます!
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Unknown (瓜亀仙人)
2011-06-01 18:45:43
kazuyoo60さんへ
桜井市にある吉備池の堤に大津皇子の万葉の歌碑が建てられています。
また写真をアップしたいと思います。
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Unknown (瓜亀仙人)
2011-06-01 18:42:34
miwakoさんへ
たしか私の記憶では・・・
大津皇子は二上山で自害していない???
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凄いタイミング (山口ももり)
2011-06-01 18:18:50
秀に1回ヒアルロン酸の注射を膝にして、ニ上山に登ろうと思っているところへこの記事です。足が・・・なあ???517メートルですか・・・のぼりはいいんですけど・・・下りがねえ・・・・今、改めて井上靖の「額田の王」を読んでいます。先ずは有間皇子・・・狂人のふりをしていても殺されました。父の孝徳帝は失意の内に死。大いに残酷な血の争いですね。中大兄皇子・・・難波から明日香へ、岡本宮跡に再び宮殿を建てたが火災・・・物語は深刻です。さ・あ・あ・・続きを読みましょう。
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Unknown (kazuyoo60)
2011-06-01 14:45:22
悲劇ですね。小学校の時に登山してこの話を聞きました。権力争いはかくも悲惨なのですね。
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Unknown (miwako)
2011-06-01 11:17:37
何かの本で強烈に覚えています。
これまたうろ覚えなれど、出かけての帰り道に同行者に騙されて
二上山に上ったら、自害を強要されて止む無く命を絶ったと・・
大田皇女が存命だったら、優れた天皇になられたのではないでしょうか。
私的には、二上山は上りたくても心悲しくて上れないのです。
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