去る7月23日(日)2017年度食育部会イベント “親子収穫体験を無事終了しました。
小雨が降る中大坪副会長が駆けつけてくれ開会のご挨拶をしてくださいました。。
大雨の予報が出されていたので開会宣言後は足早に畑へと向かいました
春に植えたジャガイモはシャドークイーン・ノーザンルビー・キタアカリの3種類
シャドークイーンとノーザンルビーの生育は順調でしたがキタアカリの生育が悪く不作だったのが残念でした。
それでもカラフルなジャガイモを手に取る度に子ども達から歓声があがりました
生憎の雨でしたが暑い日が続き土壌はからっからに乾燥しきっていたのか、水分を含んでいたのは表面だけでした
しかし天候は雨、空模様はど~んよりとした灰色の雲・・・自然界は敏感です。
大きなミミズが次々と土の中から顔を出してくれ普段の生活では見る事のできない巨大なミミズに子ども達は大興奮でした
今年はおまけの収穫もありました。梅雨の季節にも関わらず猛暑が続いた事もあってズッキーニが大きく大きく大~~きく育っていて
コミュニティーの会員さんのご好意でお化けズッキーニの収穫をさせていただきました
見た事のない大きさに大人は大爆笑、子どもは一番大きなズッキーニを狙って大喜びで収穫していました
収穫を楽しんだ後は第2部です。
今年は調理体験に代わりベジフルアートと藍の葉のたたき染めです
ジャガイモの切り口が黒褐色に変化する褐変反応を活かした簡単なベジアートを楽しみました。講師は三原です。
褐変反応は食品中の色素成分ポリフェノールが空気に触れることで起こる酸化が主な原因です。ジャガイモ以外にもゴボウ・ヤマイモ・リンゴ・バナナなどがあり、
食育部会ではバナナを使ったバナナートを体験しました。
大人も子どもも真剣に楽しそうに夢中にアートを楽しみました。❝お母さんありがとう❞と書いていたお子様もいてお母さんビックリ日々奮闘しているお母さんが大好きなんですね
ウェルカムボードの代わりに帰宅の遅いパパへ感謝の気持ちを伝えたい時バナナートは、ちょっとした日常の中に小さな幸せや喜びを与えてくれます。
バナナートの次は藍の葉のたたき染めです。食育部会の庄子さんの畑で育った藍の葉を利用させていただき講師は庄子さんです。
古新聞と古雑誌の上に白い布を敷き藍の葉を並べ動かないようにセロテープで固定しポリ袋をあてその上からハンマーでトントントントン
トントントントン・・・・トントントントン・・・・採りたての葉は水分を豊富に含んでいました。
図案の中にはハサミで葉をハートやうさぎの形にカットしたものもありました。ハンマーを使うのも始めて!始めての体験にみんな真剣に取り組んでいました
トントントントントントントントン・・・・布に色が付いたらここでの作業はおしまいです。お家に帰ったら1日程おいて洗剤で洗って乾いたら完成。
洗剤で洗うととっても綺麗な色が浮き上がってきます。
材料・・・染める布(Tシャツやハンカチ)
藍の葉
古新聞と古雑誌(布の下に敷く)
ハンマー
セロテープ(葉が動かないように止める)
ポリ袋
洗剤
木綿の布は布に付着している糊や汚れなどを取るために必ず前処理をしてください
1・ぬるま湯(約60度)5㍑に中性洗剤約10CC
2・シワにならないように、びょうぶだたみにして布を浸す
3・布を時々動かしながら、約15分浸す。洗い終わったら水洗いし脱水する
藍の葉のたたき染めが終わりそろそろお昼の時間です。お昼は野菜ソムリエの作るお弁当を❝ずっけろさん❞にお届けしてもらいました。
お弁当を戴き、収穫したジャガイモを片手に皆さん笑顔で畑を後にして行きました
参加者の感想
毎回参加させてもらっていますが今日も楽しかったです(パパ)
バナナで好きな絵を書けた事が楽しかった(小学生女子)
晴れの日のジャガイモ堀ばかりじゃなく雨の日のジャガイモ堀も違う体験ができて楽しかった(小学生女子)
お芋いっぱい掘れて楽しかった(小学生男子)
見た事のない虫と出会えて面白くて探しました(ママ)
虫がいて楽しかった(小学生男子)
食育部会では、これからも親子体験型イベントを続けて行きたいと思っております。
皆さまと一緒に楽しいイベントを作り上げて行きたいと思いますので、こんなことをしてみたい。こんなことをして欲しいなどの希望や提案がありましたら
是非お聞かせくださいませ。
総勢23名の皆様雨にもかかわらずご参加いただきありがとうございました。私達スタッフもとても楽しい1日でした