ママコナとは違い、花喉(花の両端にあるへこんでいる部分)や唇弁の膨らんでいる部分に黄色い斑が見られるミヤマママコナです。苞葉にも違いがあり、ミヤマママコナの苞葉は全縁でツルっとしていて、ママコナの苞葉は鋭い鋸歯がありトゲトゲしています。
👇別日に撮った個体ですが、葉が赤く色付いていたミヤマママコナがありました。
(撮影日 2020/7/19)
ママコナとは違い、花喉(花の両端にあるへこんでいる部分)や唇弁の膨らんでいる部分に黄色い斑が見られるミヤマママコナです。苞葉にも違いがあり、ミヤマママコナの苞葉は全縁でツルっとしていて、ママコナの苞葉は鋭い鋸歯がありトゲトゲしています。
👇別日に撮った個体ですが、葉が赤く色付いていたミヤマママコナがありました。
(撮影日 2020/7/19)
黄色いカワラマツバです。アカネ科の花なので、4弁花で手裏剣のような花の形をしています。同じ黄色い花で果実に毛が生えるものを「エゾノカワラマツバ」と呼ぶそうですが、写真の個体は見た感じ毛が生えていないように感じたので、キバナノカワラマツバだと思います。
(撮影日 2020/7/19)
翅にある曇りガラスのような部分から後脚が透けて見えています。腹部の形から♂のようです。止まっているT字の形が、掃除機のヘッドのようなクイックルワイパーのような、そんな印象を受けました。
(撮影日 2020/7/19)
花頭が大きいオニアザミです。コキマダラセセリが吸蜜に来ていました。花頭が大きい種のサワアザミと似ていますが、葉や花の付け根にある苞葉はサワアザミよりもトゲトゲしていて、オニノゲシのような雰囲気があります。
👇ヤマブキショウマと一緒に。
(撮影日 2020/7/16)
雨露に濡れたオオコメツツジです。濡れた白い花弁が少し透明になっていますね。よく似たオオが付かない「コメツツジ」もありますが、オオコメツツジは4弁花、コメツツジは5弁花になります。
(撮影日 2020/7/16)
渡り蝶のアサギマダラも飛び始めたようです。お尻に近い部分の翅に、性標である黒い斑があるので♂ですね。胸部の黒地に白の水玉模様が特徴的です。
(撮影日 2020/7/16)
写真では分かりづらいですが、クモガタヒョウモンは後翅の縁が綺麗に波打っていて、表翅にある黒い斑点は円形に近く水玉模様みたいになっているので、他のヒョウモンチョウとはちょっと違う雰囲気があります。
(撮影日 2020/7/16)
バラ科のオニシモツケです。写真の個体の蕾は紅白入り混じっていて、なんだかどんど焼きのまゆ玉みたいに見えます。花は柔らかい印象を持っていますが、葉は鋸歯があり掌状に3~5裂するので、葉の形だけ見ると力強い印象があります。
一般的な種名はオニシモツケで統一されていますが、花序や茎に生えている毛の量や毛の有無で、「ウスゲオニシモツケ」や「ケナシオニシモツケ」と呼ばれることもあるそうです。
(撮影日 2020/7/16)
イタヤカエデのアカイタヤでしょうか。枝先の葉の形は通常の葉とは違っていて、紅葉したように赤く色付いています。このような葉はウリハダカエデなどでも見られたので、カエデ類全般で見られるような気がします。
(撮影日 2020/7/16)
1枚目はミドリヒョウモンの♀、2枚目はミドリヒョウモンの♂(左)と♀(右)です。♀の表翅は♂よりも黒い斑紋が大きく、オレンジの地色は暗くなり緑がかります。緑色ののり方には個体差があって、緑色が濃くなる個体もいます。
(撮影日 2020/7/16)
メスグロヒョウモンの♂(1枚目)と♀(2枚目)です。写っているのは裏翅と表翅なので比較としてはイマイチですが、種名の通り♀は黒いので、雌雄では全く雰囲気が異なる蝶です。
どちらも花姿は同じですが、がく片の間にある付属体部分が上部に反り返るか(ホタルブクロ)膨らむか(ヤマホタルブクロ)の違いがあります。花の形には個体差があり、1枚目のホタルブクロのように細長かったり、3枚目のヤマホタルブクロのように花中央部が張り出している花もあります。
👇ホタルブクロ
👇ヤマホタルブクロ
(撮影日 2020/7/16)
海洋の軟体動物のようなニョロニョロしている姿のキノコです。よく似た「シロウメンタケモドキ」はニョロニョロ部分が分岐するようなので、モドキが付かないシロソウメンタケでしょうか。
(撮影日 2020/7/16)
翅が傷んでいる個体ですが、ヒメキマダセセリの♂だと思います。1枚目で見える表翅の様子はヘリグロチャバネセセリの♀のようにも見えますが、2枚目の裏翅の模様からヒメキマダラセセリと判断しました。
(撮影日 2020/7/14)
鮮やかなピンク色の花と小さな玉のような蕾が特徴的です。白花もあるそうですが、通常のシモツケソウの花色も微妙な濃淡があるようです。シモツケソウよりも花色が濃く、果実に毛が見られるものを「アカバナシモツケソウ」と呼びますが、両種の花色が近い場合は、果実の毛の有無を見ないと分からないかもしれません。
(撮影日 2020/7/13)