3月に入り、だいぶ春らしい陽気になってきましたが、皆さまは新年度の準備でお忙しいかと思います。
そんな中、今月も宮城の旬野菜おすすめレシピをお伝えします。
今月のテーマ食材は「春告げ菜花・つぼみな」です。春告げ菜花は県内の南三陸地域で作られています。
それでは、春告げ野菜について少し書きましょう。
南三陸地域では昔から「コウナゴ」のことを春告げ魚、「ウグイス」のことを春告げ鳥
と呼んで親しんできたことから、それにちなみ冬から早春に栽培される野菜を「南三
陸春告げ野菜」と名付けました。「南三陸春告げ野菜」は、ちぢみほうれんそう、
ちぢみゆきな、ちぢみ小松菜、春立ちなばな、菜花、アスパラ菜、ふきのとうの７品です。
生産面積、出荷量は震災前と比較して30～40％減少していますが、今年も「復興の
春」を告げる野菜を期間限定で栽培しているそうです。
それではレシピの紹介です。
つぼみ菜と人参の白和え
～つぼみ菜のほろ苦さが甘い白和えとよく合います～
＜材料＞
つぼみ菜 １ワ、 人参 ５ｃｍ、 木綿豆腐 １/２丁（２００g）、 くるみ ６０ｇ、 白みそ 大さじ１1/2、
砂糖 大さじ１、 白だし 小さじ１
＜作り方＞
① つぼみ菜は洗って、塩を加えた熱湯で２，３分茹でます。人参は４ｃｍの短冊切りにしてラップをし、
柔らかくなるまで電子レンジにかけます。
② 和え衣を作ります。木綿豆腐はクッキングペーパーに包み、電子レンジに２分かけ水分をきります。
くるみは皿にひろげ、電子レンジに２分かけから炒りします。
③ くるみをフードプロセッサーに１分ほどにかけ細かくし、砂糖、白みそ、木綿豆腐を加えて更に１～２分
なめらかになるまで撹拌します。白だしを加えて和え衣もの来上がり。
④ つぼみ菜、人参を箸で和え衣とよく混ぜてれば完成です。
＜コツ・ポイント＞
つぼみ菜は、火が通りやすいので茹でる時は少し硬めに茹でると歯ごたえよく仕上がります。
＜レシピの生い立ち＞
つぼみ菜のお浸しをよく作りますが、今回は人参と一緒にくるみの白和にしたらどんな味だろうと思い
チャレンジしてみました。春の香りのつぼみ菜のほろ苦さが、白和えとよく合い食べやい一品になると思います。
クックパッドにもこのレシピを掲載しております。
クックパッド版はこちらから
（レシピ作成：ＪＵＮＫＯ.ＳＡＴＯ）
白和えにもつぼみ菜が合いそうですね。
皆さんも作ってみて下さいね。
4月のテーマ食材はスーパーや直売所で手に入る、県内産の「今が旬の野菜」
です。お楽しみに！！
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