ひさびさに?しっとりと霧に包まれた八島湿原です。梅雨の雰囲気が帰ってきました。霧は周りのものをやさしく見せます。真っ白な霧が急に晴れる瞬間は最高に気持ちがよいです。前にも書きましたが、湿原前の広場は霧がかかり易いです。ですので、広場から湿原のほうを見ても「真っ白でなにも見えない・・・」なんてこともよくあります。・・・が、あきらめないでくださいね!霧はいつまでも真っ白なままじゃありません。一時間も同じ場所にいれば、急に晴れることもよくあります。一時間も同じ場所にいられない!っていう方は、少し歩いてみてください。霧は広場だけにかかっていることもあるので、すこし歩けば簡単に霧をぬけられるかもしれません。おためしあれ☆
さて、霧がかかっていても面白い(興味深い)ものは目に飛び込んできます。
ぼろぼろのキアゲハ。
鱗粉もはげ、羽もぼろぼろ・・・。羽、シシウドの緑が透けています。一瞬、なんのチョウかわかりませんでした。でも近づいてよく見るとキアゲハ・・・。もう羽ばたいても飛べないようでした。今生きているかどうか・・・。このキアゲハの辿ってきた一生について考えてしまうような出会いでした。
こちらはバッタ(どういう種類かわからないのですが・・・)
草に抱きつくように死んでいました。実は最近、私はこのようなバッタをいくつも目撃していました。ススキとか、ヤナギランとかに抱きついて朽ちているやつを。写真のバッタはまだ死んで間もないようでした。不思議。どうしてこんな格好で死んでいるのだろう。
どうやらコレは菌の仕業だったようです。
世の中にはバッタに取り付いて、草に抱きつかせたまま死なせる菌がいるのです。
ことが起こっているのは木道のすぐ脇。
木道の外側、草原の内側では、なにが行われているかわかりません。私たちに見えてる部分なんて全体の100万分の1にも値しないのでしょう。
ま
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