長らくご無沙汰しております。切られお富でございます。「毎日書く」と言い出すと更新が途切れるなんて話もありますが・・・。さて、もう夏も終わりですね。結局、暑さのピークも大過なく終わり、「節電」は何だったんだと思う毎日・・・。ところで突然ですが、どういうわけか、8月31日って、センチメンタルな気分になりますね。で、夏の終わりで思い出したのが、『ティファニーで朝食を』のトルーマン・カポーティの姉貴分(だった)カーソン・マッカラーズの『夏の黄昏』!この小説は従来「結婚式のパーティ」という題名で知られていたものを、翻訳家の加島詳造さんが新訳し、福武文庫から出ていました!絶版は惜しいな~。というわけで、簡単に・・・。
ひょろひょろと背の高い思春期の女の子フランキー。孤独な彼女のひと夏の物語なのですが、特に大きな事件が起こるでもなく、カーソン・マッカラーズ独特の文章を味わうための小説だった、というのがわたしの感想・・・。
ですが、随分前に読んだので、再読しようかな~という気分の記事だったりします。
カーソン・マッカラーズはアメリカ南部が生んだ優れた小説家たちの系譜に連なる人で、フォークナーやウィラ・キャザーと並べられて語られたりもしますが、どこか感性に都会的な部分もあるような気がして、カポーティの『遠い声遠い部屋』なんかが好きな人には楽しめると思います。
ただ、入手可能な本が少ないのは問題ですけどね~。この人の『心は淋しき狩人』なんて、どういうわけかタイトルばかりが引用されますが、さてこの小説自体はどれくらい読まれているんだと?
というわけで、「試運転記事」でした。
ま、ぼちぼち復活します。ツッターも含めて。
ひょろひょろと背の高い思春期の女の子フランキー。孤独な彼女のひと夏の物語なのですが、特に大きな事件が起こるでもなく、カーソン・マッカラーズ独特の文章を味わうための小説だった、というのがわたしの感想・・・。
ですが、随分前に読んだので、再読しようかな~という気分の記事だったりします。
カーソン・マッカラーズはアメリカ南部が生んだ優れた小説家たちの系譜に連なる人で、フォークナーやウィラ・キャザーと並べられて語られたりもしますが、どこか感性に都会的な部分もあるような気がして、カポーティの『遠い声遠い部屋』なんかが好きな人には楽しめると思います。
ただ、入手可能な本が少ないのは問題ですけどね~。この人の『心は淋しき狩人』なんて、どういうわけかタイトルばかりが引用されますが、さてこの小説自体はどれくらい読まれているんだと?
というわけで、「試運転記事」でした。
ま、ぼちぼち復活します。ツッターも含めて。
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