ヌルデの厚ぼったい葉は、真っ赤になる事が多いので遠目からでもよく目立ちます。染まりきった紅葉は赤系統の色がほとんどになりますが、前に1回だけ黄色く色付いたヌルデの葉を見かけた事がありました。黄褐色の垂れ下がった実姿は、ヤマウルシやリョウブの実と似ています。
👇浮き出たリンゴ酸カルシウムが白く結晶化しているヌルデの実です。白い部分は舐めると塩辛く、塩の代用品として使われた事もあるそうです。
(撮影日 2021/10/31)
ヌルデの厚ぼったい葉は、真っ赤になる事が多いので遠目からでもよく目立ちます。染まりきった紅葉は赤系統の色がほとんどになりますが、前に1回だけ黄色く色付いたヌルデの葉を見かけた事がありました。黄褐色の垂れ下がった実姿は、ヤマウルシやリョウブの実と似ています。
👇浮き出たリンゴ酸カルシウムが白く結晶化しているヌルデの実です。白い部分は舐めると塩辛く、塩の代用品として使われた事もあるそうです。
(撮影日 2021/10/31)
果実が短く葉が切れ込むスカシタゴボウです。ギュッと密集して先端が茶褐色に色付いている蕾が良い感じです。似ているイヌガラシと比べると、スカシタゴボウは茎が太くがっしりした印象を受けます。
(撮影日 2021/10/31)
ヘリカメムシの仲間のようにも見えますが、サシガメの仲間のオオトビサシガメになるそうです。腹部左右に大きく張り出した結合板と呼ばれる部分と、盛り上がってごつく見える前胸背と呼ばれる部分が特徴的です。
(撮影日 2021/10/31)
晩秋になり野の花が次々と終わりを迎えている中で、ピンク色の花を咲かせていたママコナを草藪の中で見つけました。花の下唇にある2つのふっくらとした米粒模様が特徴的です。前に投稿したミヤマママコナと比較して、苞葉の縁にトゲ状の鋭い鋸歯があります。
(撮影日 2021/10/30)
👇以前に投稿したミヤマママコナです。
何気ない紅葉した葉姿ですが、光の当たり具合と染まった葉の色合いが上手くマッチしているように感じたので、パシャっと1枚。
(撮影日 2021/10/30)
秋でもアブラナ科の花をたまに見る事があります。寒さで花があまり開かなかったり花弁が傷んだりと、春の花期とはまた違った様相がありますが、秋の野の花とは違う雰囲気で目を楽しませてくれます。
👇スギナに隠れて少し見にくくなっていますが、果実が長いイヌガラシの近くに果実が短いスカシタゴボウがありました。自然交雑種にはあまり馴染みがありませんが、イヌガラシとスカシタゴボウの自然交雑種「ヒメイヌガラシ」が見られる機会も訪れるかもしれません。
(撮影日 2021/10/30)
山頂付近の冠雪した白、山の中腹の紅葉、山の麓のまだ紅く染まっていない緑の葉が一堂に見られる「三段紅葉」よりは少し遅めな感じがしますが、この時季ならではの三色の景色を見て来ました。青空も含めれば四色でしょうか。平地で三段紅葉を見ても楽しめますが、岩岳に新しく出来た「HAKUBA MOUNTAIN HARBOR(ハクバマウンテンハーバー)」のテラスから三段紅葉を見ても絵になると思います。映える(ばえる)というやつですね。
テラスのほうは分かりませんが、平地だと午前10時半あたりまでが色が綺麗に見える時間帯のような気がします。
👇左から白馬鑓ヶ岳、杓子岳、白馬岳の白馬三山、白馬岳の右隣りが小蓮華山です。
👇野平の一本桜です。
👇八方にあるジャンプ台へ寄ってみました。この辺りの木々ももうすっかり色付いていて、ジャンプ台の滑走面の色との対比が際立っていました。複数のパラグライダーが優雅に飛んでいて、紅葉の景色に一味違った雰囲気を加えています。ジャンプ台の左に見える山は五竜岳になります。
(撮影日 2021/10/30)
長野県池田町の大峰高原にある七色大カエデです。葉が見事に紅く色付いていて見頃を迎えていました。見る角度によって黄色やまだ染まりきってっていない青色といった葉も見られますが、もう少し早めだと名の通りの七色がより強く感じられるかもしれません。
背景にある山々と一緒に撮るのであれば、太陽の角度による光の当たり具合から午前10時以降が良いのではないかと思われます。朝焼けや夕焼けと一緒に撮っても良いかもしれませんね。
👇池田町の開けた場所から見た北アルプスです。
山頂付近が白く染まった山々の左から岩小屋沢岳(一番左のなだらかな山)、爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳、天狗ノ頭(中央右のなだらかな山)、白馬三山、小蓮華山(一番右のなだらかな山)になります。
(撮影日 2021/10/30)
長野県池田町の長福寺にある大銀杏です。この日の色付きの進み具合を見ると、青い色合いがまだ残っているように感じるので、見頃からは少し早めになるでしょうか。撮影する角度によっては雪山を背景に大銀杏を撮る事が出来ます。地元の方たちが保全作業をしていました。
記事にした写真は約1か月前のもので、投稿を休んでいた事もあって大銀杏の記事も遅くなってしまいました。西日本や関東では紅葉が見ごろを迎えている所もあるようですが、こちらでは山や平地の紅葉はもう終わりになっています。昨日は平地でも雪が降り、今年も冬がやって来たようです。
(撮影日 2021/10/30)
赤く染まった草紅葉を種ごとに並べてみました。色合いや色付き方も微妙に違っていて面白いですね。
👇イヌコウジュ
👇ビッチュウフウロ
👇サワギキョウ
👇カワラヨモギ
👇オトコヨモギ
👇コシオガマ
👇アカバナ
👇イヌタデ(イザリタデとも呼ばれるイヌタデの小型のもの)
👇ヒカゲイノコヅチ
👇メマツヨイグサのロゼットかな。
草刈りなどの整備後に咲いた花でしょうか、花期から外れたサワアザミがぽつんと咲いていました。今年はサワアザミの花は撮っていなかったので、これ幸いにと被写体になってもらいました。時期的な影響か、下部にある葉には目立つ傷みが見られました。
(撮影日 2021/10/29)
ちょこちょこ撮っていたキタキチョウたちです。裏翅に見える茶褐色の斑には個体差があり、普通は注視しなくても写真のように斑が確認出来ますが、たまに茶褐色の斑がほとんど目立たず、裏翅が黄色一色に見えるような固体がいます。
長野県小谷村にある鎌池に行ってきました。快晴とはいきませんでしたが、紅葉は見ごろになっていて、水鏡に映し出された色付いた木々の葉もよく映えていました。水鏡の紅葉を撮るには、比較的風が弱い時間帯の午前中(午前10時ごろまで)がお勧めかと思われます。
距離が遠く粗い画像の写真なので掲載はしていませんが、水鳥のオオバンが1羽優雅に泳いでいて少しびっくりしました。(※掲載枚数が多くなっています)
鎌池の周りにある散策道を右周りでぐるっと1周しました。
👇散策道。
👇色付いたオオカメノキの葉。
👇ナナカマドの赤い実。
👇鎌池に向かう道中にて。2枚目は小谷温泉になります。
(撮影日 2021/10/27)