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なぜか我が家の庭に,こんな真冬なのに「大學百合」の花が咲いている。
親父が,等弥(とみ)神社の宮司さんから「大學百合祭」の際に貰ってきた百合の種が庭に広がったもの。
以前も書いたが,「大學百合」の「大學」とは,詩人堀口大學のこと。
堀口大學は,明治~昭和期フランス近代詩を中心に文学界で活躍した。
生前、桜井市出身の評論家保田与重郎の案内で等弥神社を参拝し、記念に句碑を建立した。
その後、当時の宮司がお礼のため神奈川県の大學宅を訪れた際、庭に植えてあった高砂ユリの実を譲り受け、「大學百合」と名付けて育ててきたという。
その「大學百合」が真冬なのになぜ開花?
高砂ユリの別名は,台湾ユリ。
その原産地は,遙か南方の冬でも暖かい台湾ではなかったのか?
冬の小道
道ばたの枯草いろの枯草の
ひっそりとした日だまりに
焦げ茶に焦げて新しい
焚火のあとが残ってる
かすかに虫も鳴いている
腰のくぼみに手をかけ合って
若いふたりが寄りそって
焚いた昨日の落葉の火
踏みしだかれた枯草が
楽しいいわれを物語る
落葉踏む老いの思いと
よみがえる昔の時に
去りがての冬の小道や
犬の目と真澄(ますみ)の空と
見まもるよ僕の曳く影
「写真;我が家に咲いた大學百合」
親父が,等弥(とみ)神社の宮司さんから「大學百合祭」の際に貰ってきた百合の種が庭に広がったもの。
以前も書いたが,「大學百合」の「大學」とは,詩人堀口大學のこと。
堀口大學は,明治~昭和期フランス近代詩を中心に文学界で活躍した。
生前、桜井市出身の評論家保田与重郎の案内で等弥神社を参拝し、記念に句碑を建立した。
その後、当時の宮司がお礼のため神奈川県の大學宅を訪れた際、庭に植えてあった高砂ユリの実を譲り受け、「大學百合」と名付けて育ててきたという。
その「大學百合」が真冬なのになぜ開花?
高砂ユリの別名は,台湾ユリ。
その原産地は,遙か南方の冬でも暖かい台湾ではなかったのか?
冬の小道
道ばたの枯草いろの枯草の
ひっそりとした日だまりに
焦げ茶に焦げて新しい
焚火のあとが残ってる
かすかに虫も鳴いている
腰のくぼみに手をかけ合って
若いふたりが寄りそって
焚いた昨日の落葉の火
踏みしだかれた枯草が
楽しいいわれを物語る
落葉踏む老いの思いと
よみがえる昔の時に
去りがての冬の小道や
犬の目と真澄(ますみ)の空と
見まもるよ僕の曳く影
「写真;我が家に咲いた大學百合」
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