ハナウドの仲間は花の外側にある花弁が大きくなり、Vの字型の花弁が目立ちます。ハナウドとよく似ていますが、ハナウドの葉は3~5裂、オオハナウドの葉は普通3裂とのことなので、見分けるには葉を見ればよさそうです。葉の大きさもオオハナウドのほうが大きいそうです。
(撮影日 2020/8/6)
ハナウドの仲間は花の外側にある花弁が大きくなり、Vの字型の花弁が目立ちます。ハナウドとよく似ていますが、ハナウドの葉は3~5裂、オオハナウドの葉は普通3裂とのことなので、見分けるには葉を見ればよさそうです。葉の大きさもオオハナウドのほうが大きいそうです。
(撮影日 2020/8/6)
少し花が傷んでいますが、花数が多いのでオオウバユリになります。花数は19個くらいでしょうか、もう花期は終わりましたが、来年は花数が30くらいあるオオウバユリを探してみたいですね。
(撮影日 2020/8/6)
茎がピンと立っているので、全体的にがっしりとした印象があるオトコエシです。小さな蕾もカクカクして、咲いた乳白色の5弁花も少し固さがあるような感じがします。
(撮影日 2020/8/6)
日焼けみたいなものでしょうか? 葉の表面が黒っぽくなっているイタドリがありました。葉裏も少し写っていますが、裏側は通常の葉と同じ緑色のようです。3枚目は近くにあった普通のイタドリになります。
(撮影日 2020/8/6)
シソ科のジャコウソウです。斑も無く筒状のあっさりした花ですが、花の長さが4~5㎝あり、シソ科の仲間では大きい部類に入ると思います。花色は個体差はありますが通常は赤紫色で、同じシソ科のヒメオドリコソウやクルマバナ、イヌゴマなどの花と比較すると、赤紫色の色合いが強く出ているような気がします。
(撮影日 2020/8/4)
花の舌状花の数が1~4枚程度と少ないのでオタカラコウではなく、メタカラコウのようです。葉も先端が尖る傾向にあり、葉の基部が左右に張り出し気味になります。
(撮影日 2020/8/4)
小さな花が集まって真ん丸な花序を形成しているウドの花です。花の雰囲気はノブドウやニシキギ科に近いものがあります。ウドの丸い花の集まりは、いつ見ても面白く感じます。
花の中央にある仮雄しべの裂けた本数が7~11裂の中に入っているので、仮雄しべが12~22裂するウメバチソウではなく「コ」が付くコウメバチソウのようです。雄しべの大きな葯、仮雄しべの緑色、仮雄しべの先端にある黄色い球の組み合わせが面白いですね。
(撮影日 2020/8/4)
唇弁にある黄色い斑が白い色合いの中でよく目立っています。コゴメグサの仲間には地域変異があり、それぞれに種名が付いていますが、分かりづらい場合もあるそうです。
(撮影日 2020/8/4)
セリ科のアマニュウです。小さい花が集まっている小花序の柄が長く、大花序の花姿が線香花火のようにも見えます。葉の形はセリ科らしく裂けてはいますが卵形っぽく、他の大型のセリ科と比べると分かりやすい部類になる感じがします。
(撮影日 2020/8/4)
花姿はツリガネニンジンに似ていますが、花の開口部が広くラッパ状になるソバナです。花の開き具合はキキョウとツリガネニンジンの中間くらいでしょうか、比較的幅広ながく片も花姿の印象付けに一役買っているような気がします。
(撮影日 2020/8/4)
長い穂の中で雄しべが飛び出す小さい花が密集して咲き、尾のようにもブラシのようにも見えます。クガイソウの長く伸びる花序は1本だけかと思っていましたが、1枚目のように何本か出る個体もあるようです。
(撮影日 2020/8/4)
種名の由来は、同じキク科の紫の花の「紫苑(シオン)」に対して、花が黄色いから「黄苑(キオン)」だそうです。両種は別の属になるので、同じキク科でも花姿は似ていません。花姿はハンゴンソウによく似ていますが、キオンの葉は長楕円形になり、ハンゴンソウの葉は深裂します。
(撮影日 2020/8/4)
1~2枚目は葉の幅が広い個体、3~4枚目は葉の幅が狭い個体です。西日本に分布していて、葉の幅が狭く、中間部で枝分かれしないホソバノヤマハハコもありますが、記事の写真は多分全てヤマハハコだと思います。
(撮影日 2020/8/4)