もちろん、「ロックの殿堂」があるのは以前から知っていたけど、どうもロックに「殿堂」というのは似つかわしくないと思ってしまうんですよね、私は。
「殿堂」という発想自体が、いかにもアメリカのショービジネス的な発想なんだろうけど、私にとってのロックって「独りでこっそり聴くもの」なんだな…。全盛期のデビット・ボウイから、ルー・リード、スミス、モリッシー、ビーチ・ボーイズ、XTC、エルビス・コステロ、マービン・ゲイ&タミー・テレル(何だか古いものばかりになってきた。)、ペーブメント、ウィーザー、そして椎名林檎(あんまり新しくないですね、やっぱり。)に至るまで、どんなに私の「孤独な魂(?)」を癒してくれたことか。
最近つくづく思うのは、ロックも歴史が長くなってきて、エスタブリッシュされてきたなあ、ということ。ロック名盤ガイドの類も増えたし、いわゆる名盤は廉価盤になったり、TSUTAYAに揃っていたり、で手に入りやすくなった。個々人の思い入れとは別に入手自体は楽になり、その反動なのか一種の「権威付け」みたいなことも進んできているように思える。
そもそもU2があまり好きではないので、いちゃもんつけてる面もあるのだけど(どうもボノっていうのが苦手なんですよ、わたしは。それに評論家が過大評価しすぎ。)、権威とは埒外のところにあるのがロックだったんじゃないの?って思っているのは私だけかな?お仲間意識だけの日本の歌番組に対する違和感に近いものが、この「殿堂」に対してもあるんだな…。
誰からも祝福されない魂のために鳴ってるロックは、殿堂入りレセプションの華やかさとは遥かに遠いところで、確実に鳴ってるし、聴かれていると思うんですけどね…。
まあ、ここ1年くらいはクラシックばかり聴いてる私だけど…。
PS:いっとき、友人の影響でフィリーソウル、ギャンブル&ハフ関連を聴いていたことがあったので、オージェイズは良いよなあ。プリテンダーズやパーシー・スレッジも悪くないし、バディ・ガイはちゃんと聴いたことないなあ…。ということは、やっぱりU2が嫌いなだけ、って言われそうだな、否定はしないけど。
U2がロックの殿堂入り (ロイター) - goo ニュース
「殿堂」という発想自体が、いかにもアメリカのショービジネス的な発想なんだろうけど、私にとってのロックって「独りでこっそり聴くもの」なんだな…。全盛期のデビット・ボウイから、ルー・リード、スミス、モリッシー、ビーチ・ボーイズ、XTC、エルビス・コステロ、マービン・ゲイ&タミー・テレル(何だか古いものばかりになってきた。)、ペーブメント、ウィーザー、そして椎名林檎(あんまり新しくないですね、やっぱり。)に至るまで、どんなに私の「孤独な魂(?)」を癒してくれたことか。
最近つくづく思うのは、ロックも歴史が長くなってきて、エスタブリッシュされてきたなあ、ということ。ロック名盤ガイドの類も増えたし、いわゆる名盤は廉価盤になったり、TSUTAYAに揃っていたり、で手に入りやすくなった。個々人の思い入れとは別に入手自体は楽になり、その反動なのか一種の「権威付け」みたいなことも進んできているように思える。
そもそもU2があまり好きではないので、いちゃもんつけてる面もあるのだけど(どうもボノっていうのが苦手なんですよ、わたしは。それに評論家が過大評価しすぎ。)、権威とは埒外のところにあるのがロックだったんじゃないの?って思っているのは私だけかな?お仲間意識だけの日本の歌番組に対する違和感に近いものが、この「殿堂」に対してもあるんだな…。
誰からも祝福されない魂のために鳴ってるロックは、殿堂入りレセプションの華やかさとは遥かに遠いところで、確実に鳴ってるし、聴かれていると思うんですけどね…。
まあ、ここ1年くらいはクラシックばかり聴いてる私だけど…。
PS:いっとき、友人の影響でフィリーソウル、ギャンブル&ハフ関連を聴いていたことがあったので、オージェイズは良いよなあ。プリテンダーズやパーシー・スレッジも悪くないし、バディ・ガイはちゃんと聴いたことないなあ…。ということは、やっぱりU2が嫌いなだけ、って言われそうだな、否定はしないけど。
U2がロックの殿堂入り (ロイター) - goo ニュース
U2嫌い…なんとなく共感します。ぼくも、かれらの(というかボノの)なんか必要以上にシリアスで冗談通じなさそうなところが嫌いなんですよね。ロックにはユーモアの精神がないとね。
ところでお富さんはライブエイドのDVDごらんになりました?これはけっこうバカにしたもんじゃないですよ。笑えるもの、思わず姿勢を正してしまうもの、玉石混交でいろいろでしたが、80年代ロックを再発見、楽しめました。U2、クイーン、ザ・フーなどのパフォーマンスは本当に感心しましたし、レッツ・ダンスの頃のデヴィッド・ボウイなんかも、当時はバカにしてたけど、今見ると結構いいじゃんと思えたり。そうそう、ブライアン・ウィルソンとビーチ・ボーイズも一緒に出ていましたよ。ブライアン、この頃ちょうどユージン・ランディ博士のセラピーで立ち直ったばかりの頃でしょうか?痩せていてハンサム、元気いっぱいなので驚きました。
モリッシーは出てなかったですね。ま、こういうものにモリッシーが出るわけないか(笑)ロッキン・オンを毎月必死に読んでいたあの頃が懐かしいです。
U2もギターのエッジはカッコいいんですけどね…。それと、ライブ・エイドのDVD、今度見てみます。私は中学生時代、じつはツェッペリンが好きで、ライブ・エイドのツェッペリン再結成のシーンだけ見たことがありますが、ビックリしました、あまりに無惨で!(笑)。ほとんど解体されたかのような、「ロック&ロール」と「胸いっぱいの愛を」に仰天しました。
つくづく思いましたよ、若さを保つのって大変なんだなと。そういう意味ではストーンズって凄いですよね、演奏力も衰えてないみたいだし。
ライブ・エイドのDVDではツェッペリン登場シーンはカットされていました!あまりひどかったので本人たちが許可しなかったのでしょうか?(笑)見たかったですねぇ、それ。