赤カブ不動産屋の独り言

 赤かぶを作り、漬けて30余年。今年は焼畑は止めて漬けるだけ。
 不動産や広告で起業して10年になります。助けられて。

特別背任罪

2012-03-01 17:30:12 | 日記
 ティッシュ王子が起訴事実を認めたと。
 
 以下転載
 <大王製紙>井川前会長、特別背任認める…東京地裁初公判
毎日新聞 3月1日(木)13時49分配信


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初公判に臨む大王製紙前会長の井川意高被告=東京地裁前で2012年3月1日午後1時10分、山本晋撮影

 連結子会社7社から計55億円余を無担保で借り入れたとして、会社法違反(特別背任)に問われた総合製紙大手・大王製紙の前会長、井川意高(もとたか)被告(47)は1日、東京地裁(登石郁朗裁判長)の初公判で「まちがいございません。関係者に心よりおわび申し上げます」と述べ、起訴内容を全面的に認めた。

【大王製紙、子会社も混乱】取締役全7人解任、創業家が5人選任 でも「グループの内紛避けたい」

 ◇「心よりおわび申し上げます」

 起訴状によると、前会長はカジノの負債の支払いなどに充てるため、11年3~9月、自身が代表取締役会長を兼務していた連結子会社7社から無担保で計55億3000万円を借り入れ、7社に損害を与えたとしている。

 大王製紙が設置した特別調査委員会が認定した7社からの借入総額は106億8000万円。このうち現金や株式で返済された51億5000万円分を差し引いた額が起訴内容となった。

 一方、7社の役員らについては大王製紙が2月、計23人の処分を発表。このうち出向役員は辞任し、大王製紙復帰後は一定期間、出勤停止とした。その他の役員らは降格や減給となった。

 東京地検特捜部の調べによると、井川前会長は09年ごろからファミリー企業や金融機関などからも借り入れを重ね、7社からの借り入れと合わせると計約165億円に上る。大半はカジノ賭博や賭博の負債の支払いに充てたとされる。【和田武士】


転載終わり

 刑法の背任罪よりも会社法の背任罪は重いのです。
 背任罪は5年以下の懲役、50万円以下の罰金。
 特別背任罪は10年以下の懲役、1000万円以下の罰金。

 苦境にあるの会社の社長は昨日も口座の資金を引き揚げたようです。
 従業員への説明も無く。
 このまま逃げる事も懸念はしていますが、仕方ないようです。

 今日都内の税務署の国税調査官が事務所に来ました。
 先週突然来て、書類を見せてくれと。
 月曜日に揃えたので何時でもどうぞと連絡し、本日になったんです。
 この調査は赤カブ不動産屋ではなく、別の仕事の関係の取引先の件でしたが。

 今回の件、調査官に聞いてみました。
 一般的な話として。
 打つ手があるようですね。
 
 再建の見込みもまだあるのですから、社長の意思を確認しませんとね。
 このままでは金融機関、一般債権者、従業員も泣き寝入りはしないでしょうから。

 まだ続きます騒動は。
 来週には良くも悪くも何らかの結論が出るのではと思いますが。

 今日もお読み頂きありがとうございます。

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コメント
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