切られお富!

歌舞伎から時事ネタまで、世知辛い世の中に毒を撒き散らす!

『いい加減、人生録』 市川左團次 著

2015-01-04 14:44:46 | 超読書日記
「左團次 再婚」で検索するとわたしのブログが上位に出てくるらしくて、さすがに高島屋は知らないでしょうが、恐縮なんですよね。大した記事を書いたわけでもなかったし。そこで、罪滅しじゃないけど、ご本人が自ら再婚について語っている本を紹介することにしました。電子書籍なんだけど、この本はお得感あります。オススメ!

この本、去年の8月に出ているので、以前出ていた自伝『俺が噂の左團次だ』の続編的意味合いがありますね。亡くなった勘三郎や團十郎の話。そして、現在の奥さんや愛犬の話など。

個人的に気になっているのは、左團次襲名の頃に出演したドラマ「高野聖」(もちろん泉鏡花原作)で、日活ロマンポルノの伝説的な女優田中真理と共演しているというくだり。映像は残ってないでしょうね~。面白そうなんだけどな~。

ということで、詳しくはこの電子書籍をご覧下さい。画像もとても良いです。

それと、個人的な願いとして、高島屋には、一日で良いから勧進帳の弁慶をやってほしい。毎度常陸坊が持ち役になっていますが、自主公演で一日だけなら体力的にも大丈夫でしょう。そのときは、冨樫が仁左衛門か吉右衛門、義経は菊五郎かな~。

PS:ちなみに、わたし、結構なKindleユーザーです。渡辺保さんの『歌舞伎手帖』もKindleに入れているし、洋書なんかは値段的にも、辞書機能が使える点からも断然便利。去年は太功記十段目の床本の電子書籍が重宝しました。部数のでない本は電子書籍で価格を抑ええくれれば個人的には十分ですね。以上、蛇足でした。



いい加減、人生録 市川左團次
クリエーター情報なし
小学館
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« わたしが選ぶ2014年歌舞... | トップ | Intermission »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

超読書日記」カテゴリの最新記事