苞葉が切れ込むヤマエンゴサクに花色の幅が見られたので、各種花色を集めてみました。肉眼で見ると、1~2枚目は青紫でも赤紫でもなく、少しえんじ色っぽくなっています。花の開口部や距の部分、咲き始めの花でも花色が変化する事があるので、思っているよりも色の幅は広そうです。エンゴサクの仲間には白花もあるそうですが、白花はまだ見た事がありません。
(撮影日 2023/4/17)
苞葉が切れ込むヤマエンゴサクに花色の幅が見られたので、各種花色を集めてみました。肉眼で見ると、1~2枚目は青紫でも赤紫でもなく、少しえんじ色っぽくなっています。花の開口部や距の部分、咲き始めの花でも花色が変化する事があるので、思っているよりも色の幅は広そうです。エンゴサクの仲間には白花もあるそうですが、白花はまだ見た事がありません。
(撮影日 2023/4/17)
ヒメツルニチニチソウの花は通常の5裂の他に、4裂する花(2枚目)や6裂する花(3枚目)が見られるようです。ひと回り大きいツルニチニチソウは5裂の花しか見た事がありませんが、ヒメツルニチニチソウは他の場所でも4裂する花を見かけた事があり、花の裂数が変化する傾向にあるようです。
👇別日に撮った花になりますが、ヒメツルニチニチソウの花色には赤紫色の色もあるのですね。初めて見ました。左の大きい花はツルニチニチソウになります。
(撮影日 2023/4/17)
下向きに咲くモミジイチゴです。花弁は雫型で、花中央にある雄しべは真っすぐピンと立ちあがり、爪楊枝入れに入っている楊枝のようにも見えます。花正面を撮るにはかがんで見上げないといけませんが、モミジイチゴは斜面に生えている事もあるので、そういった花は撮りやすいです。
(撮影日 2023/4/16)
通常の黄色いキブシの花の他に赤っぽい花も見られました(1枚目)。赤っぽい花は以前にも見た事があり、その時は何となく珍しいものと思っていましたが、赤っぽい花の個体は、数は少ないながらもあるところにはあるようです。
👇黄色い花と赤っぽい花が隣り合っていました。
(撮影日 2023/4/16)
桜を見に行った時に他の花にも出会いましたが、まだ投稿していてなかったので簡単にまとめてみました。桜花爛漫になっているとどうしても目線が上に行きがちになってしまいますが、目線を下に向けて見ると、他の花たちも桜の花に負けず劣らずにその存在感を示しています。
👇ユキツバキ
👇スノーフレーク
👇シャクナゲ
👇マツバトウダイ
👇宿根イベリス
👇キャットミント
👇チューリップ
👇アリアケスミレ
(撮影日 2023/4/11)
ちょこちょこ撮っていたスイセンを並べてみました。基本的な花の形はあまり変わりませんが、花被片や花中央の副花冠の色や形、八重咲きなど、品種によって様々な変化があります。特に副花冠の変化がよく目立っていて、その品種の特徴となっているように感じます。
桜と雪山の組み合わせは定番になりますが、ちょうどコブシの花が咲いていたので、これ幸いと思い共演させてみました。同じ白系統の色でも色合いが違うので、各被写体の色が混ざり合うことなくまとまっています。この日この場所のコブシは蕾の姿も結構見られました。
👇コブシと五竜岳。
👇コブシと白馬三山。
(撮影日 2023/4/9)
前日に降った春の雪を被った花たちです。暖かい季節の雪なので、冬の時の雪とは違いシャーベット状になっています。そのような雪質でも雪が溶けてくると、花たちは何事もなかったように茎を立ち上がらせていました。
👇オオタチツボスミレ
👇ヒメオドリコソウ
👇ツクシ
👇シバザクラ
👇八重咲きスイセン
👇ザゼンソウ
👇コブシの落花
(撮影日 2023/4/9)
少し南へ行った所にあるユキヤナギは花盛りを迎えていました。レンギョウと一緒に生垣などにして植えられている事があり、春は白と黄の花で溢れた生垣を見る事があります。今現在の花をチラッと見た限りでは、強風の日もあったので大分散っているように感じました。
(撮影日 2023/4/2)
満開でした。透明感ある乳白色の花が鈴生りで咲き誇っている姿は見応えがありますね。遠目で見るとあまり目立ちませんが、近くで見ると迫力が感じられます。赤褐色の花軸もいい味を出しています。
(撮影日 2023/4/2)
アズマイチゲはよく似たキクザキイチゲと同時期に見られる花で、時に同じ場所で隣接しながら咲いている事もあります。花色は白のみですが、花の中心部に見える青紫色がちょっとしたアクセントになっています。
👇うっすらとピンクがかっていたアズマイチゲです。
元の花色ではなく、日差しから植物を守るための防御反応で色付いた色のような気がします。
👇強い日差しにさらされたのか、がく片が反り返って葉の縁が丸まっていました。
👇通常のアズマイチゲです。
(撮影日 2023/4/1)
通常見る花とはちょっと違った花に出会えたので掲載してみました。こちらでは青と白のキクザキイチゲが見られますが、たまに面白い花と出会える事があります。
👇以前にも投稿したことのある花です。葉緑素があるのか、花弁のように見えるがく片の一部が緑色に染まっています。1~2枚目は同個体になります。
👇青い花色がかすれがかっていた花たちです。
👇ピンク色のキクザキイチゲです。
一番最初の緑色が入っている花と同じように、がく片に腺点のようなものが見られます。
👇通常の青と白のキクザキイチゲです。
(撮影日 2023/3/31)
早咲きする場所のミズバショウです。小さな小川際にぽつぽつ生えている程度ですが、一足早くに間近でミズバショウの花を見られる場所でもあります。今年は季節の進みが早いので、こちらでの他の場所のミズバショウも、もう見ごろを迎えているような気がします。
(撮影日 2023/3/31)
この2種は、雪解け後に樹木の中で真っ先に花を咲かせるように感じます。2種の花が隣接して咲く場所があるので、今年も様子を見て来ました。他の木が葉も花も無い中で、黄色い花を咲かせる姿はよく目立ちます。
黄色いポンポンがダンコウバイ、リボンのような細長い4弁花がマルバマンサクになります。
ダンコウバイとマルバマンサクの共演
ダンコウバイ
👇花を咲かせたダンコウバイの枝の間から、昼の月を覗かせてみました。
マルバマンサク
👇別日に撮ったがく片の色が黄色いマルバマンサクです。
がく片が黄色くなるマンサクには「アテツマンサク」があるそうですが、分布が兵庫県以西とのことなので、この写真のマンサクはマルバマンサクのようです。
(撮影日 2023/3/30)
積雪でぺっちゃんこになった葉の下から花を咲かせていたヒマラヤユキノシタです。葉は常緑性になるのですが、さすがにワンシーズン雪の下にいれば傷みも見られるようです。それでも花穂を伸ばし、花を咲かせる姿には力強さが感じられます。白花もあるそうです。
(撮影日 2023/3/29)