♪ 卯月の非日常 ♪

旅ブログです。主に海外と沖縄をご紹介。

シチリア・イタリア二週間の旅(その38)

2023年12月16日 21時02分00秒 | @メッシーナ

🌄朝、いつも通り早起きしました。
🌋タオルミーナの余韻もそのままに、この日、またしてもカターニアから離れます。←ちっとも落ち着かない

朝の空気………ま、ちょっと臭い。
※ゴミやら排泄物やら……

この日もしっかり地下鉄を使います。
基本誰も居ないので券売機を利用。
地元の人はアプリ?で買っている

1ユーロ/一人
新しい車内は日本と遜色がないほど美しい。ゴミも落ちてない。←奇跡
自動改札も最新式ですね。

Stesicoro駅からたった一駅。
Catania Centrale駅の最寄りはGiovanni XXIIIという駅です。
距離的には直ぐですが、タクシー乗り場&バスのロータリーを通るので、ぶつからないように気をつけましょう。
😓イヤ……まじで。
まずはチケット購入。
片道9.2€/一人

駅構内にある唯一?のバールは賑わっていました。
”Bar della stazione“

迷った挙げ句、イケメン?なお兄さんから、どでかいハンバーガーを購入。
お会計=7.8€
え、たっか……😵‍💫


まあ……手のひらに収まらないビッグサイズだし、しゃーないか。
二人で美味しくいただきました。

追加で旅のお供も……🐹

電光掲示板はしっかりチェック。
何番線から出発するのかは駅員さん、もしくはその場にいる誰かに尋ねます。 確認に確認を重ねる
朝日と海……駅のホームから眺めることが出来るなんて、素晴らしいですね。
そうこうしている内に、眩い光を浴びながら列車が到着しました。
ほぼ定刻通り!まじ有り難い。
わりと乗車率高めです。

さて、今回の目的地の発表です。
行先は………


Messinaメッシーナ

イタリア本土とシチリアの間にあるメッシーナ海峡が有名な街です。
カターニアからたった1時間15分の乗車時間。
さて、どんな旅になるやら。

続く……

シチリア・イタリア二週間の旅(その37)

2023年12月16日 08時40分00秒 | @タオルミーナ

歩き疲れすぎると腹が減らなくなる

こんな経験は何度も重ねてきたけど、
今回は期待値がそれを上回ったせいか、とても楽しみでお腹も万全。
一刻も早く食べたい!
そう思いながら、予約したレストランへ向かいます。

地図で見る限り、めちゃくちゃ簡単なルートのはずなのに、高低差があるからか、違う方向からアタックしたせいか、わりと時間がかかりました。
目印はどでかいカンノーリの看板
シンプルに、メイン通りにある
ここからINすれば簡単だった。
Tischi Toschi Taormina
”ガンベロ社トラットリア“
🦐🦐🦐トレガンベリ
獲得している有名店です。
予約した時間はイタリア人には早すぎて、案の定一番乗り。
店内は予習していた通り、派手でとても個性的。めっちゃ好みデス❤
色使いも絶妙なんだよね。
扉やワインセラーも可愛すぎる。
アイアンシャンデリア、おしゃれじゃないですか。
こんな部屋に住みたいなぁ…🐼
↑どんな嗜好?
そんな中、テーブルクロスは潔く白とはやりますねぇ。

さて、まずはお待ちかねのワインをチョイス!
もちろんここでエトナは外せない。
そう思って、ワインセラーをじっくり覗き込む日本人観光客。
ネットで見かけたボトル(白ワイン)を指させば、若くて親切な女性スタッフが「ごめんなさい、それはグラスで提供できないの。」と気の毒そうに教えてくれた。
「そっか〜。ほなボトルでいくか……おいくらかしら?」と聞いたところ、「120ユーロ」との答え。

ひ、120だと……!?
※日本円で18000円〜くらい?
円安くたばれ!!⇐本音

昨今エトナワインは高騰しまくっていると聞いていたが、いやいやマジで?そんなに?日本でもそんな高価なワイン滅多に飲まないわ。

意気消沈している私に女神(スタッフ)は優しく微笑む。

「グラスで提供できるワインの中で、似たようなテイストのものを試してみる?おすすめがあるの。」

「Si(うん)………」

それがこちら。
シチリア州マルサラにあるワイナリー“ラッロ”のアル・カザール。
ぶどうの品種はジビッボ。
お手頃価格の白ワインで、ふんわりと果実の香りが口に広がり、かといって甘すぎないすっきりとしたテイスト。
※個人の感想
アーモンドの風味もするらしいが、私の舌はそこまで繊細に嗅ぎ取れない。

100%マッチング!
ってわけじゃなかったけど、好みから大きくハズレているわけじゃないのでそのまま飲み進めることにしました。

白ワインとパンとオリーブオイルがあれば、半日は過ごせるな。
※個人の感想(2)

いつの間にかカラフルなお皿が用意され、Yes Sicilia!ってテンションに。

まずは前菜?がやってきました。
Melenzanina Ammuttunato
茄子に牛肉団子を詰め、トマトソースで絡めたもの
前菜とは思えない重い見た目だけど、茄子の柔らかな食感の中に、スパイスの効いた肉塊がゴロリと入っていて、濃厚なトマトソースががっちりまとめ上げている。
これは間違いのないトリニティ。
我らが茄子はいい仕事をしてくれた。
とても美味しかった!

Involtini di Pesce Spada Arrosto
メカジキのインボルティーニ(包み焼き)
見た目本格的なソーセージですよね。
これまた中にしっかりとメカジキの旨味が詰まっていて秀逸。
添えられたトマトや玉ねぎなどもいいアクセントになってくれました。

Spaghetti alla Bottarga di Tonno Rosso
赤マグロのボッタルガのスパゲッティ

(歓喜)待ってました……^_^
トンノボッタルガスパゲッティ。
うんまっ!🐯
覚悟していたより塩気は控えめでしたね。スパゲッティの茹で加減も◎。
嗚呼、本気でもう一つ胃袋ほしい。

Raigatoni al Sugo di Maiale
豚肉のリガトーニ
わりとお腹が膨れてきたんですが、最後のリガトーニもペロッと完食。
ソースもリガトーニの食感もパーフェクト。
こういう一皿を是非とも家で食べたい。←だいたいイマイチの出来
Gelo di Limoni
Limone, Zucchero, Gelatina
お腹は膨れたけれど、デザートの一つくらい行っとこ!ってな感じでオーダーしたのがこちらです。

一言でいうと………

🌟絶&品🌟

え?こんなおでんの大根テイストな見た目で何この旨さ!!!
主人も目👀を見開いてその美味しさに感動していました。

確かに濃厚な料理を立て続けに食べてきたから、さっぱりレモンのデザートは口の中を爽やかにリセットしてくれるんでしょう。
とはいえ……これは格別でしたね。
めっちゃくちゃ美味しかった。
しっかり舌の記憶に刻まれました。

お馴染みエスプレッソで〆。
お会計=113€
噂に違わず最高のクオリティでした。チッ、胃袋足りないわ……←まだ言ってる
さて、そろそろカターニアに戻るとしますか。

その前に…………
Bam Bar アゲイン🐱
ここ、ほんと好きになりました。

いちごとオレンジのグラニテ
いちごには案の定生クリームを。
はぁ、うまいわーーー。
夏を感じますねぇ🗿💦
お会計=8€
ふと足下を見たら、カワ(・∀・)イイ!!猫ちゃんがお昼寝😪
最高やろ!!!
しかし私の呼びかけにうんざりしたのか、場所移動を始めるつれないお方。
それでも一期一会の出会いにgrazie。

メッシーナ門を抜けたら、あとはバスターミナルを目指すだけです。
うぅ……切ない😭
ちゃんとバスも待機してます。
チケットはブースで購入。
帰りのバスは色々ひどかったけど、疲れていたせいでぐっすり寝てました。
渋滞にもひっかかったらしい。

カターニアのバスターミナルに到着した頃には真っ暗でした。

スーパーで軽く夜ご飯を。
サラダにはしっかり調味料がついてて、ありがたい。
モデナのバルサミコ酢×2
オリーブオイル
塩コショウ
トマトうまっ。
シャキシャキしてて良かったです。
※毎回買うことにしました
ノルウェーの高級?サーモンと、

モルタデッラ(量り売り)も追加。
生ハム系統はほんとお安い。
ありがてぇ……(*^^*)

この日の夜はとにかくよく眠れました。
ああ……タオルミーナ最高すぎた。
古代劇場で感じた風は一生忘れない。


続く……