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オイルシールの交換(オイル漏れ)

2018-09-20 | Weblog

 皆さんこんにちは~~~~~ ミニ耕運機の駆動部の下から、機械オイルが漏れてきました。少しずつですが、床が真っ黒になってオイルが広がっています。最初は、ケースの勘合部と思っていましたが、よく見ると、軸のオイルシール部分から漏れているようでした。それなら、オイルシールを交換すればよいと思い早速注文しました。しかし、この交換は大変な作業になりました。まずオイルシールの構造を知らないものですから、単にゴムを外して付け替えればと簡単に考えていました。これが誤りの原因です。このオイルシールは複雑な構造をしており、内部に金属リングが入っており、また中央にはスプリングが組み込まれています。内部のオイルが回転軸から漏れてこないためのノウハウが詰まっています。取り付けもグリースをリングの内側に塗ってオイル止めをしているようです。それよりなにより、古いオイルシールを外すことができません。これもノウハウがあるようですが、もともとゴム素材だけと思っていましたので、「ドライバーでこじ開ければ」程度の知識でしたから、「こんなことでは外れません」。

 こちらが、新品のオイルシールです。パーツリストから、部品番号を調べて取り寄せました。軸受け部の構造、内部のスプリングなどこの小さな部品には、内部のオイルを外部に漏らさないノウハウの塊りだと感心しきりです。これの専業メーカもあるようです。どこの世界にもプロが活躍しています。

 色々試してみましたが、古いオイルシールが外れません。結局、古いドライバーの先端を加工して引き抜き冶具を作りました。グラインダーで作りました。 

 外したオイルシールは、こんな形になっています。苦労して、ゴムをつついて外していますが、内部のバネが出てきたりしてシールの内側をはぎ取ってしまいました。全く外れなくて苦労しました。結局この冶具で引っ張りぬきました。これが意外と簡単に外れました。ビックリものでした。

 オイルシールを外すと軸受けの玉が見えてきます。この奥には、機械オイルが詰まっていますので、オイルシールは絶対に必要になります。

 新品のオイルシールは、回転部分にグリスを詰めて装着しました。しっかりと当木をしながら面一ぐらいまで入れました。結果オイルは漏れることはありませんでした。今後使ってみて、オイルの温度が上昇すると漏れるかもしれませんので、注意したいと思います。染みるぐらいでしたら、OKとのことで年間に一度ほど少しオイル補給で十分とのことの様です。・・・・・・・・では、バイバイ

 

 

 

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