インドを旅した日のこと、ニューデリーからバラナシまでの列車の車中、同席したインド人の家族と会話にならない会話を展開していたところ、「日本といえば、ヒロシマ、ヒロシマ」と連呼されて驚いたことがある。ま、それぐらい世界中で有名なんですよ。ちなみに、わたしの列車の席は、毛布も貸してくれないくらいの安い席でした!
で、アラン・レネ監督の1959年の映画『二十四時間の情事』の原題が「Hiroshima mon amour」だというのは、Hiroshimaという固有名詞の知名度をあげるのに、それなりの貢献があったんじゃないでしょうか。マルグリット・デュラスの原作でもありますしね。
映画の方は、フランス人女優と日本人男性のひとときの邂逅という、今となってはちょっとくさいものではありますが、全編に及ぶ広島ロケが、今となっては、時代を知る貴重な資料。この映画独特の実景描写が、次作でかつ永遠の名作『去年マリエンバートで』(1961)につながるわけで、ま、映画としても、基礎教養の一本でしょうね~。
ちなみに、原爆問題を扱った古い映画といえば、今村昌平の『黒い雨』に先行して、蔵原惟繕監督、吉永小百合、渡哲也主演の『愛と死の記録』(1966)もありました。吉永小百合の原爆詩朗読はこの作品がきっかけだそうですね。
ところで、8月6日の広島には行ったことないんですが、8月9日の長崎には行ったことがあります。当日の現地にいると、東京にいるのとは違う何かがありますね。これはうまく言葉にできないんですが・・・。
ということで、日本人は何を発信するのかって、今や彼の地ばかりじゃないなとは思います。
で、アラン・レネ監督の1959年の映画『二十四時間の情事』の原題が「Hiroshima mon amour」だというのは、Hiroshimaという固有名詞の知名度をあげるのに、それなりの貢献があったんじゃないでしょうか。マルグリット・デュラスの原作でもありますしね。
映画の方は、フランス人女優と日本人男性のひとときの邂逅という、今となってはちょっとくさいものではありますが、全編に及ぶ広島ロケが、今となっては、時代を知る貴重な資料。この映画独特の実景描写が、次作でかつ永遠の名作『去年マリエンバートで』(1961)につながるわけで、ま、映画としても、基礎教養の一本でしょうね~。
ちなみに、原爆問題を扱った古い映画といえば、今村昌平の『黒い雨』に先行して、蔵原惟繕監督、吉永小百合、渡哲也主演の『愛と死の記録』(1966)もありました。吉永小百合の原爆詩朗読はこの作品がきっかけだそうですね。
ところで、8月6日の広島には行ったことないんですが、8月9日の長崎には行ったことがあります。当日の現地にいると、東京にいるのとは違う何かがありますね。これはうまく言葉にできないんですが・・・。
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