人は心房細動なり、頻脈なりの苦しさ・恐ろしさを体験すると、だいたいは心が折れ、トラウマになります。そしてその恐怖に襲われたときに行っていた行動などを避けるようになります。
筆者は映画館でバイオハザード3の鑑賞中、クライマックスの場面で頻脈になってからは、映画、ドラマ、地震などの天災、事故などのアクシデントといった緊迫することが予想されるような場面で必ずパニック症(頻脈・過呼吸などの呼吸困難)を起こすようになりました。そして音に異常に敏感になり、ドアの開閉や食器洗いなどの日常の音にさえ過剰に反応してパニックを起こすようにもなったのです。
また、その場から自由に動けない=逃げられない状態、例えば会社で発表会に出た際の自分の順番待ちの時の緊張感や、手術台での簡単な手術、ベットに安静にしての心電図とりなどでも必ずパニックを起こしました。
そこからさらに泥沼へ一直線に落ち、コーラなどの炭酸飲料が喉を通る際の刺激さえマズイのではないか?。この食べ物は刺激がある(ニンニクやショウガ・香辛料など)など、ありとあらゆることを不整脈の原因に結びつけ、何もできない状態に。また、自分の心臓の鼓動感じることなど絶対に許容できず、心拍を感じないように寝るなど、もはや精神病患者一歩手前までいったことがあります。
今は?
アルコールを飲まない、雪かきなど脈の乱れが起きそうなときは薬を飲むということに注意する以外、特に日常生活に制限は設けてません。まあ、いろいろ自分なりの民間療法を行ったり、ダメな時は薬に頼るなどして、乱れの絶対数を減らせたことにより、いわゆる恐怖心を感じにくくなったこともありますが、大切なことは精神面からくる乱れを大幅に減らせたこと。
あくまで筆者の経験上の話ですが、自分が乱れの原因だと感じてる(思い込んでる)ことのほとんどは乱れとは関係ないと思って間違いありません。確かに乱れることもありますが、乱れないこともあるのであればそのこと自体は乱れに関係ないのです。
まあ頻脈、2段3段、心房細動っぽい乱れ、いずれも今現在も根絶できたわけではありませんが、コーラも飲んでますし、香辛料などの刺激物も普通にとってます。映画もドラマも見られるようになりましたしパトカーや救急車のサイレン、地震の揺れでもパニック症につながることはほぼなくなりました。
頻脈になった時、その心拍を冷静に観察できるようになる・・・・そういう冷静さを身につけることができたとき、少なくとも精神面からくる乱れは、大幅に抑制できるようになるはずです。
簡単なことではないかもしれませんが
逃げると間違いなく悪化します
不整脈からおきる心身症の軽減には
それが治ることはなく、長く付き合う必要があることを認め
不整脈に向き合うことが大切なのです。
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心臓ニギニギとのどか詰まるヤツ
イヤですよね
苦しいですよね
気持悪いですよね
あれを無くすことができたら
QOLは大きく向上するんですが・・・・