みやぎ野菜ソムリエの会

会員同士の相互交流と情報発信を目指し、各種勉強会、産地の視察研修等を自主的に行っていく野菜ソムリエ会員のコミュニティです

手作りこんにゃく体験会 

2016-12-10 11:39:45 | 食素材研のブログ

手作りこんにゃく体験会 報告 

11月27日(日)、2016年食素材研究部会第二弾イベント「手作りこんにゃく体験会」が行われました

 

12月まであと4日そろそろ冬の気配を感じつつ、会場のいずみの里ファームの野菜もネギ・白菜などの冬野菜に様変わりしはじめました

「手作りこんにゃく体験会」は午前中10時から、受講者16名(会員12名、一般4名)の参加で始まりました。

本日の主役のこんにゃく芋です

 

 わたし、こんにゃく芋ですの4歳

まずは、食素材研究部・成田部会長から、こんにゃく芋からこんにゃくを手作りし、市販のものと食べ比べを楽しむ企画であること。

これからのシーズン、お鍋やおでんの名脇役のこんにゃくを作ることができることなどお話がありました

講師は、美味安全野菜栽培士や食育コンダクターの資格もお持ちの只浦徳子部会員です野菜栽培のプロフェッショナルで、今回は3年以上、愛情込めて育ててきたこんにゃく芋をご提供いただきました

 

パカッ アクが強いからゴム手袋はめてね

只浦さんからレシピ説明があり、作業に入る前に・・・

まずは前日作った手作りこんにゃくと市販のものとの食べ比べ

わさびしょうゆと酢味噌で味わいの違いを感じましょう~

 

分かりますか?白い方が市販のこんにゃく、色の濃い方が手作りこんにゃくです

「食感がぜんぜん違う」「このぷるぷるはすごい!」「今までのこんにゃくの常識が変わった」「こんなにおいしいこんにゃくは初めて

こんなにおいしいこんにゃくが作れるなんて

参加者の皆様は手作りこんにゃくを作る気満々です(笑)

それではこんにゃく作り開始です。

①  こんにゃく芋500gの皮をむく

②  適当な大きさに切る(ミキサーで砕けるくらい)

③  水にさらす

④  ぬるま湯を準備2.5ℓくらい

⑤  ミキサーに何回かに分けて、こんにゃく芋とぬるま湯を入れてスイッチオン!!

⑥  ミキサーにかけたものを鍋に移動し、ミキサーに入れなかったぬるま湯を火にかけます。

 

 ↑とにかく混ぜる頑張れ頑張れ

⑦  最初は強火→ゴボッときたら中火で20~30分かき混ぜる。焦げつきやすいので注意

⑧  木べらですくってボトッと落ちるまで2秒くらいになればOK。

⑨  火を止め、熱湯で溶かした炭酸水素ナトリウム(食品添加剤)(こんにゃく芋500gに対し10g)を回し入れて、木べらで素早く混ぜる。

⑩  ここからが重要!素早く混ぜて一体化させる。とにかく混ぜる、混ぜる

 

うおぉ~固まってきたから混ぜにくいぃ~

高速こんにゃくまぜまぜ

チームプレイもすごい

 

できるだけ、こんにゃく芋の温度が熱いうちに混ぜるのがコツ。

⑪  すばやくタッパーへ入れる。このときタッパーは水で濡らしておくこと。

 

ここからの続きはご自宅で

⑫  持ち帰ったこんにゃくは、お好みにカットして30分茹でる。相当なアクがでる。

⑬  お湯を変えてさらに30分茹でる。

⑭  火からおろし水で冷やして完成。ぷるるんるん♪刺身・サラダ・お鍋でどうぞ

 

プルップルのトゥルットゥルです

【一般参加者の方からの感想】

こんにゃく芋が3年かけて成長すると聞き貴重な食材だと知りました。

今まで、作り方を気にせず食べていたこんにゃくが、こんなにも腕力と忍耐力が必要な食材とは思いませんでした。出来上がりは、こんにゃくとは思えない柔らかさでした

(一般参加 H・Mさん)

思っていたよりも体力を使う作業でした。前日にスタッフの方が作ったこんにゃくを試食させて頂いていたので「あの美味しいこんにゃくを作る為なら」と頑張れました😌

ゆずと糀醤油で食べましたが友達にも好評でした。材料が揃ったら直ぐに作りたいです

                             (一般参加 K・Yさん)

 

たかがこんにゃく、されどこんにゃく…です

こんにゃくを混ぜるのに手首や腕、そして腰も入れて、まぜまぜしたのでいい運動になったようです。体までポカポカし、初めてのこんにゃく作りに大満足のご様子でした。

(私ごとですが2日後に手首に激痛が・・・。何だこれはと思ったら、こんにゃく作りの筋肉痛が2日後に出ました(笑)手首痛すぎます(汗))

 

こんなに短時間で手作りこんにゃくができるなんてと驚きの声と、また開催してほしいという声を多数いただきました。

只浦講師 こんにゃくのおいしさと作る楽しみに感動しました

担当の皆さまご準備ありがとうございました

(文章 食素材研究部会 内海 京子)

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