前進座、初観劇の感想です。
①佐倉義民伝
じつはこの芝居、以前勘九郎(新勘三郎)が歌舞伎座でやって好評だったときは諸般の事情で見に行かず、先代勘三郎がやったときのビデオを見たことがあったのみ。というわけで、生の舞台は初めてだったのですが、なかなか舞台栄えするいい芝居ですね。
話は有名な史実。江戸時代、藩主の悪政に苦しむ農民を救うために将軍に直訴して磔の刑になった佐倉宗五郎の物語。恥ずかしなが . . . 本文を読む
楽天・三木谷オーナーが、報道陣の前で、「なんか野球も興味なくなってきちゃったな」とつぶやいたとか。そもそも、選手に激励の詩なんか贈るような人だから、私とはセンスが合わないのだが、これはなんだか…。
もちろん、不用意に飛び出した発言だし、独り言のようなものなのかもしれないが、これってないんじゃないって気がする。地域に支えられた、いわば社会的存在のはずのプロ野球チームのオーナーが言っていい言葉ではな . . . 本文を読む
5月14日(土)は、ある関係のお招きで、国立劇場でやっている前進座公演「佐倉義民伝・権三と助十」を観に行ってきました。劇評は別の機会に譲るとして、国立劇場の舞台裏をちょっとだけ見学させてもらったのと、終演後前進座の役者さんとの交流会にも出席させてもらい、忘れがたい一夜となりました。
芝居の幕間で、国立劇場内の関係者用の食堂でラーメン(380円)を食べていたところ、隣の席を見るとなんと、竹本住大夫 . . . 本文を読む