遠目からでも鮮やかなオレンジ色が目に留まるので、フシグロセンノウの花だとすぐに分かります。
(撮影日 2019/8/13)
立ち姿や花姿はオオウバユリとほとんど一緒ですが、草丈が1mくらいで花数が少ないウバユリです。
☟花の数が5~2輪のウバユリを集めてみました。
(撮影日 2019/8/13)
小さなピンク色の花を咲かせるミズオトギリです。午後に咲く一日花なので夕方にはしぼんでしまいます。ミズオトギリの葉は先端が尖らず丸みがあるので、花姿と合わせて柔らかい感じがします。
(撮影日 2019/8/13)
サワヒヨドリの葉が3深裂したミツバサワヒヨドリです。3裂した葉は細く、立ち姿はサワヒヨドリよりも直立しているように感じます。
(撮影日 2019/8/13)
パッと見セリ科の花に見えるオミナエシ科のオトコエシです。こちらではこの時期によく見られる花で、セリ科の花よりも白さが際立っているように感じます。散策をしていると道端で咲いているのをよく見ます。
(撮影日 2019/8/13)
アカハナカミキリでしょうか? 体色が赤茶色のカミキリムシは他にもいて、胸部の体色には個体差もあるようなので、見慣れていないと判別は難しいですね^^;
(撮影日 2019/8/13)
写真を撮るのはまだいいかなと思っていたら、花期はもう終盤になっていて数輪しか咲いていませんでした。以前に撮ったクルマユリと並べてみましたが、しべの長さや花の形がちょっと違いますね。
☟クルマユリ
(撮影日 2019/8/13)
湿原に咲いていたサワギキョウです。キキョウ科のミゾカクシ属になりますが、花の形はミゾカクシを大きくしたような姿をしています。角度によっては青紫色の鳥のようにも見えますね。
(撮影日 2019/8/13)
バッタの仲間の中でも脚の長いツユムシです。腹部の先端にある産卵管は、直角に近い角度で上を向いています。サワギキョウの蕾をもしゃもしゃと食べていました。
(撮影日 2019/8/13)
ビッチュウフウロの咲く時期がやって来ました。花弁に入る細かい網目状の紫条が特徴的です。ゲンノショウコと同じフウロソウ科ですが、花の大きさと紫条の細かさで華やかに見えます。
(撮影日 2019/8/12)
こちらでよく見る大型のセリ科のオオバセンキュウです。初冬になっても実をつけたまま直立している姿を見る事があります。蝶たちの吸蜜源にもなる花で、他のセリ科の花にも言える事ですが、一つの花序に数頭の蝶が集まっているのをよく見ます。
(撮影日 2019/8/12)
花が大きさが5㎜くらいのマメ科のヤハズソウです。茎に生えている毛が下向きなので、上向きに生えるマルバヤハズソウではなく、ただのヤハズソウになるようです。
(撮影日 2019/8/12)
黒地に白い斑が特徴的なダイミョウセセリです。白い斑には地域差があり、後翅に斑が現れるものを関西型、斑が無いものを関東型と呼ぶそうです。写真の個体には後翅にうっすらと白い帯のような模様が見えますが、このぐらいだと関東型に入るようです。
(撮影日 2019/8/12)
ノハラクサフジ、ヒロハクサグジ、ツルフジバカマは、小葉の数や形が似ていてどの種か迷いますが、托葉(3枚目)を見ると托葉が大きいのでツルフジバカマのようです。ツルフジバカマの花序は、短めで幅広の姿かと思っていましたが、そうでもないようです。
「ノハラクサフジは花数が多く托葉は小さい」「ヒロハクサフジは托葉は大きいが生育場所は主に海岸」との事なのでツルフジバカマとしましたが、托葉にも個体差もあり、上に挙げた3種を見慣れていないとパッと見ての判別は難しそうです。
(撮影日 2019/8/12)