キューバに関する情報が極めて少ないという話は前の記事で書きましたが、では一体何を参考にするのがいいのか?あくまで私見ですが、何冊か本をご紹介しましょう。
☆ ☆ ☆
①「地球の歩き方 カリブ海の島々」
ご存知「地球の歩き方」。でも、この本はカリブ海の島々を一冊にまとめたもので、残念ながら情報量は多くないです。でも、ないよりましというか、地図なんかはやっぱりこの本のものが旅行者には見慣れているでしょうから、とりあえずキープってところでしょうか・・・。
②「キューバ案内」
この本は日本語で出ているキューバ情報としては最も詳しい内容です。しかし、ひとつ大きな問題が・・・。それは、この本自体が絶版で情報が古いこと!でも、後述するつもりのツーリスト・カード(旅行者用のビザ)のコピーなど重要情報が満載だし、ホテルやレストランの情報は非常に役立ちます。というわけで、アマゾンで古本を購入することをオススメします。というより、出版社は改訂版を出すべきだと思うんですけどねぇ~。(出しても売れないってことなのかな?)
③「LONELY PLANET CUBA」
これは海外版「地球の歩き方」みたいな旅行情報本シリーズで、全編英語ながら世界で最も詳しいキューバ・ガイドブックといえるでしょう。ただ、ちょっと詳しすぎるのと、全編英語であることがストレスにはなるかもしれませんね~。ただ、日本のガイドブックと違って、売春婦の話が出てきたり、キューバの同性愛者事情の記事があったりと、読み物としての面白さもあって、こういう出版物は日本では作られないだろうなって気もするなあ~。なお、大型洋書店に出向いて買うより、アマゾンで買うほうがお得。というわけで、この本も旅のお供としては必携ですですね!
④「旅の指さし会話帳 キューバ」
キューバで困ることのひとつに言葉があります。というのも、キューバでは英語はほとんど通じません。スペイン語なんです!というわけで、この本は非常に役に立つし、即戦力。というわけで、これまた必携ってところでしょう。なお、なお、簡単なスペイン語会話については、NHKの「テレビ・スペイン語会話」がおすすめ。半年でワンクールですが、旅行外国語レベルでしたら、これだけでかなりいけます。録画して繰り返し見て練習するといいですよ!
★ここからは、必携本ではなく参考文献ということで・・・。
⑤「キューバ紀行」堀田善衛 著
キューバ革命初期にキューバへ渡航した芥川賞作家がいたって、ちょっと信じられますか?「広場の孤独」で知られる芥川賞作家・堀田善衛がキューバ革命初期を取材した本がコレ。なにしろ、堀田氏がキューバに行ったときは、ゲバラがまだ生きていて、キューバで大臣をやっており、集会でその姿を見てるんですから、エ~っていう感じなること請合います。また、キューバの歴史や資本主義と帝国支配が結びついている南米社会の問題についても判りやすく解説がなされており、この本を読んだかどうかでキューバに対する見方が変わるのではないでしょうか?
というわけで、行く前に絶対読んで欲しい一冊!ただし、この本って絶版になっているので図書館で借りるか、アマゾンで古本を買うかするしかないのが難点。でも、アマゾンではただみたいな値段で取引されてますけどね~。
⑥「キューバでアミーゴ!」たかのてるこ 著
前述の本が遠い昔の日本人渡航記録だとすると、コチラはかなり新しいキューバ事情ってことになりますか~。これは「ガンジス川でバタフライ」で知られるトラベル・ライターたかのてるこさんのキューバ旅行記ですが、キューバ人の生態についてかなり突っ込んで書かれている稀有な本ではないですかね~。
で、読んだ人は、「この本は誇張されている」って感想を持つかもしれませんが、現地に行くと違うんだなあ~これが。わたしが知る限り、キューバ人ってほんとにこんな感じ。というわけで、結構リアルなレポートですよ、コレ。
⑦「新世界のビート―快楽のキューバ音楽ガイド」 村上龍 著
これまたなぜか絶版みたいなのですが、キューバ通(?)の作家・村上龍によるガイドブック。音楽に関してはかなり詳しいので、音楽ファンは必携。
でも、旅のアドバイスのページが見開きで2ページ分しかなく、「お金がないならスペイン語を学ばなければキューバは楽しめない」という極めてストレートな結論というのはいかがなものか?
ただ、言ってる事は正しいと思うんですけどね~。というわけで、参考程度か・・・。
⑧「キューバ・トリップ」 高橋慎一 著
どっちかっていうと、旅する前より旅した後に眺めたくなるタイプの本。写真がいいです。キューバの何気ない町並みとか人々の雰囲気がよく出ていて・・・。
なお、最後の方に見開き1ページで旅の役立ち情報が載っています。わたしはここだけコピーして持って行きましたけど!
☆最後に・・・。
上記の本だけだと、ハバナ市内の地図が不十分です。なので、街中にあるツーリスト・インフォメーションで地図を買うといいでしょう。
1CUC以下(1cucはおおむね百円くらいかな。)からありますから、中身を見せてもらってお好きなものをどうぞ!
因みにわたしは2cucくらいのモノを使っていました。購入した場所はヘミングウェイの常宿だったホテル「アンボス・ムンドス」のある通りのところです!
以上!ご参考に!!
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①「地球の歩き方 カリブ海の島々」
ご存知「地球の歩き方」。でも、この本はカリブ海の島々を一冊にまとめたもので、残念ながら情報量は多くないです。でも、ないよりましというか、地図なんかはやっぱりこの本のものが旅行者には見慣れているでしょうから、とりあえずキープってところでしょうか・・・。
B24 地球の歩き方 カリブ海の島々 2007~2008 (地球の歩き方 B 24)ダイヤモンド社このアイテムの詳細を見る |
②「キューバ案内」
この本は日本語で出ているキューバ情報としては最も詳しい内容です。しかし、ひとつ大きな問題が・・・。それは、この本自体が絶版で情報が古いこと!でも、後述するつもりのツーリスト・カード(旅行者用のビザ)のコピーなど重要情報が満載だし、ホテルやレストランの情報は非常に役立ちます。というわけで、アマゾンで古本を購入することをオススメします。というより、出版社は改訂版を出すべきだと思うんですけどねぇ~。(出しても売れないってことなのかな?)
キューバ案内 (ワールドトラベル)樋口 聡三修社このアイテムの詳細を見る |
③「LONELY PLANET CUBA」
これは海外版「地球の歩き方」みたいな旅行情報本シリーズで、全編英語ながら世界で最も詳しいキューバ・ガイドブックといえるでしょう。ただ、ちょっと詳しすぎるのと、全編英語であることがストレスにはなるかもしれませんね~。ただ、日本のガイドブックと違って、売春婦の話が出てきたり、キューバの同性愛者事情の記事があったりと、読み物としての面白さもあって、こういう出版物は日本では作られないだろうなって気もするなあ~。なお、大型洋書店に出向いて買うより、アマゾンで買うほうがお得。というわけで、この本も旅のお供としては必携ですですね!
Lonely Planet Cuba (Lonely Planet Cuba)Lonely Planetこのアイテムの詳細を見る |
④「旅の指さし会話帳 キューバ」
キューバで困ることのひとつに言葉があります。というのも、キューバでは英語はほとんど通じません。スペイン語なんです!というわけで、この本は非常に役に立つし、即戦力。というわけで、これまた必携ってところでしょう。なお、なお、簡単なスペイン語会話については、NHKの「テレビ・スペイン語会話」がおすすめ。半年でワンクールですが、旅行外国語レベルでしたら、これだけでかなりいけます。録画して繰り返し見て練習するといいですよ!
旅の指さし会話帳13キューバ (ここ以外のどこかへ!)滝口西夏情報センター出版局このアイテムの詳細を見る |
★ここからは、必携本ではなく参考文献ということで・・・。
⑤「キューバ紀行」堀田善衛 著
キューバ革命初期にキューバへ渡航した芥川賞作家がいたって、ちょっと信じられますか?「広場の孤独」で知られる芥川賞作家・堀田善衛がキューバ革命初期を取材した本がコレ。なにしろ、堀田氏がキューバに行ったときは、ゲバラがまだ生きていて、キューバで大臣をやっており、集会でその姿を見てるんですから、エ~っていう感じなること請合います。また、キューバの歴史や資本主義と帝国支配が結びついている南米社会の問題についても判りやすく解説がなされており、この本を読んだかどうかでキューバに対する見方が変わるのではないでしょうか?
というわけで、行く前に絶対読んで欲しい一冊!ただし、この本って絶版になっているので図書館で借りるか、アマゾンで古本を買うかするしかないのが難点。でも、アマゾンではただみたいな値段で取引されてますけどね~。
キューバ紀行 (集英社文庫)堀田 善衛集英社このアイテムの詳細を見る |
⑥「キューバでアミーゴ!」たかのてるこ 著
前述の本が遠い昔の日本人渡航記録だとすると、コチラはかなり新しいキューバ事情ってことになりますか~。これは「ガンジス川でバタフライ」で知られるトラベル・ライターたかのてるこさんのキューバ旅行記ですが、キューバ人の生態についてかなり突っ込んで書かれている稀有な本ではないですかね~。
で、読んだ人は、「この本は誇張されている」って感想を持つかもしれませんが、現地に行くと違うんだなあ~これが。わたしが知る限り、キューバ人ってほんとにこんな感じ。というわけで、結構リアルなレポートですよ、コレ。
キューバでアミーゴ!たかの てるこ幻冬舎このアイテムの詳細を見る |
⑦「新世界のビート―快楽のキューバ音楽ガイド」 村上龍 著
これまたなぜか絶版みたいなのですが、キューバ通(?)の作家・村上龍によるガイドブック。音楽に関してはかなり詳しいので、音楽ファンは必携。
でも、旅のアドバイスのページが見開きで2ページ分しかなく、「お金がないならスペイン語を学ばなければキューバは楽しめない」という極めてストレートな結論というのはいかがなものか?
ただ、言ってる事は正しいと思うんですけどね~。というわけで、参考程度か・・・。
新世界のビート―快楽のキューバ音楽ガイド村上 龍新潮社このアイテムの詳細を見る |
⑧「キューバ・トリップ」 高橋慎一 著
どっちかっていうと、旅する前より旅した後に眺めたくなるタイプの本。写真がいいです。キューバの何気ない町並みとか人々の雰囲気がよく出ていて・・・。
なお、最後の方に見開き1ページで旅の役立ち情報が載っています。わたしはここだけコピーして持って行きましたけど!
キューバ・トリップ―“ハバナ・ジャム・セッション”への招待 (私のとっておき)高橋 慎一産業編集センターこのアイテムの詳細を見る |
☆最後に・・・。
上記の本だけだと、ハバナ市内の地図が不十分です。なので、街中にあるツーリスト・インフォメーションで地図を買うといいでしょう。
1CUC以下(1cucはおおむね百円くらいかな。)からありますから、中身を見せてもらってお好きなものをどうぞ!
因みにわたしは2cucくらいのモノを使っていました。購入した場所はヘミングウェイの常宿だったホテル「アンボス・ムンドス」のある通りのところです!
以上!ご参考に!!
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