切られお富!

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<訃報> 映画監督 エドワード・ヤン

2007-07-04 22:52:17 | アメリカの夜(映画日記)
台湾の映画監督エドワード・ヤンが亡くなったそうだ。享年59歳。まだ、若いなあ~。ご冥福をお祈りいたします。

・台湾の映画監督、エドワード・ヤンさん死去(朝日新聞)
・エドワード・ヤン(ウィキペディア)

といっても、正直なことを言うと、わたしはこの監督の突然の死に驚いたと同時に、享年59歳ときいて、もっと若い監督だと勘違いしていた。

それくらいみずみずしさをもった作品を撮っている監督だというイメージだったんだけど、ここしばらく名前を聞かなかったので、どうしたのかと思っていたら、闘病生活を送っていたのだそうだ。

作品的には、『恐怖分子』や『枯嶺街少年殺人事件』がとても有名だけど、わたしはむか~し映画館で見た『エドワード・ヤンの恋愛時代』が忘れられないなあ~。(まだ、パンフレットを持ってる。)

特に、ストーリーどうこうというより、瞬間や細部を大事にする画作りというものに惹かれたし、個人的には中国語圏の監督のなかでとても好きな監督の一人でした。

だから、ひとりでも多くの人に彼の作品を見てもらいたいですね。

エドワード・ヤンの恋愛時代

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2 コメント

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本当に残念です (蝙蝠お高)
2007-07-07 22:20:27
とても恥ずかしいのですが、私は「残菊物語」と「旅芸人の記録」を見て追悼いたしました。そして、これまた恥ずかしいのですが、近所に彼の作品を置いている店がございませんで…これを機に置いてくれることを願う日々です。リクエストすることこそ追悼になるんでしょうかね…合掌…です。
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こんばんは。 (切られお富)
2007-07-09 00:52:10
中国語圏の監督たちも、商業主義に流れていったケースが多くて、いまちょっと曲がり角ですよね。

で、エドワード・ヤンみたいな監督あたりから忘れ去られてしまいそうで、困ったものだと思います。

ネットでもいいから語り継ぐってことしかないのでしょうね・・・。
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