うたかた花詩の「思季色を綴る覚書き」

   長野県の四季の様子を思いつくままに雑多に綴る自由ノートです。

オオハナウド

2020-08-31 | みんなの花図鑑

ハナウドの仲間は花の外側にある花弁が大きくなり、Vの字型の花弁が目立ちます。ハナウドとよく似ていますが、ハナウドの葉は3~5裂、オオハナウドの葉は普通3裂とのことなので、見分けるには葉を見ればよさそうです。葉の大きさもオオハナウドのほうが大きいそうです。

(撮影日 2020/8/6)


イタドリ

2020-08-30 | みんなの花図鑑

日焼けみたいなものでしょうか? 葉の表面が黒っぽくなっているイタドリがありました。葉裏も少し写っていますが、裏側は通常の葉と同じ緑色のようです。3枚目は近くにあった普通のイタドリになります。

(撮影日 2020/8/6)


ジャコウソウ

2020-08-24 | みんなの花図鑑

シソ科のジャコウソウです。斑も無く筒状のあっさりした花ですが、花の長さが4~5㎝あり、シソ科の仲間では大きい部類に入ると思います。花色は個体差はありますが通常は赤紫色で、同じシソ科のヒメオドリコソウやクルマバナ、イヌゴマなどの花と比較すると、赤紫色の色合いが強く出ているような気がします。

(撮影日 2020/8/4)


コウメバチソウ

2020-08-22 | みんなの花図鑑

花の中央にある仮雄しべの裂けた本数が7~11裂の中に入っているので、仮雄しべが12~22裂するウメバチソウではなく「コ」が付くコウメバチソウのようです。雄しべの大きな葯、仮雄しべの緑色、仮雄しべの先端にある黄色い球の組み合わせが面白いですね。

(撮影日 2020/8/4)


アマニュウ

2020-08-22 | みんなの花図鑑

セリ科のアマニュウです。小さい花が集まっている小花序の柄が長く、大花序の花姿が線香花火のようにも見えます。葉の形はセリ科らしく裂けてはいますが卵形っぽく、他の大型のセリ科と比べると分かりやすい部類になる感じがします。

(撮影日 2020/8/4)


ソバナ

2020-08-20 | みんなの花図鑑

花姿はツリガネニンジンに似ていますが、花の開口部が広くラッパ状になるソバナです。花の開き具合はキキョウとツリガネニンジンの中間くらいでしょうか、比較的幅広ながく片も花姿の印象付けに一役買っているような気がします。

(撮影日 2020/8/4)


クガイソウ

2020-08-20 | みんなの花図鑑

長い穂の中で雄しべが飛び出す小さい花が密集して咲き、尾のようにもブラシのようにも見えます。クガイソウの長く伸びる花序は1本だけかと思っていましたが、1枚目のように何本か出る個体もあるようです。

(撮影日 2020/8/4)


キオン

2020-08-19 | みんなの花図鑑

種名の由来は、同じキク科の紫の花の「紫苑(シオン)」に対して、花が黄色いから「黄苑(キオン)」だそうです。両種は別の属になるので、同じキク科でも花姿は似ていません。花姿はハンゴンソウによく似ていますが、キオンの葉は長楕円形になり、ハンゴンソウの葉は深裂します。

(撮影日 2020/8/4)


ヤマハハコ

2020-08-19 | みんなの花図鑑

1~2枚目は葉の幅が広い個体、3~4枚目は葉の幅が狭い個体です。西日本に分布していて、葉の幅が狭く、中間部で枝分かれしないホソバノヤマハハコもありますが、記事の写真は多分全てヤマハハコだと思います。

(撮影日 2020/8/4)