切られお富!

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政治家の英語力について。

2009-02-24 23:59:59 | 政治少女死なず(反アベ宣言!)
麻生太郎の英語がじつはかなりひどいという話は、「英語学習が趣味」という人間の多いこの国では以前からひそかに話題になっていましたが、どうもやっぱりひどいみたいですね~。にもかかわらず、「得意の外交、得意の英語」というキャッチフレーズを使い続けているマスコミ人士の英語レベルが、じつは問われているってことなんじゃないかしら?

そもそも、初代総理大臣伊藤博文は明治天皇の英語の通訳担当だったことから、総理大臣に抜擢されたという経緯もあるくらい、総理大臣と英語って、じつは古くからある話題だったみたい。

ただ、近年の政治家の英語力問題って、なんだか戦後日本人の英語コンプレックスの反映でしかない印象で、所詮手段的な価値しかないはずの政治家の語学力が「発音」の問題で語られるのはいかがなものか?

というか、日本人にとって英語力とは「発音」のことなんだってことがわたしにわからないなあ~ってところではありますけどね~。

で、足早に結論を言っておくと、わたしは政治家の英語力なんてカウント不要というか、しゃべれてもしゃべらなくても交渉力さえあればOKだって考え方です。

というのも、TOEIC何点というだけの話で、渉外担当みたいな仕事をさせちゃったりするととんでもないことになったりするからで、こういう場合は、英語力より法律知識の方が重要だったりするんですよ。

にもかかわらず、<英語が話せる>=<英語の仕事は何でもできる>と勘違いしがちな日本の社会。(冗談じゃなく、こういう話は結構聞く。)

どうやったら、<英語幻想>の呪縛から逃れられるんでしょうかね?

なお、麻生太郎は某番組で自分のことを「国会議員」ですと紹介する際、国会を"diet"でなく、"parliament"といったそうですが、これは発音の問題だけじゃないな・・・、たぶん。
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