切られお富!

歌舞伎から時事ネタまで、世知辛い世の中に毒を撒き散らす!

矢田は矢田でも、亜希子じゃなくて津世子!

2009-08-09 23:59:59 | 超読書日記
わたし、矢田亜希子も押尾学も全然興味がなくて、名前だけ聞いたことがあるという程度の認識だったんですが、大変なことになっているんですね。というか、それでも、やっぱり全然関心なかったりして…。ま、矢田は矢田でも、どっちかっていうと津世子だったら興味あるんですけどね~。坂口安吾を振った女性です!(とっても美人!)

矢田亜希子が離婚届提出、夫の逮捕で決意(日刊スポーツ) - goo ニュース

戦前の女流作家マイナー御三家といえば、尾崎翠、野溝七生子、矢田津世子の三人なんだけど、ハッカ臭い少女文学のりの尾崎、野溝に比べて、矢田は坂口安吾との関係ばかりが取り沙汰されて、いまいち作品が語られないんですよね~。(早死にしたせいもあるけど…。)

なので、改めて読まれるといいなあ~なんて、無理やり記事にしてみました!

ところで、坂口安吾夫人で『クラクラ日記』の著者、坂口三千代さんは矢田津世子の全集は持っているけど、読んだことがないって、野坂昭如との対談で言ってましたっけ!女ってそうなんだよね~。

というわけで、興味のある方はどうぞ!

神楽坂・茶粥の記―矢田津世子作品集 (講談社文芸文庫)
矢田 津世子
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クラクラ日記 (ちくま文庫)
坂口 三千代
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吹雪物語 (講談社文芸文庫)
坂口 安吾
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追憶 坂口安吾
坂口 三千代
筑摩書房

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(参考)
第七官界彷徨 (河出文庫)
尾崎 翠
河出書房新社

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女獣心理 (講談社文芸文庫)
野溝 七生子
講談社

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