ツリフネソウの花も終わりに近づいているので、今年撮ったツリフネソウとキツリフネが共演している写真を大放出です。今年も両種の花姿を存分に楽しませてもらいました。来年もまた遇いましょう。
👇キツリフネの上にチラッと見える白い花はミヤマニガウリの雄花、右側にある緑色の塊はカラハナソウの毬花になります。
👇キツリフネとツリフネソウに寄り添っている淡紫色の花はタニソバ、左側にある青い花はツユクサ、下にある白い花はゲンノショウコ、左下にある先端が暗紫色の花はヨモギの仲間になります。
ツリフネソウの花も終わりに近づいているので、今年撮ったツリフネソウとキツリフネが共演している写真を大放出です。今年も両種の花姿を存分に楽しませてもらいました。来年もまた遇いましょう。
👇キツリフネの上にチラッと見える白い花はミヤマニガウリの雄花、右側にある緑色の塊はカラハナソウの毬花になります。
👇キツリフネとツリフネソウに寄り添っている淡紫色の花はタニソバ、左側にある青い花はツユクサ、下にある白い花はゲンノショウコ、左下にある先端が暗紫色の花はヨモギの仲間になります。
ヤマゼリだと思います。セリ科の植物の中では中型になり、大型のセリ科の植物を小型にして、花付きをまばらにしたような姿をしています。葉の縁にある鋸歯も大型のものと比較すると、複雑さは無くシンプルな印象を受けます。若葉は食用になるそうです。
(撮影日 2021/9/17)
翅を広げたベニシジミは、アカツメクサやシロツメクサの花とよく合う気がします。これから多く見られるようになる、オレンジ色鮮やかな秋型のベニシジミは、綺麗な個体がいるとつい見入ってしまいます。
(撮影日 2021/9/14)
良い香りがするサラシナショウマです。白い花を多数付ける長い花序の姿は遠くからでも存在感があり、サラシナショウマが咲いていると思い近づいて行くと花の良い香りが漂ってきます。多くの花序を出しますが、同じ株の中で花満開のものともう実になっているものが一緒にある姿は、なかなか面白く感じました。
オオツルイタドリは以前に1回確認していて、こんな植物もあるんだと思ったのですが、今回再び目にするまですっかり忘れていました^^; 同じタデ科ソバカズラ属で同じつる性植物のツルタデも見付けたので、一緒に並べてみました。両種ともほとんど実の状態ですが、次回は花を中心に見てみたいですね。
👇オオツルイタドリ
果実の形はマラカスのような形をしていて、翼の縁の部分に不規則な浅い切れ込みが見られます。翼部分が赤く色付くのがこの種の特徴だそうですが、3枚目や4枚目にあるメマツヨイグサに絡んだオオツルイタドリの実は緑色のままでした。もっと熟すと赤くなるのでしょうか?
👇ツルタデ(ツルイタドリ)
果実の形は軍配のような形をしていて、翼の縁の部分はつるんとしています。翼部分が広めで切れ込みが無い分、翼の波打ちが目立っているように感じられました。実は熟しても緑色のままだそうです。
飛ぼうとしていましたが、右側にある下翅が腹部に張り付いて翅を展開できずにいるようでした。何回も上翅を広げてはいましたが、結局飛ぶことが出来なかったようです。
(撮影日 2021/9/14)
葉はありますが、他種に寄生する側面も持っている半寄生植物のコシオガマです。これから花盛りを迎えようとしている所でした。花の形は同じハマウツボ科のママコナと似た雰囲気があります。大きく開いた花冠は、大口を開けた魚のようにも見えます。
(撮影日 2021/9/13)
花穂の部分が少し色付いていたイヌコウジュです。花色が紫色をしているので、同じような形をしている小さな花を持つ種の中では、同定しやすい種だと感じます。イヌコウジュはワインレッド色に草紅葉した姿もなかなか趣があります。
(撮影日 2021/9/13)
翅の模様はシンプルですが、頭部と胸部の青い色がおしゃれさんですね。キスジホソマダラと似ていますが、このヤホシホソマダラは、翅の黄色い斑紋が丸みを帯びます。
(撮影日 2021/13)
カップに入っているような種子の姿を前に見て、なんの植物だろう?と思っていたフシグロです。どんな花かも分からず花期も分からない状態で、偶然花が咲ている場面に出会う事が出来ました。小さい花でくびれのある姿は、なんだか可愛らしく感じます。カップ状の割れた果実に入った種子は、人が作為的に入れたようにも見えますね。
(撮影日 2021/9/13)
ヒキオコシの花を見付けたので、以前から自生を確認していたクロバナヒキオコシと一緒に並べてみました。2種ともシソ科ヤマハッカ属の花になりますが、ヒコオコシの花は花冠が長めでヤマハッカの仲間らしい花姿をしています。クロバナヒキオコシは花冠が短く、小さい花ながらも4裂する上唇がよく目立っていました。
クロバナヒキオコシの花には大きなハナバチが来ることがあり、蜜を吸う時には小さな花を脚で抱え込んで、上下にブランブランさせながら吸密しています。
👇ヒキオコシ
👇クロバナヒキオコシ
ノブドウのカラフルな実姿です。より多色になっている部分を選んで撮ってみました。写真は普通のノブドウですが、葉が深く切れ込むキレハノブドウもあるので、色付いた実と一緒に葉の形を入れた写真を並べてみるのも面白いかもしれません。
(撮影日 2021/9/13)
下向きに咲くナデシコ科の花です。今まではナンバンハコベ属とされてきましたが、センノウ属と合わせてマンテマ属に含まれるようになったそうです。まだ開ききっていない花の形は、他のマンテマ属の花と似ていますね。先端が2裂する花弁の縁には、ごく浅い不規則な切れ込みが見られました。若い実は緑色をしていますが、熟すと黒くなります。
湿り気の多い場所では一緒に咲いている事もあるミゾソバとタニソバです。タニソバの花色にはあまり変化が見られませんが、ミゾソバの花色は赤から白まで幅があり、各色並べていたらミゾソバの掲載枚数が多くなってしまいました^^;
👇ミゾソバ
草丈は1mくらい、だいたい腿から腰のあたりでしょうか。多種の植物で混んでいる場所だと、他の植物の葉の間を縫ってひょっこりと頭を出し、金平糖のような花を咲かせています。
👇タニソバ
草丈は20~30㎝くらい、だいたい足首から脛のあたりでしょうか。葉の上に乗るようにして米粒のような小さな花を多数咲かせます。葉の基部は茎を抱きます。
他の豆類の花と比べると、ぽってりした細長めの蝶形花になるでしょうか、オレンジ色が鮮やかですね。豆は大粒なので、甘く煮て食べると食べ応えがあります。冷涼な地で育つ豆類になるそうです。
(撮影日 2021/9/12)