♪ 卯月の非日常 ♪

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シチリア・イタリア二週間の旅(その25)

2023年12月08日 10時49分00秒 | @シラクーザ

案の定、目星を付けていた複数のレストランは😫休業中でした。
最終的にアパートのすぐ側にあるトラットリアに落ち着いたわけですが、ここが🎯アタリでしたね。

Trattoria Spizzuliamu
Via Consiglio Reginale, 33, 96100 Siracusa
安定の水
今回ワインは無し🍐
テラス席から通りを眺めていると、あ〜イタリア🇮🇹だなぁとしみじみ感じますね。
そしてオレンジ色のテーブルクロスが良き🥴
色かぶりのウーノ♪
水分ゼーローなパンと美味しいオリーブオイル。
今回もベジファーストでサラダを。
Capricciosa 12€
モッツァレラチーズがありがたい。
レタスもシャッキシャキ。
たっぷりのオリーブオイルで頂きました。
Insalata di polpo 12€
タコのサラダ
シチリアでタコはマストアイテムなのかってくらい、めっちゃ美味い。
人参とセロリ、パセリを合わせただけ。あとはシチリアレモンをがっつりかければ完璧。
手が止まらなくなる一品。
Gnocchi al pistacchio 13€
1つ目のプリミは”ニョッキ“で。
見た目通り、濃厚なピスタチオと生クリームでコーティング。
不味いわけがないでしょ。
絶品です。
Tagliolini alla Siracusana 13€
更に超えてきたのはこちらのパスタ。
具材はアンチョビ、ドライトマト、茄子、レーズンと至ってシンプル。
パスタの完璧な茹で加減に加え、酸味あるソースの旨さが脳を刺激するんですよね。
アンチョビの塩気がたまらん。
ドライトマトのアビリティを存分に発揮した一品でした。
お会計=57.50€

胃袋をがっつり満たした後は、やはり散歩に出かけましょう。
ドゥオーモ広場に立ったとき、一瞬にして鳥肌が立ちましたね。
一面に大理石が敷かれた広場はまさしく圧倒される景色。
呆気にとられるほど、そのドゥオーモは素晴らしかった。
バロックの真髄を感じますね。

細部にわたって見応えがあり、
本当に人の手で作ったのかと疑うほど精巧でした。

(304年に殉教)

迷うことなく入場チケットを購入。
一人2€。
こちらが正式な門ですが、入るときは左側の小さな門をくぐります。

やばい……テンション上がる↗↗↗
私、彫像好きなもんで。
中に入ると、冷たく静かな聖堂内は美しいタイルが貼り巡らされています。
他の教会とはまた違う空気感。
訪れてみないと実感出来ないかもしれませんが、とにかく古の空気を肌で感じるんですよね。
それはひとえに、こちらの2500年以上大事に保存されてきた柱によるものでしょう。
✯アテネ神殿の柱✯
立派すぎてもはや笑えてきます。
当時、カルタゴに勝利したゲロンによって、アテネ神殿は建立されました。
その後、東ローマ帝国が神殿からキリスト教会へと作り変えます。
※この辺りがもやっとする
無骨で頑丈な柱を見る限り、昔はもっとシンプルな建物だったんでしょう。
時代は移り変わり、改修に改修を重ね出来上がったのが、こちらのバロック様式の大聖堂なのです。
ちなみに床の模様は15世紀のアラブスタイル。
いろんな時代のデザインが混在した建物ですが、基軸となるのが2500年前の柱や壁なのです。
主人にとっては感無量な場所なんでしょうね。(世界史大好きっ子)
撮影不可の場所もあったのですべてを紹介できないのですが、どこもかも見事でした。

少ない展示物だけど歴史を感じます。

特にジュエリーが見事だった。


つづく……