♪ 卯月の非日常 ♪

旅ブログです。主に海外と沖縄をご紹介。

シチリア・イタリア二週間の旅(その30)

2023年12月11日 17時12分00秒 | @カターニア

アパートのエレベーターは二機ありまして、左側だけが我々の部屋に行くらしい……定かではないが
このエレベーターがもし、万が一故障したら……😵‍💫😵‍💫
こちらの階段地獄が待っているので、毎回「故障しませんように!!」と願ってました。
🙌おかげさまで最終日まで故障しなかった

ちなみにエレベーター内には「トラブルが起こった時の電話番号」が貼られてあるんだけど、何故か複数枚あって、どれが正しい番号か最後まで判りませんでした。(・_・;)
まあ……何かあったら、オーナーにWhats appするほうが早そう。
こまめに連絡くれるので助かります。

外に出ると、そこはかとなく生臭い。
近隣では大規模な市場(朝市)が毎日のように開催されていて、お昼になるとそそくさ片付け始めるのだが、やはり臭い……。
臭い、汚い……だけど活気はある。
そんなカターニアの市場はまた後ほど紹介します。
皆が片付けに精を出している広場を横切り、辿り着いたお店はこちら。
👉Trattoria Aldo👈
とっても気楽な感じの食堂です。
ランチタイムはわりと混んでましたね。地元の人が多め。

安定の乾いたパン
前菜は色んな種類があり、それぞれを好きなように皿に盛り付けます。
ただ、物によっては追加料金がかかるので、確認する必要があります。
我々はシステムについてあまり理解していなかった……😅


この大きな茄子料理がめっちゃ美味しかったんですよー。
確かカターニア料理のはず。
シンプルにトマトソースとチーズがかかっているだけなんだけど、茄子のポテンシャルを感じる一品でした。
ついついおかわりしてしまった。
あさりのパスタ
しっかり貝の出汁が絡んで、美味しい。ボリュームもすごい。
こちらはシチリア代表料理の一つ
イワシのベッカフィーコ
Sarde a beccafico
ベッカフィーコ=イチジクを好んでついばむ小鳥のこと。 シチリアの貴族が狩猟した小鳥を焼いて食べる料理を見た庶民が、大衆的なイワシを小鳥に見立て、真似したことが由来とされ、魚料理なのに小鳥の名がついている。
サクッと食感の中に、いわしの香ばしさが詰まっています。
レモンをかけると爽やかに。
いわゆる香草パン粉焼きって感じなのかな。
デザートは別腹。
〜ティラミスとプリン〜
ティラミスはしっかりコーヒーが滲みていてうまい。
プリンは素朴なカスタード味。
でもって量が多い。

市場の近くということもあり、素材は新鮮そのもの。
気軽に訪れ、美味しく頂けるお店としての高評価も頷けます。
お会計=40€

店の隣で猫発見

たまらん可愛さ!!
しかし人見知り……🥺
帰り道、Pennyというスーパーで軽く買い物をしました。
アパート近隣はとにかくスーパーが多くて助かった~😘
チーズも生ハムもわりと揃ってます。
パスタもよりどりみどりですね。

水とサンペレグリノのオレンジ味を購入。◀3€

とりあえずはアパートでゆっくり疲れを取るとしましょう。


シチリア・イタリア二週間の旅(その29)

2023年12月11日 15時10分00秒 | @カターニア

👋アパートに別れを告げ、タクシー乗り場があるウンベルティーノ橋近くまでスーツケースを転がします。
※街並みが美しいので何とか歩ける
そこから適当に拾ったタクシーは17€(チップ込み)でシラクーザ駅まで連れて行ってくれました。
自販機でチケットを購入。
次の目的地カターニアへは
21€(2人分)です。
⇡今回は特急券

シラクーザからカターニアに移動する方法は基本、バスと列車です。
※専用車除く
どちらも所要時間は大きく変わりません。(1時間〜1時間半)

一泊二日、存分に楽しんだシラクーザにサ・ヨ・ナ・ラ😭
またいつか……と言いたいけど、まだまだ行きたい土地は残ってるからね。
確約は出来ないかな。
ありがたいことにほぼ時刻通り、列車はやってきました。
イタリアにしては優秀すぎだわ✨

大きな荷物を台に預け、

指定された席に座ります。
発車時刻までの間、警察によるパスポートチェックを受けました。
(初めての経験。直ぐ出せるようにしておくのが吉)
もちろん無事クリア🆑😮‍💨
隣のお客さんもクリア。
ちょっとドキドキしますね。
さて、列車はそこまで新しくありませんがテーブル&コンセント付きはありがたいですね。
後々、主人の隣にかなり大柄のドイツ人男性が座ったので、頃合いを見て移動しました。
(空いている列車なら比較的可能。ただ後に乗ってくる客の席である可能性も……汗)

海沿いを走っているはずなのに景色はイマイチだなぁ……。
石油精製所が多く、巨大なタンクが並んでいました。
時々、見え隠れする街の風情を楽しみます。

ん……?!!

おっと…??
あれはEtna(エトナ)火山じゃないですか!
日本で言うところの富士山です。
多くのワイナリーが点在するこの山は、頻繁に噴火するので要注意です。

下手すると✈飛行機飛ばなくなるしね。
天気が良いおかげでくっきり。
感動\(^o^)/
すごくきれいに見えてる!!
※車窓は相変わらず汚いけど

エトナ火山が見えてきたということは、カターニアが近いってこと。
1時間15分、ほぼ定刻通りに、Catania Centrale駅に到着です!
黄色っぽい駅舎は、大きさはなかなかのものですが、中にはカフェが一つあるくらいで、基本殺風景でした。

取り敢えず宿の近くまでバスで移動します。一人1€

チケットは近くの売店?で。

無論、直ぐに打刻!
地下鉄のStesicoro駅近くで下車したんだけど、一つ手前のPiazza Della Repubblicaで降りたほうが近かった💀Googleだとわかりにくい距離感。
にしても……汚い街だなぁ。笑
カターニアはその昔、かなーり治安が悪かったそうな。
名残りを感じますね。

ま、そんなこんなでアパートメントに到着です!
シチリアでの残り四泊をここで過ごすことに。
Le Dimore del Corso
4泊=304€(¥47000ほど)

このどでかい建物の中の一部に存在します。
事前に連絡された通り、暗証番号で表玄関からIN。
エレベーター完備はいいんだが、三段ほど階段があるので、決してバリアフリーではない。

六階にあるアパートメントは複数部屋があり、その内の一つ『life』が我々の過ごす部屋でした。
エレベーターを降りた後も、もう一度暗証番号が必要です。笑
室内はこんな感じ。

YouTubeも観ることが出来るテレビは嬉しい。
ベッドはわりと幅広。

クローゼットもゆったりです。
ハンガー少なめ……🗿
洗面所の広さは充分かな。

冷蔵庫も大きめだし、助かりました。
部屋の中の洗濯機は壊れていたので、ハウスキーパーさんが使う?ランドリールームの中の洗濯機を利用することになりました。
おかげで洗いたてのタオルやバスマットが使い放題でとても楽でしたね。
キッチンは今回使わなかった。
ベッドフレームが可愛い。
角に当たっても痛くない系。
ガラステーブルと椅子も素敵ですね。
唯一の難点がシャワールームの狭さ。
ガラス戸がぴっちり閉まらないので、床が水浸しになる覚悟を……。
※バスマット三枚重ねた
この部屋の一番の売り?が恐らく窓からの景色でしょう。
エトナ山の山頂が見えるのです。
これは密かに嬉しかった。

夜遅くまでパーリーピープルの賑やかな声が響きましたが、それはそこまで気になりませんでした。
洗濯物を干すため窓を開け放していたら、夫婦共々蚊に刺されまくってエラい目に遭いましたが……それもまあよくあることです。←そうか?

ともあれ、無事荷解きを終え、腹が減ったのでランチに繰り出します。


続く……