切られお富!

歌舞伎から時事ネタまで、世知辛い世の中に毒を撒き散らす!

BSアニメ夜話 『新世紀エヴァンゲリオン』を観た!

2005-03-29 07:52:47 | TVピープル
はぁ~。(溜息) 改めて言うのも恥ずかしいのですが、大好きなんですよね、『エヴァ』!!

3月の国立劇場の劇評でなんとなくお気づきの方もいたかと思いますが、『エヴァ』を取り上げるためにBSアニメ夜話はあるんじゃないかとさえ思っていたくらいで、ほんとに待ち遠しかった。

もちろん、今回の番組でも語りつくせてはいなかったけど、『エヴァ』について言葉が交わされているだけでOKという心情なんですよね。(こういうのはわかってもらえるのだろうか?)

わたしと『エヴァ』の出会いは、リアルタイムより少しあと。あんまり話題になっているので、話の種にビデオを観たのが始まりで一気にハマってしまった。

何がいいのかというのは、いわく説明しがたいのだけど、わたしにとっては、中一の時に読んだ高橋源一郎の『さようならギャングたち』以来の衝撃だったといえばわかっていただけるだろうか?あるいは映画で言うと、レオス・カラックス監督の『ボーイ・ミーツ・ガール』を観たときの感覚というか…。あえて簡単に言うと、作り手心をおおいにくすぐる表現だったってことかな?

この作品が作られた1995年ごろといえば、わたしは既にいっぱしの映画オタクで、学校をサボりまくりながら、年間300本前後は映画館で映画を観ていたし、そこそこに本読みでもあった時期で、なおかつこないだもちょっと書いたけど(地下鉄サリン10年)、いろんなことに巻き込まれかけたりしていた時期。そんな時代にどこかシンクロしていた作品だったのは確かだと思う。
地下鉄サリン10年。

ほんとは難しいことを言いたい誘惑に駆られる作品ですが、敢えて言いません。ただ、文学、ロック、エヴァは私の中でどこか繋がっていて、歌舞伎、落語、ジャズ、クラシックとは違う分類なんですよね。<創造>と<解釈>の違いというか…。

因みに、私は女性キャラは一通り好きで、男性キャラにはそれほど共感しない口ですが…。

アニメ夜話第3弾
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