国道169号を宮滝からさらに南下し、川上村に入ると昨年も訪れた“大滝ダム”が見えてきた。
昭和34年9月26日午後6時18分頃、潮岬付近に上陸した台風15号は紀伊半島を北上し、午後8時頃に吉野山を通過した。当時の記録で史上3番目という超大型台風はその後“伊勢湾台風”と命名され たが、紀の川流域で130名の尊い命が奪われ、340戸の家屋が破壊、15,000戸以上の家屋が浸水するなど大きな爪痕を残した。
この台風を契機に大滝ダムが計画・建設された。このダムは、洪水時に上流からの河川流量を調節、紀の川下流地域への水道用水および工業用水の供給、河川の本来持っている機能の維持、そしてクリーンエネルギーである水力発電を目的とした多目的ダムである。
また、ダムのデザイン決定に全国で初めて地域意見を取り入れている。景観検討委員会が提示した6案について地元住民と専門家にアンケート調査を実施。ダムの上端に連続的なアーチ橋を模したデザインに決定した。
さらに、ダムの本体工事現場を校外学習の場に提供する現場がまるごと教室をコンセプトに「学べる建設ステーション」を建設し、広く一般公開している。
ここでの“豪雨体験”には激しいものがある。
昭和34年9月26日午後6時18分頃、潮岬付近に上陸した台風15号は紀伊半島を北上し、午後8時頃に吉野山を通過した。当時の記録で史上3番目という超大型台風はその後“伊勢湾台風”と命名され たが、紀の川流域で130名の尊い命が奪われ、340戸の家屋が破壊、15,000戸以上の家屋が浸水するなど大きな爪痕を残した。
この台風を契機に大滝ダムが計画・建設された。このダムは、洪水時に上流からの河川流量を調節、紀の川下流地域への水道用水および工業用水の供給、河川の本来持っている機能の維持、そしてクリーンエネルギーである水力発電を目的とした多目的ダムである。
また、ダムのデザイン決定に全国で初めて地域意見を取り入れている。景観検討委員会が提示した6案について地元住民と専門家にアンケート調査を実施。ダムの上端に連続的なアーチ橋を模したデザインに決定した。
さらに、ダムの本体工事現場を校外学習の場に提供する現場がまるごと教室をコンセプトに「学べる建設ステーション」を建設し、広く一般公開している。
ここでの“豪雨体験”には激しいものがある。
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