赤カブ不動産屋の独り言

 赤かぶを作り、漬けて30余年。今年は焼畑は止めて漬けるだけ。
 不動産や広告で起業して10年になります。助けられて。

苦境にある会社その後

2012-03-11 10:17:56 | 日記
 昨夜は早く寝ましたので体調は復活。
 一昨日夜、渋谷にいる時に連絡のあった苦境の会社の件。

 9日金曜日にくだんの社長が弁護士を伴い会社に。
 弁護士に法的手続きを依頼し、弁護士が受任したと。

 予想通りですが、弁護士だけは予想に反しまともであったと。
 従業員の幾つかの疑義にも対応してくれたようです。

 前もって従業員がわの弁護士に対応策を準備して貰っていたのですが。
 
 怪しいコンサルタントの暗躍や社長が口座から抜いた資金や不審な貸し付けについて、この弁護士は把握は出来てない ようですが。
 当然破産管財人は資金の流失を確認していくのですが。

 現在のお客様の対応にも弁護士は理解して対応してくれそうですが。
 社長本人は抜いた金は会社の支払い等に払い、残っていないとの説明でしたが、母親に1000万渡したりも明白にな ったんですね。
 ですから、数千万円の金は明らかにされませんと。

 今回は事業をたたむことになりましたが、従業員の賃金や退職金などは確保できる方向、一般債権者にも被害が少なく なるよう対応出来る方向には進みますが、きちっと見てませんとね。

 最後は金融機関へは迷惑がかかるのは必須ですが。
 仕方ありませんね。
 特に昨年秋に借りた資金は社長貸し付けで本業では無い事業の目的のようです。
 調べてみるとそんな個人貸し付けが続いていたんですね。
 どうも女性関係のようですが。
 金融機関から見れば詐欺罪で訴える事が出来ますがどうされるのでしょうか。

 怪しいコンサルタントの指示で資金を抜き、私し、計画倒産を計ったとしか考えられません。
 外部に流失させた資金があり、金融機関を巻き込めば再生が可能だった事案なんですね。
 何せこの会社は金融機関に対し、リスケ対応をしていなかったんですね。

 経営に熱心でなく、遊びに熱心な4代目社長。
 女に入れ込み、それでも甘やかす身内の会長。
 幹部、従業員を道具と思い、お客様や債権者を利用する社長。
 そんな姿勢をついて入り込む怪しいコンサルタント。
 そんな風に思います。

 今回の事件はまだ終わりません。
 法的手続き、お客様対応、従業員の対応など。
 資金流失の解明、刑事事件などなど。

 赤カブ不動産屋は中に入りませんでしたが。
 幹部たちの相談にのってあげることしかできませんでしたが。
 
 今回の件は充分再生可能だったので残念の一言でした。
 終わっていませんから業種も場所も書けませんが、中小零細には有りがちですから、身を引き締めたいものです。
 
 今週も色々な事がありました。
 来週も色々起こるのでしょうか。
 来週も応援のほどお願い致します。
 
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コメント
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