♪ 卯月の非日常 ♪

旅ブログです。主に海外と沖縄をご紹介。

シチリア・イタリア二週間の旅(その24)

2023年12月07日 14時36分00秒 | @シラクーザ


宿のオーナーさんからの連絡によると
“午後一時にはハウスキーパーさんが部屋にやってくるので、先に荷物を預けてもいいですよ!”とのことでした。

……がしかし、待てど暮らせどハウスキーパーさんが来ない。
本当にこの場所で合ってるのか?と不安になり、近隣の部屋で掃除真っ最中のハウスキーパーさんに尋ねたりもしました。
※優しいお兄さん……靴も履かずにやってきて、確かめてくれた。
まじイタリア人優しい。

こちらが今回のアパートの名前デス
Ortigia corte d’avolio
69 Casa Corte degli Avolio, 7
扉は二重……だが、外の鉄格子には鍵がかかっていない。
こぢんまりとしたパティオがある、見た感じ、ちょっと古めのアパートメントです。
時間通りにコトが進まないのは、イタリアあるあるなので気になりませんけどね。
結局、先に暗証番号を教えてもらい、鍵を開け、スーツケーツ🧳を中に置かせてもらうことになりました。
※ルームツアーは後ほど

その上、このアパートには嬉しい誤算がありました!
周辺に住む多くの猫たちです。
ひぃ!カワイイ❤❤
道沿いにあるレストランのテラス席でも寛ぐ姿が。
アパートメントの屋上が猫の通り道らしい。

日光が気持ちよさげ。
食事中の猫を見つめる猫。
なんと、仔猫までいるぅ😘
茂みにもたくさんいますね。
みんな健康的な体つきで安心。
近所の人たちが世話してるようです。

彼らは思い思いの場所で寛いでいました。

ここはパラダイスか?

この一件でシラクーザの価値がうなぎのぼりに上がっていったのは言うまでもありません。



さて身軽になったので、散策に繰り出しましょう。

オルティージャ島のほとんどの道が歩行者天国です。細い道だから車が通るのは難しいんですが。
〜カヴール通り〜
どこもかしこも絵になるのが凄い。

Chiesa del Collegio dei Gesuiti
こんな細い通りにも立派な教会が。
可愛らしいピンクの花がリゾート地を彩ります。
カフェ、土産屋、陶器屋、パティスリー、レストラン……
ありとあらゆる店が揃っていて、街歩きが本当に楽しい。
ご覧の通り青空です。
マグネットのボリュームがスゲェ。
歩いていると汗ばんできたので、美味しそうなジェラート屋さんに立ち寄りました。
Il Cucchiaino

迷うことなく🍋Limoneをチョイス(2.5€)
小さいサイズを選んだはずだけど、なかなかのボリューム。爽やかでほんのり甘くて美味しかった。

更に先へ進んでゆくとパンカーリ広場に出ます。
そこには見事な遺跡が……。
✦Temple of Apollo✦
(アポロ神殿)
紀元前6世紀頃に建てられた神殿の跡地。シチリア最古の神殿で、ドーリア人が建築したものです。
2500年前の柱かぁ……ロマンだねぇ。
✵Ponte Umberto I✵
ウンベルト橋で美しい海を眺めます。
ボートに乗って周遊するコースもあり、それも楽しそうですね。
その後、気になっていたレストランを覗いたのですが、残念ながら休業中とのことで………
たまたま見つけたグラニテリアでまたもやグラニテを食べることにしました。

お店にいたお姉さん(客)が強くオススメしてくれたマンゴー味。
目を疑うほどのボリュームに腰が引けましたが……主人と分け合いながら頂きました。
とても美味しかった。
果実そのものの味です。
3.5€

さぁ、そろそろ本格的に昼飯を食べなくては。
臨時休業多めのこの季節。
果たして無事、美味しいレストランにたどり着くことが出来るのか?

↑これ乗ってみたい


続く……


シチリア・イタリア二週間の旅(その23)

2023年12月07日 03時37分00秒 | @シラクーザ

無事到着したSiracusaはさすがリゾート地、立派な駅舎でした。

駅の中も多くの人が行き交い、どことなく垢抜けた雰囲気。
まずはタクシーに乗り込みましょう。
この駅では待機タクシーがわんさか居てくれたので、困ることはありませんでした。
ありがたや〜🫶
私達が目指すオルティージャ島まで20€と言われ、ちと高くないか?と思ったけど、でっかい荷物もあるし、めっちゃ観光地だし、むしろこれは適正価格なのかもと考え直しました。
とても愛想の良いドライバーさんでした。
降り立った場所は、
Piazza Archimede(アルキメデ広場)
とても美しい広場です。
天才数学者アルキメデスに捧げられた広場らしく、彼はシラクーザ出身だったんですねぇ。知らんかった。
走れメロス(太宰治)の舞台でもある。


余談ですが
Ortigia(オルティージャ)
=うずら(ギリシャ語)
という意味。
ギリシャ神話の女神(レートー)
はうずらに変身したゼウスと交わり、結果、この島でアポロンとアルテミスを産んだそうな。
※アポロンはデーロス島だっけか?

🤔ん?
ゼウス、なんでうずらに変身したん?

まあ、神々のすることですからね。
深く追求しても無駄です。

まずは腰を落ち着けてカフェでもしましょうか。

Piazza Archimede Caffe
Alta Pasticceria Siciliana
この日は暑かったので、アイスコーヒーとグラニテを注文。
おっしゃれ~なグラスに入ってくると、気分上がりますねぇ。
シチリアにきて初めてのグラニテです。味はもちろんピスタチオ。
後にも先にも、ここのグラニテ最高すぎました。
なめらかな舌触りと程よい甘みのピスタチオ。
何回でも食べたくなるグラニテです。

お会計=6.5€

Fountain of Diana(1907〜)
美しい女神が立つ噴水を眺めながら、シラクーザにやって来たことを噛み締めます。

今回シラクーザには一泊だけ滞在する予定です。
しかしこの街、かなりのお気に入りになってしまうんですよねぇ。
理由はまた後ほど。

にしても、グラニテ美味すぎた。


続く……

シチリア・イタリア二週間の旅(その22)

2023年12月07日 02時37分00秒 |  @ラグーザ

ラグーザRagusa最後の朝、
いつもより美しい朝焼けを見ることが出来ました。

4日間滞在したわけですが、
とても魅力ある街で、人も優しく、どこを歩いても心浮き立つ素晴らしい景色を与えてくれました。
お別れは寂しいですね。
二度と来ることが無いと思えば、本当に切ないです。


朝七時、アパートのオーナーさんが送ってくれる約束になっていました。
とても親切なオーナーさんで、時間通りに迎えに来てくれ、荷物を車に運び入れ、サクッと駅まで送り届けてくれました。
日本に行ったことはないけれど、いつかお寿司を食べに行きたいと仰っていました。それが実現出来ることを願ってます。
あまりにも親切だったので、五箇山の景色が描かれたポストカードにメッセージを書き、アパートに残しました。
後々、とても喜んでくれました。

ラグーザ駅は新しく近代的な街の中にあります。

ロータリーの前にパン屋さんがあったので、朝食をゲットしましょう。
このお店の女主人もすごく気さくな方で、話しやすかった。
おすすめのパンを2つ購入しました。
チョコ入り
ふわふわのチーズパン
どちらも美味しかったです。

さて。次の目的地までのチケットを購入した私達は………


何も無い駅舎にて乗車時間まで待ちます。
電光掲示板にはきちんと出ていますね。
そう、次の目的地は
Siracusaシラクーザです。
途中、ドイツ?から来た旅行客女性が「もしかしたら列車が運休するかも!今そこで代替バスの運転手さんに声をかけられて……云々」と不安そうに話しかけて来たため、私がロータリーのバスへ確認しに行ったところ、
「シラクーザ行きは問題ない。別の列車のことだよ(笑)と丁寧に教えてくれました。

突然の列車運休→振替バス
これもシチリアあるあるなんですよね。この運転手さんは駅の中にまでやってきて呼びかけていたので、比較的親切な部類だと思います。
いつの間にか運休→バス……って感じでポカンと駅に取り残されることもあるらしいですから。
ツーリストあるある……🐼
常にアンテナを張り巡らさなくてはなりません。
時間が近付いてきたので、命より大事な打刻をします。
主人はホームの向こうの建物に猫を発見!ほんっと目敏いなぁ……🥴
六匹くらいいたのかな?
どうやら、この建物のご主人が餌を与えているようです。
みんな猫に優しくて尊い🥹
列車が定刻通りにやってきました。
いよいよお別れです。
素晴らしい街でした。
皆さんにもオススメします。

ヨーロッパあるあるだけど、乗り込む時、くっそ重いスーツケースを持ち上げる作業だけはホント辛い。
※優しい人がいつも助けてくれるけど
日本の電車はホームとの高低差が少ないから助かります。
さ、次の土地も楽しもう!
シラクーザまで二時間くらいかな。
中にはトイレもあります。
※これでもキレイな部類
残念ながら、列車の外装(窓含む)に盛大な落書きが施されており、あまり景色は見えませんでした。

見えても窓ガラスくすんでいてよくわからない。

シラクーザ行きのお客さんはわりと居たほうかな。
頻繁に停車する列車だったので、地元の人も多かった気がします。
そしていよいよ到着!

念願のシラクーザ!
いったいどんな街でしょうか。


続く……